昨日、特別支援学校のPTAが主催する、福祉事業所合同説明会に参加してきました。
生活介護、B型就労継続支援、A型就労継続支援、就労移行支援。
様々な制度、様々な事業所がありました。
事業所からは、
どんな作業をしているか
工賃はいくらくらいか
何に力を入れているか
などを、部品などの実物や作業場の写真などを見せてくれながら説明してくれるところが多かったです。
「就職フェア」みたいな感じだなーと思いました。
まだ5年生のそうちゃん。
どんな成人になるのか、何が彼にできるのか、想像がつきません。
小学生の今のうちに、やっておくべきことは何ですか?
そんな漠然とした質問に、答えてくれた方がいました。
娘さんが重度心身障害者だという、ある事業所の担当者さんが話してくれたのは、
「子どもさんが将来どういう生活を送ってほしいか、を今から考え始めておくといいですよ。それで、学校にもそれを伝えて共有していくといいと思います。」ということ。
単に「作業ができる」ということが、目標じゃない。
頑張って得たもので、何をするのか。
どう生活を楽しみ、自分らしく生きていくかが大事、と。
その方の娘さんは、現在、同じように障害のある方と3人でルームシェアして、親元から離れて生活しているそうです。
同世代の若いヘルパーさんが入るようになり、自分の意志を出せるようになった。
ファストフードはMよりもmが好きとか、細かいことだけど。
部屋の雰囲気も変わった。
ミッキーが趣味になり、今は天井までミッキーのポスターを貼っている。
彼女らしい、個性のある部屋になった。
親の私では、とてもこんな風にはできなかったと思う。
わが子を守っているつもりで、実は彼女の世界を狭めていたのかもしれない。
人生の先輩からのご助言が、胸に響きました。
そうちゃんが、そうちゃんらしく生きられるように支援する。
とても大きな目標に思えますが、考えてみれば通常の育児でも同じだよなー、とも思う。
知的な障害のある子は、何かを身につけるのにとても時間がかかります。
また、間違ったことを覚えてしまうと修正しにくい子も多いです。
だからこそ、早期から職業適性を見極め、技能訓練をするべき、という考え方があります。
小さい頃からやるべきことは、じっくり取り組む姿勢、気持ちのコントロール、大きな声であいさつする、人の指示に従って動く練習…
そういう力、ついてほしいな、と思う。
けど、同じくらい、
「今」を楽しむことも大事。
人と違ってもいい。
自分にしかない感性を大切にする。
知的障害があっても「自分で何かを選択する」喜びを知ること。
…自分も相手も大切にする気持ちって、そういうとこから育っていくんじゃないかな。
そうちゃん5年生、ここからが青春!
親としての不安は挙げればキリがないけど、
「そうちゃんらしく」を大切に、こちらも頭をやわらかくして彼の趣味も広げてやりたいな、と。
嬉しい、楽しい、を増やしたい。
本人だけでなく、家族も。
そんなことを帰り道に考えながら、
行ってよかったなーと思えた、合同説明会でした。
生活介護、B型就労継続支援、A型就労継続支援、就労移行支援。
様々な制度、様々な事業所がありました。
事業所からは、
どんな作業をしているか
工賃はいくらくらいか
何に力を入れているか
などを、部品などの実物や作業場の写真などを見せてくれながら説明してくれるところが多かったです。
「就職フェア」みたいな感じだなーと思いました。
まだ5年生のそうちゃん。
どんな成人になるのか、何が彼にできるのか、想像がつきません。
小学生の今のうちに、やっておくべきことは何ですか?
そんな漠然とした質問に、答えてくれた方がいました。
娘さんが重度心身障害者だという、ある事業所の担当者さんが話してくれたのは、
「子どもさんが将来どういう生活を送ってほしいか、を今から考え始めておくといいですよ。それで、学校にもそれを伝えて共有していくといいと思います。」ということ。
単に「作業ができる」ということが、目標じゃない。
頑張って得たもので、何をするのか。
どう生活を楽しみ、自分らしく生きていくかが大事、と。
その方の娘さんは、現在、同じように障害のある方と3人でルームシェアして、親元から離れて生活しているそうです。
同世代の若いヘルパーさんが入るようになり、自分の意志を出せるようになった。
ファストフードはMよりもmが好きとか、細かいことだけど。
部屋の雰囲気も変わった。
ミッキーが趣味になり、今は天井までミッキーのポスターを貼っている。
彼女らしい、個性のある部屋になった。
親の私では、とてもこんな風にはできなかったと思う。
わが子を守っているつもりで、実は彼女の世界を狭めていたのかもしれない。
人生の先輩からのご助言が、胸に響きました。
そうちゃんが、そうちゃんらしく生きられるように支援する。
とても大きな目標に思えますが、考えてみれば通常の育児でも同じだよなー、とも思う。
知的な障害のある子は、何かを身につけるのにとても時間がかかります。
また、間違ったことを覚えてしまうと修正しにくい子も多いです。
だからこそ、早期から職業適性を見極め、技能訓練をするべき、という考え方があります。
小さい頃からやるべきことは、じっくり取り組む姿勢、気持ちのコントロール、大きな声であいさつする、人の指示に従って動く練習…
そういう力、ついてほしいな、と思う。
けど、同じくらい、
「今」を楽しむことも大事。
人と違ってもいい。
自分にしかない感性を大切にする。
知的障害があっても「自分で何かを選択する」喜びを知ること。
…自分も相手も大切にする気持ちって、そういうとこから育っていくんじゃないかな。
そうちゃん5年生、ここからが青春!
親としての不安は挙げればキリがないけど、
「そうちゃんらしく」を大切に、こちらも頭をやわらかくして彼の趣味も広げてやりたいな、と。
嬉しい、楽しい、を増やしたい。
本人だけでなく、家族も。
そんなことを帰り道に考えながら、
行ってよかったなーと思えた、合同説明会でした。