かーちゃんはつらいよ

施設入所した18歳そうちゃん(自閉症、最重度知的障害、強度行動障害、てんかん)のかーちゃんが書く雑記。

合唱団で行方不明に

2017年01月29日 22時20分19秒 | みゆみゆとの生活
合唱団、3回目の練習。
参加者は、40名でした。
すごい 
公式記事はこちら→合唱団ブログ

始めのラジオ体操で、
「あれ?そうちゃんがいなーい!!」と気づき。
みんなに体操してもらっている間に、夫婦で建物内を右往左往。
過去に、行方不明で警察沙汰になったあれこれを思い出し、冷や汗をかく。

そこへそうちゃんが走り出てきた。
両手にビデオを持って、めっちゃ笑顔で。
・・・事務所内に侵入して、勝手にビデオを借りてきたらしい。

この日の練習場所が福祉センター、って決まった時点で、ほんのり予感はあったよ
いつも、福祉センターに来たらビデオ見てるもんね。

「そうちゃん。今日は合唱団だからね。ビデオは見ません。」
そう伝えると、
「はい・・・」とおとなしくお縄になったそうちゃんは、確信犯だったと思う。

その後も何度か脱走しかけたので、参加者の有志が出入り口に座り、「門番」をしてくれました。
ありがとうありがとう
本当に助かりました。

練習場所が前回・前々回と違ったことで、落ち着きがなかったそうちゃんでしたが、
音楽は、聞いててくれたと思う。
次からは場所が固定されるから、もうちょっと慣れてくれるかな。

今日は、いつも参加してくれている支援校バス停仲間のKちゃんがみんなと一緒に歌っている声を聞けたのも、嬉しい出来事でした。
あと、「オリジナルテーマソング」が披露できたことも。

友人Sさんから、ある日突然「これに歌詞つけて~」とメールが来た時にはビビったけれど
ない頭をひねってなんとか歌詞を書き、
それを友人Oさんが編曲してくれて、やっと完成した曲。

少し照れながら歌ったら、みんなが笑ってくれた。
コミックソングではない。
ただ、合唱団の曲なのに、「パフェ」とか「カフェ」とか「タルト」とか出てくる
ここだけの話、それには理由が。
作詞初体験のみゆははが、喫茶店「珈琲元年」でメニューを見ながら作詞したからなのさ。

2回目は、全員で声を合わせて歌ってみました。
なんだか、私たちの合唱団の曲だ。と。
胸が熱くなりました。

指揮者としては、反省点や迷いもたくさんあって、修行を積まねば、と思っていますが、
ともかく、続けることに意味がある
ということで。
続けていきます。