菊川の堤防を散歩していて、色々な野草の花を見つけました。
結構沢山の花があるようです。私もびっくりしました。
どの花も純朴そのものです。周りの自然とよく合っています。
※西洋タンポポ
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※シロツメクサ(ピンク)
シロツメクサ(白)
どくだみ
ドクダミで思い出すのは子供の頃、鼻が詰まったときに、父親が塩もみして鼻にドクダミを入れてくれました。それで、すっかり鼻づまりが直ったことがありました。昔の人はそのようなことを代々祖先から受け継いできていたんだなと、今あらためて、思い起こします。私もこれからの世代の為になにか有益なことを残してあげないと申し訳ないなと思います。もっとも、生物学的レベルでは遺伝子の中にしっかり組み込まれている部分もあるのかな。
アザミ
アザミで思い出すのは「アザミの歌」です。
山には山の 愁(うれ)いあり
海には海の 悲しみや
ましてこころの 花ぞのに
咲しあざみの 花ならば
高嶺(たかね)の百合の それよりも
秘めたる夢を ひとすじに
くれない燃ゆる その姿
あざみに深き わが想い
いとしき花よ 汝(な)はあざみ
こころの花よ 汝はあざみ
さだめの径(みち)は はてなくも
香れよせめて わが胸
詩も実にきれいです。鑑賞していると、心までもが浄化しして行きます。やはり、昔の歌は情緒があっていいですね。倍賞千恵子がうたっていましたけど、彼女は兄が、昔、気に入っていた女優のようでした。現在は植物人間になっているので、本人とはお話ができなくて、残念ですが、彼からも色々影響を受けました。
「桜貝の歌」もいいですね。また、昔の歌について、色々お話をしたいと思います。