知っているようで知らないのが現実世界、私たちの生きている世界は、光でいえば可視光線の世界、紫外線が発見されたのは最近のこと、赤外線もしかり、しかし、人間以外の生物で赤外線や紫外線を関知する生き物が存在するらしい。光の世界でも私たちが関知している世界はほんの一部であろうと思われる。このことからいっても人間中心に物事を考えたら見方を誤るだろう。
音の世界ではUHF VHF 短波 中波 など、人間が耳で実際に聞こえるのは20~2万ヘルツの世界だという。まだまだ、この世界以外の世界があるだろうと予測される。音の世界でも波長の長さから考えても私たち人間が関知しているのは、ごく一部であると思われる。コウモリは超音波を発し周りの状況を把握していると聞いている。
私の人生観の中にあるのが、人生はリズムである。波動である。バランスである。という見方がある。波動だって1日単位の波動もあるし、1000年単位の波動だってあるだろう。ミクロからマクロまであると考えるのが一般的だろう。 それが、周期的にやってくるのが、気候の変動や体調の変化だ。もっと、マクロにとらえれば、文明の変化だ。西洋文明の自我を中心とした世界観の時代、また、東洋文明を中心とする全体を総合的に見る思想。医療にそのことが如実に表れている。
今こうして書いているが、これらのことをもっと客観的に文で表記するにはいささか時間がない。故に支離滅裂的な文になってしまっているのはここでは勘弁してもらいたい。いずれもっと文を推敲してこの辺のことも、時間が許せばまとめて見たい。
ミクロの世界ではウイルスの世界がある。病気との闘いは近年このウイルスとの戦いであったかもしれない。しかし、どこまで行っても戦いはまた、新たな戦いを生ず、強い薬ができれば、その抗体ができ、また、やがて効かなくなってくる。その繰り返しだ。私は最終的には生物界は共生しかないと思っている。そのためにも、生物の生態を知り農薬を使わない野菜栽培を今後もして行くつもりである。
自然という概念は基本的にはこの共生でなりたっていると思う。農に少しばかりかかわってみて、色々考えさせられた。