メイクイーンが収穫まで来ました。家では食べきれないので、妹の所へもお裾分けです。砂地の関係か、いつもジャガイモはよく獲れます。初めて獲れたジャガイモは肌が違います。見るからに新鮮です。それだけでも、値打ちがあると思っています。とても、皮が薄いんですよね。ジャガイモも種類によって色々と味や食感が違います。最近はよくもまあ、色々な種類のジャガイモがあるなと感心してしまいます。それだけ、食は豊富で文化になっているということです。
私なんぞ、子どもの頃は梅干しを茶漬けにして食べるような貧乏生活でしたので、今の食文化たるや天地がひっくり返るような変わりようです。
1番の好みはインカノメザメです。これは中が黄色の色をして小降りのジャガイモです。先日も煮っ転がしを食べたのですが、もちもちして最高においしかったです。来年も是非、育ててみたい品種です。もちもちした品種がどうも私的にはお気に入りです。ジャガイモはあまり、好きではなかったのですが、この品種が出てから特に好きになりました。
男爵はあまり好きでないので、育てたことはありません。昔のコロッケといえば、ほとんど男爵が多かったのではないかと思います。
今日もコロッケ、明日もコロッケという曲もはやりました。一口にジャガイモといっても、種類により味覚が随分ちがいます。男爵しか食べたことがなかった時には、あまりジャガイモは好きではありませんでした。その後、色々な品種をたべるようになり、品種によってこうも食感がちがうものかと思うようになりました。
人それぞれ性質が違うように同じジャガイモでも、色々あるのですね。人生色々、人様々、ジャガイモ様々という感じです。
最近リンゴやミカンも色々な品種が出来ていますね。人間の欲望には切りがないのか、次々と新商品が出てきます。嫌いだと思っていたものも、新商品開発のお陰で益々おいしい品種が出来てきているようです。
夏みかんなども昔はとても酸っぱくて酸っぱくてしょうもないほどでしたが(それでも、おやつのない時代によく食べました。)、品種改良が進んで、随分おいしいのが出回るようになりました。食べる楽しみも増えました。スーパーに行って見るのが楽しみですね。わたしなどは、よくスーパーマンとなります。
リンゴで言えば、私が好きなのが、フジです。昔は国光と紅玉しかなかった時代を考えると隔絶の感さえします。そのほかにも色々な品種がでていますが、やはり、フジが一番人気のようです。万人向けの味のようです。
保管技術も進み、秋の味覚が夏にも味わうことができます。まだ、リンゴが売られていますものね。でも、旬の味にはかないません。できるだけ、旬で味わうようにしています。季節感もなくなってしまいますのものね。
さて、当時はバナナ1本が30円でしたものね。バナナは高級品でした。めったに食べられるものではありませんでした。あの、当時のバナナパンの香りは今でも覚えています。馬が曳いてきた車に積まれていたバナナパンのおいしかったこと。
ラーメンも1杯50円だった様に記憶してます。町に行くと必ずデパートで食べるのが一杯のラーメンでした。もっとも、今ではラーメンはあまり食べなくなりましたけどね。どちらかというと、今では、ざるそば派になりました。
映画もそれくらいで見れた様に思います。もっとも、映画も時代劇が全盛でお寺や境内でもやっていた時代ですからね。当時の俳優といえば、片岡知恵蔵、東竜之介、市川雷蔵、大川橋蔵などが有名でしたね。ほとんど、子どもの頃みたのは時代劇でしたね。女優でいえば、千原しのぶ、大川恵子、長谷川裕美子、山本富士子等が浮かんで来ますね。中村錦之助が出てくるのはその後かな。
小学生になり、赤銅鈴之介に夢中になったことも思い出します。初めて見た映画がこの映画だったのです。 近所の友達と初めて町に映画を見に行った記憶があります。梅若正二主演、吉永小百合も子役で出ていました。当時は吉永小百合がこんなに長く国民的女優として慕われるようになるとは知る由もありませんでした。漫画では少年画報を取っていましたので、漫画のファンでした。少年画報といえば赤道鈴之介でした。人生どうなるか分かりませんね。先のことは…。一寸先は闇ということですねかね。
明るくなったせいか、最近、闇(やみ)という言葉も聞きませんね。暗闇という言葉もあまり聞かなくなりました。年中エネルギーを使って明るいからでしょうね。不夜城という言葉も不気味に響きます。闇のありがたみも分からなくなりました。闇があるから明るさがあるのにね。洞窟に入ってみれば、その意味がよく分かります。昔は人も洞窟で生活していたのですから。
切りがありませんので、今日のお話はこれくらいにしておきます。