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想い続けることができれば、その想いはいつか成就する

その日その日感じたことを詩、エッセイ、短歌、日記でつづります。野菜も育ててます。

自然と里山

2015年06月26日 | 家庭菜園

 自然はそれはそれで素晴らしいのですが、やはり、人を相手にするときは、それにちょうと手を加えることが大切だなと思いました。それが、いわゆる里山的発想だと思います。人が存在しないなら自然でいいのですが、そこに人が関わって来ると里山的発想にならざるをえないと思います。

 私も自給自足で野菜を育てている分には自然栽培でいいのですが、最近、余った野菜を人様に食べてもらうことになり、店に展示することにしました。そうすると、当然、消費者のマインドを考えなくてはいけません。消費者は私と同じ考えを持っていません。十人十色です。

 難しく言えばマーケティングの発想が必要になってきます。どの様に陳列すればいいのか、どの商品が消費者のニーズに合うのか、包装紙はどういうのが好まれるか、値段はいくらがいいか、味や見てくれはどうか(曲がったキュウリとまっすぐなキュウリでは商品価値はどうか)、展示スペースのどこに配置するのが効果的か等色々考えて商品をお店に出します。まあ、一袋百円が基本ですし、趣味で野菜を作っているのであまり難しく考えなくてもいいのですが、その辺のことにちょっとは気配りをするようになりました。

 買うか買わないかの主導権はお客さまが握っていると言うことを念頭にしてお店に出荷します。ささやかですが、商売のイロハに通ずることが多々あります。初めて私の品が売れたときはやはり、正直うれしかったです。金額はわずかですが、こうして人様と関わりが出来るのも大げさですが、商人の醍醐味ではないでしょうか。

※先日の出荷分です。全部 一袋百円です。

 

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