震災9年2月10日
NHK特集「人体シリーズ」を見て、まさに現代の医学の常識が大きく変化しているなと感じました。今までは、脳が中心で各臓器に指令を出していることが常識でした。しかし、最近分かってきたことに、各臓器がメッセージ物質を出しながら各臓器と連携を取っていることが分かってきたのです。まさに、パラダダイムシフトというべきことが医学の世界でも起こってきたのです。今までの常識が今まさに非常識なことになってしまったのです。
腎臓なども単に尿を作っているだけだと思われていたことが、それ以外に浮かび上がってきたのは、腎臓が体中に情報を発信しながら、様々な臓器の働きをコントロールしているという驚きの姿です。腎臓を操れば、脳卒中や心筋梗塞の原因となる重症の高血圧を一挙に改善したり、多臓器不全を未然に防いだりという驚きの成果も報告されています。
また、体内の赤ちゃんがメッセージ物質を使って、母親とまるで会話をするように情報をやり取りしていうことが明らかになりました。
腸は毎日の食事から栄養や水分を大量に取り込む消化、吸収の要ですが、何と7割もの免疫細胞が腸に集結し、今話題の腸内細菌たちとメッセージのやり取りをしていることも分かってきました。
骨には、骨芽細胞が出すメッセージ物質が血管を通じて全身に届けられ、記憶力、筋力、さらには生殖力まで若く保つ力があることや、骨を作り若さを生み出す驚きのパワーを持っていることが、最新の研究で明らかになっているのです。
ここで、医学から経済に目を転じてみますと、これまた、お金の流通面において、仮想通貨なるものが登場し、銀行を通さずともお金のやり取りができるようです。銀行業界も戦々恐々で見守っていることでしょう。特にブロックチェーンというもので、過去にお金の流れを管理できてしまうようです。ですので、今後の銀行の在り方に大きな変化を及ぼしていくでしょう。
また、英語学習などでよく使うテレビ電話のスカイプの発明で知られるエストニアは世界のIT大国として、最近では電子国家などを標ぼうしています。人口は130万人しかいなくて青森県と同じぐらいの規模ですが、要注目の国です。時の流れは栄枯盛衰と共にあるのですね。数十年前迄は、文化大革命の嵐が吹き荒れていた中国も今正にアメリカを抜いて世界1のIT大国になろうとしてます。法整備がされていなかった過去が幸いしたようですね。そのことが新しい物を生み出す下地になったとなると、何が幸いするか分からない世の中のような気もします。正にこれからの世界は中国を中心にして動いて行くのでしょう。アメリカ危うしの時代が今そこに来ているような気もしますね。日本も今後は労働者不足から多文化共生しか道がないかも知れません。