コロナ2年2月4日
先日、消化ポンプ等、防火施設の点検がありました。自治会の班長でもある私は責任上,少し早めに行って段取りをしていたのですが、ポンプを小屋から出す時に、その重いのも忘れて簡単に一人で出せると思い、力任せに押し出したら、勢い余って外へ出した拍子にポンプもろとも前のめりになって転んでしまいました。
高齢者の転倒は一番危険なことと常日ごろ気を付けていましたが、残念無念です。手に切り傷と、膝を打って、あとちょっとで半月板を損傷する所でした。手の指はかすり傷で血が滲み、膝は打撲と切り傷でやはり血が滲んでいました。
これは、まずいなと思い、とっさに膝に手をやり、半月板が骨折していないかを確認しました。歩くときに痛いぐらいで済んでほっとしています。まさか、ここで転倒するとは、信じられませんでした。過信をしていたんでしょうね。そこに油断があったとしか思えません。常々、気を付けていた矢先の事故です。しまったと思ったときはもう遅かったです。ほんの一瞬の出来事でした。
仮にそこで、脚でも骨折し、腰の打撲で動けなくなってしまったらと思うとぞっとしてしまいます。高齢になってからの怪我だけは最新の注意を払っていたのに、残念としか言いようがありません。私としたことが…と、想ってしまいました。今は、少し自分に恥じています。でも、軽い打撲程度で済んで今はほっとしています。
それにしても、高齢になってからの怪我は、打ち所が悪いと寝たきりになる危険性を孕んでいますので、今後は最新の注意で臨まなくてはと自己反省しきりです。これで、全治〇週間でもなれば、その間の体力低下は測りしれません。その後、ずっと寝たきりになったお話を沢山聞いて聞いています。
そこで、なぜ、転倒したのかを私なりに分析してみました。
●歳と共に筋力低下があるのを自覚していたつもりだったが、出口に坂があり勢いがついてしまい、ポンプもろとも転倒してしまった。過去の筋力を過信しそれに囚われないこと。高齢になるにつれ、年々体力の低下があるということをしっかり自覚したい。毎日歩いたり、卓球したり、畑を耕したりしていても、体力低下はあるのだという事を強く意識して今後は行動したい。
●子どもは日に日に体が成長していってるが、高齢者はその逆である。筋力は日に日に低下していっている。衰えていく筋力を忘れて過信してしまうので怪我になりやすい。
●旧ポンプが軽かったので、新しいポンプもそんなものと軽く考えていた。実際は新機種は意外に大ききくなり重量も増していた。多分、高を括っていたでしょうね。その程度だろうと軽く予測していたということでしょう。しっかり対象を見て詰めていかないと同じ轍を踏むことになってしまうので、今後は慎重にやりたい。
●暫く人が来るまで待って、二人で動かせばよかったと後で思ったが、後悔先に立たずになってしまった。
●もっと、対象物をしっかり観察すべきだった。どう持って、どう動かせばいいかをじっくり考えてから行動すべきだった。軽い気持ちで動かしてしまって後悔している。
●どうやって、転倒したのか、今もって分からない。歳のせいかな?
以上であるがまあ軽く済んでよかった。失敗体験から大いに学びたい。今後は、怪我だけには特に気をつけたい。どこに危険が潜んでいるか分からない。耕運機や草刈り機も気を付けて扱いたい。危険と隣合わせのことには、できるだけ近づかないことにしましょう。まずは、安全第一を心に銘記しておきたい。