想い続けることができれば、その想いはいつか成就する

その日その日感じたことを詩、エッセイ、短歌、日記でつづります。野菜も育ててます。

根拠のない自信こそ真の自信

2025年01月17日 | エッセイ
コロナ6年1月17日(ウクライナ、ロシア戦争4年)

 自信というものについて、私たちはよく「どういうことに自信を持ったの?」「なぜ自信が持てたの?」と、その根拠を求めがちです。しかし、自信とは本質的に精神的なものであり、すべてに理屈をつけようとするのは、どちらかというと知識のある人が陥りやすい考え方ではないでしょうか。

 精神的なものは、論理だけでは割り切れません。例えば、「なぜ山に登るの?」という問いに対して、「そこに山があるから」「今日は空が綺麗だから」「山の景色が素晴らしいから」というような感覚的な答えがあります。このように、精神的なものに感動し、それを心の支えにできることこそ、人生を豊かに生きていく上で最も大切なことの一つだと考えています。

 人類の歴史を振り返れば、文字もない時代がありました。しかし、そのような時代にも、自信に満ち溢れた人々は確かに存在していたはずです。今でいうポジティブシンキングや自己肯定感にも通じるこの自信という感覚は、理屈を超えたところに存在する精神的な働きなのです。

 自信に満ち溢れていると、心身にも良い影響があります。交感神経・副交感神経のバランスが整い、血行が促進され、脳の働きも活性化されます。最近の研究では、腸内環境との関連も指摘されており、消化機能の改善にもつながるとされています。

 このように考えると、「根拠のない自信」というのは、実は私たちの心身の健康に寄与する、とても素晴らしいものだと言えるのではないでしょうか。時に理屈では説明できない「根拠なき自信」こそが、人生を豊かにする原動力になるのかもしれません。​​​​​​​​​​​​​​​​
コメント (1)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

人はリズムで生きている

2025年01月17日 | 野山散策
コロナ6年1月17日(ウクライナ、ロシア戦争4年)

 人は、リズムで生きている。ウォーキングをしていると、日々の体調がよくわかる。朝の空気を吸い込みながら、そう感じることがある。

 体が軽やかに動く日もあれば、たまに、足取りが重たいなと感じる日もある。

 けれど、そんな日々にも流れがある。太陽は静かに地平線を巡り、月は淡く形を変え、夜を照らす。

 春が芽ばえ、夏が燃え、果実が実り、冬が眠る。四季の調べに、心も体も寄り添って生きる。

 胃が重たい日は、無理をしない。朝の食事を控え、果物や軽い食事に切り替え、静かに体の声を聞く。

 無理に逆らわず、流れに身を任せること。それが、自然と調和して生きるということなのだ。

 波のように寄せては返す日々のリズム。
その調べに耳を澄ませ、今日も朝のウォーキングに精を出す。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする