想い続けることができれば、その想いはいつか成就する

その日その日感じたことを詩、エッセイ、短歌、日記でつづります。野菜も育ててます。

一点突破で前に進む

2025年01月25日 | エッセイ
コロナ6年1月25日(ウクライナ、ロシア戦争4年)

 物事を進めるとき、私は「1点突破」の考え方を大切にしています。全体を俯瞰して分析することは重要ですが、いざ行動に移すときには、焦点を1つに絞る必要があります。すべてを追おうとせず、「あれか、これか」を選び、ひたすらその選択にエネルギーを注ぎます。そうすることで初めて人は前に進むことができます。

 行動というのはエネルギーです。エネルギーは止まることなく、加速度を伴って動いていきます。その加速度が新しいものを生み出し、より進化した結果をもたらします。弁証法の発想でいえば、正と反、矛盾する要素を見つつ、その中から選び、1つの方向へエネルギーを集中させる必要があります。分析だけでは前進は生まれません。動き始めるには、選択と決断、そして行動力が必要です。

 物事を進めるには、まず方向を定めることが重要です。人生の選択でも同じです。俯瞰して全体を把握し、右も左も、上も下も見渡します。そして、分析の中で最も価値のある方向を見極めます。それが定まったら、あとは迷わず進むのです。1点突破で「これだ」と決めたら、その一点にエネルギーを注ぎ、加速度をつけて進みます。これが私の考える正しい進め方です。

 私はこれまで、この方法を意識しながら物事に取り組んできました。分析力や俯瞰する視点は大切ですが、それだけでは止まってしまいます。動き出し、新しいものを作り上げるためには、行動が欠かせません。そして、その行動には、集中したエネルギーと加速度が必要です。

 自分が進むべき方向を見極め、焦点を定め、あとは迷わず突き進む。このシンプルな考え方こそが、私にとっての指針です。
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一輪の薔薇 その美しさ 詩

2025年01月25日 | 
薔薇一輪 
  一輪こその
      美しさ

百万本の薔薇として
埋もれしまうのか
それとも一本の薔薇として
輝き続けるのか

人生あれかこれか
勝利の隠者として残るか

たった一本の薔薇
それは孤高ではなく
調和の中の一本
だから尊い

だから、その輝きは
群れの中にいながらも
周りを明るく照らす

百万本の薔薇
それは豪華さと圧倒的な力

だが、その中で一つひとつの声は
どこへ消えてしまうのだろう

個性は光
その一筋の光が
どれほど美しいかを知るのは
心を澄ませたとき

同じであることに
安心を求めるのではなく
違うからこそ響き合う
その調和が価値がある

たった一つの薔薇
その命を抱きしめ
私は何のために
咲き誇るのかを探す
旅人

生まれた理由を知ること
それが私の人生
それが自らの分前である
自分

百万本の薔薇に惑わされず
一本の薔薇に心を向ける
そんな生き方いい













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