コロナ6年1月3日(ウクライナ、ロシア戦争4年)
ふと、こんなことを考えました。物と心の違いについてです。
ものというのは、時が過ぎれば必ず壊れていきます。地球上において「壊れないもの」は存在しません。自然界のものはいつか生まれ、そして必ず終わりを迎える――それが自然の摂理です。
しかし、一方で心というのは不思議な存在です。心や信念は、形がないため壊れることがありません。もちろん、心がぼやけたり弱くなることはあるかもしれませんが、自分が持ち続けている限り、それは永遠に続いていく。形がないからこそ、物理的な損壊からは自由であり、むしろ永遠性を持つのではないかと考えます。
人間は形あるものとして存在する
私たちの肉体は、赤ちゃんとして生まれ、成長し、老いて死んでいきます。肉体は形あるものなので、ものと同じように、時間の流れの中で劣化していくのは避けられません。
ですが、心は老いないのです。自分の心が鮮やかであり続ける限り、それは若さを保つことができます。心や思想、宗教、信念などの無形のものは、形を持たないからこそ時の流れに縛られないのです。
形あるものはいつか壊れる運命にあります。しかし、形のない心や考え、信念は続いていく。だからこそ、生きている間に形あるものの中でそれをどのように形成していくが大切だと感じます。
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