想い続けることができれば、その想いはいつか成就する

その日その日感じたことを詩、エッセイ、短歌、日記でつづります。野菜も育ててます。

現代医療の課題と改善の提案

2024年12月12日 | 健康
コロナ5年12月12日(ウクライナ、ロシア戦争3年)

最近の医療システムについて感じることがあります。ネットで予約して病院に行くと、待ち時間が長いのに診察時間はわずか数分で終わってしまうことが多いです。

例えば、77歳の私が病院にかかるとします。私は0歳から77歳までの間に様々な経験をしてきました。だからこそ、自分の体のことは自分が一番よく知っていると思っています。

しかし、診察は3分から5分程度で終わり、薬が処方されるだけです。自分の体のことを一番理解しているのは私自身なのに、医師は短時間で判断し、薬を処方します。

薬の目的もよくわからず、症状を和らげるだけのことが多いです。もし薬が合わなければ、また別の薬が処方されるという繰り返しです。

このような状況では、製薬業界が利益を得る一方で、私たち患者は病気の原因を知ることができません。

病気の原因を知るためには、その人の生活習慣や生き方を理解する必要があります。症状だけを見て痛み止めを処方するのでは、根本的な治療にはなりません。

これからの医療は、薬だけに頼るのではなく、患者の生活背景を考慮する必要があります。

過剰医療とも言える現状では、循環器科では循環器のことしか、呼吸器科では呼吸器のことしか診ないという専門分化が進んでいます。しかし、人間の体は一つであり、全てがつながっています。

医療は、どうしてそのような症状が出たのかという原因を探り、生活習慣や栄養状態の改善、薬や手術の選択肢を総合的に考えるべきです。診察時間が短すぎる現状を改善し、患者一人ひとりの背景を考慮した医療が求められます。

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もっと、若者の声を反映する選挙制度に!

2024年12月12日 | エッセイ
 コロナ5年12月12日(ウクライナ、ロシア戦争3年)

現在の日本の選挙制度では、少子高齢化の影響で高齢者の投票率が高く、若者の意見が政策に反映されにくい状況が続いています。これを是正するためには、選挙制度そのものを見直す必要があると考えます。

問題点

若者の投票率の低さ: 若者は仕事や学業で忙しく、投票に行く時間が取りにくい。
高齢者の投票率の高さ: 高齢者は時間的な余裕があり、投票に積極的に参加する傾向がある。
人口構成の偏り: 少子高齢化により、若者の人口が少なく、高齢者の人口が多い。

提案

選挙権の重みを年齢に応じて調整することで、若者の意見がより反映されるようにする。具体的には、以下のような「健康年齢」に基づく選挙権の配分を提案します。
20代: 5票
30代: 4票
40代: 3票
50代: 2票
60代以上: 1票

このようにすることで、若者の意見が政策に反映されやすくなり、将来を担う世代の声が政治に反映されるようになります。

結論

若者の投票率を上げるためには、選挙制度の見直しが必要です。健康年齢に基づく選挙権の配分は、その一つの方法として有効であると考えます。これにより、若者の意見がより反映される政治が実現し、バランスの取れた民主主義が育まれることと想います。是非、政治で取り上げて欲しいです。

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不思議と覚えにくい名前がある。その解決法は?

2024年12月10日 | エッセイ
コロナ5年12月10日(ウクライナ、ロシア戦争3年)

 庭の隅に植えてあるツワブキが、ちょうど今の時期、黄色い花を咲かせています。大きな葉っぱが特徴で、日本らしい雰囲気を醸し出す花ですよね。我が家の庭にも彩りを添えてくれていて、眺めているだけで心が和みます。

 ところが、この「ツワブキ」という名前が私に取って、どうにも覚えにくいんです。不思議なことに、頭の中ではツワブキの絵がすぐに浮かぶのですが、肝心の名前がなかなか出てこない。「あの黄色い花で、大きな葉っぱの…」と何度も考えるうちに、ようやく「あ、ツワブキだ!」といい想い出す始末です。

 これ、友人の名前を思い出せないのと似ているんですよね。例えば「田島さん」という名前が、私にはどうも覚えにくいんです。田んぼの中に島がある、とイメージして覚えると不思議に想い出されます。

 「ツワブキ」という名前は、「たちつてとの“つ”だな」と覚えるようにしたら、少しはスムーズに思い出せるようになりました。こんな風に、自分なりの連想の工夫をして記憶を補っています。

 それにしても、「ツワブキ」という植物にはいろんな漢字表記があるんですね。調べてみたら、「石蕗」「艶蕗」「強蕗」「石芙蓉」など、なんと4種類も出てきました。どれも植物の特徴や魅力を表していて、漢字の奥深さに驚かされます。平仮名や片仮名では味わえない面白さですよね。

 こうした「覚えにくいものを工夫して想い出す」という行為は、年齢を重ねた今の私にとって大切な思考のトレーニングのようなものだと感じています。記憶力そのものは少し弱くなっても、連想力や思考力を使ってカバーする。それが老いを受け入れながら、毎日を楽しく過ごす一つの方法なのかもしれません。

 ツワブキの花を眺めながら、そんなことを考えています。


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初冬の皇帝ダリア 詩

2024年12月09日 | 

初冬の寒さの中
空高く凛と咲く
皇帝ダリヤ

花びらに誘われて
ひとひらと舞い降りる蝶

いつもなら
人の気配に怯え
飛び立つはずが
寒さのせいか
この日はじっと佇む

蜜を味わいながら
寒さに耐える
小さな命

その姿に
じんと温まる胸の奥

季節は移ろい
木枯らしも
なぜか
ほんのりと温かい 

ひとときの
優しさと強さと温もりが
そこにはあった

それは初冬の
とある風景

自然とは
こうも美しいものか

Viva nature!
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水道水や土壌汚染が危ないPFAS

2024年12月08日 | 野山散策
 コロナ5年12月8日(ウクライナ、ロシア戦争3年)

PFASに関連する問題は、現在も世界中で注目されています。映画(ダークウォーターズ)を観た後で調べたところ、アメリカやEUでは、PFASの基準値が日本の10分の1程度に厳しく設定されているそうです。日本でも最近、厚労省が基準値を公表しましたが、現状ではまだ甘いと感じます。フッ素加工のフライパンや防水加工製品など、身近な製品にもPFASが含まれている可能性があり、私たちの日常にも深く関わる問題です。

映画を通じて感じたこと

この映画を観て改めて感じたのは、私たち自身が「物の本質」を見抜く力を持たなければいけないということです。企業が利益を追求するあまり、危険な物質を隠してしまうことは珍しいことではありません。そして、その結果として新しい病気が生まれ、それに対応する医薬品が販売されるという「負の循環」が生まれているようにも思います。

映画を観て学んだことを、日常の中でどう活かせるか。これからも身近な製品や環境問題について関心を持ち、より多くの人と情報を共有していきたいと思います。

✳︎参考
映画**「ダーク・ウォーターズ」(Dark Waters)**は、実際の事件を元にした作品で、アメリカの弁護士ロバート・ビロットが化学企業デュポンの不正を暴く過程を描いています。この映画は環境汚染、企業の倫理、そして弱者がどのように犠牲になってきたかを浮き彫りにしています。

あらすじ

弁護士ロバート・ビロットは、大手化学企業の側で働いていたが、ある日、ウェストバージニア州の農場主から助けを求められる。彼の牧場では、牛が謎の病気で次々に死に、川や土地が汚染されているという。調査を進める中で、ビロットはデュポン社が「PFOA」という化学物質(通称テフロンの成分)を違法に廃棄し、それが住民の健康や環境に重大な影響を与えていることを知る。住民たちは癌や深刻な健康問題に苦しみ、動物たちも命を奪われていた。

ビロットはかつての雇い主である大企業を相手に訴訟を起こし、証拠を集める。しかし、デュポン社は膨大な資金力と影響力を使い、隠蔽を図り、裁判を引き延ばし続ける。ビロットは自分のキャリア、家族、健康を犠牲にしながらも戦い抜き、最終的にデュポンが責任を認める瞬間を勝ち取る。

現実問題、このような事は世界のどこでも起こっていることではないかと推察されます。知らないのは私たち善良な市民だけです。由々しき事ですが、私たち市民が監視していかないとなかなかなくならないのが現状です。





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