県議会で、警察関係、土木関係の委員会審議。補正予算案・規制庁説明で議長に要望

昨日は金元書記長らとの街頭宣伝。金元さんは新婦人の福島被災地、原発事故のむごさを告発、私は西川知事がすすめる原発再稼働と原発輸出政策を批判。福島を忘れるな！ガンバリマス。




　午前中は警察公安委員会関係の県議会委員会でした。私は一般質問に引き続き、警察官による情報漏えい問題をとりあげて追及しました。また、捜査費の問題では、現場の警察官に必要な手当てがされているのか追及しました。理事者は「自腹をきることはない」と答弁しました。しかし、現場の捜査、情報取集などで自腹をきっているケースもあることを指摘しました。

　昼休みには、笹岡議長に「補正予算案審議」「原子力規制庁説明」について緊急の要望をおこないました。(要望文は最後に記載)。議長は「趣旨はわかったのでできることは対応したい」などと答えました。

　午後は、土木関係の常任委員会。台風被害について、先日調査した小浜市の新興住宅地での被害や、土砂災害で家がつぶれた地域の災害をとりあげ、再度災害防止と被災者支援について質問しました。
また、福井市内の内水はんらんについても、今後の雨量が増えるという研究をしめし、抜本的な対策を強めるよう要求しました。さらに河川整備計画の見直しについても質しました。

　夜は地域訪問活動。どこでも安倍総理の消費税増税と企業減税に怒りが広がっています。


■昨日、議長に手渡した要望書


２０１３年９月３０日

福井県議会議長　　笹岡一彦様

　　　　　　　　　　　　　　　日本共産党福井県議会議員団　佐藤正雄

　要望書


　今回の議長就任おめでとうございます。

さて、今議会は中盤にきて、補正予算案提出と、原子力規制庁の説明、という大事な問題に取り組むことになりました。

　そこで要望をいたしますので、よろしくお願いいたします。



一、台風１８号災害に関する補正予算案について７

　被災地の災害復旧にかかわる重要な議案であり、議会の審議を保障するため予算特別委員会前には全員協議会を開催し、理事者の説明をもとめること。

　仮に、議案調製が遅れ、予算特別委員会の審議にも間に合わない状況であるなら、会期日程の変更、あるいは最終日に再度、補正予算案審議の予算特別委員会を開催するなど議会として重大災害に関する議案をきちんと審議する措置をとること。


二、原子力規制庁からの説明会について

　規制庁発足後、はじめての福井県議会にたいする説明であり、規制基準、断層調査問題のそれぞれについて、十分な説明と審議を保障すること。

　また、県民の最大関心事項のひとつであり、ネットでの生中継・録画中継、会議録の作成と公開、をおこなうこと。