昨日は、農民連の福井県への要望交渉でした。玉村正夫会長や、台風18号で被災した小浜市の宮崎治宇蔵さんら4人が県の中村保博農林水産部長らに被災農家への支援を求めました。
宮崎氏は小浜市太良庄の実態を報告し、「今回は堤防が決壊して、土砂が田んぼに入り込み、コンバインのチェーンも切れる状況で刈り入れは不可能。被害額は1000数百万。ノーサイでききちんと補償されるようにしてほしい。また、県の管理している堤防が決壊したことによる被害であり、全面的に補償されるようにお願いしたい」と強調しました。
中村部長らは「ノーサイでは例年の反収の7割は補てんされる。12月ごろに確定するが、もっと早くと要請している。県としても個人200万、団体500万の無利子貸し付けをおこない支援する。田んぼにはいった土砂の撤去は災害復旧事業でおこなう」などと答えました。
私も、「遊水地として設定されていた地域でのこのような被害について、きちんと救済する制度が必要ではないか。今回の要因は県が管理している堤防決壊によるものであり、ノーサイで補償されない部分を県としてみるのは当然」と主張しました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/41/15/ccef11eb72810e5ad2bc8347e57690f5.jpg)
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いま、福井県立図書館で年金者組合の作品展が開催中です。昨日観に行きました。
絵画や彫刻、切り絵、俳句、など力作ぞろいで目をひきます。新聞などで大きな話題に。坂井市丸岡町の元鉄工所職人、新林高義さんが、空き缶を再利用し、風にくるくる回って「缶風金(かんぷうきん)」も各種展示されています。
ぜひ、ご覧になってください。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/73/d5/e971bc04e36135a159df4bf9654c0ba6.jpg)
力作の数々・・・・
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/10/9d/2d4fef1716566e6df808a5310b44533c.jpg)
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年金者組合の村井さん
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/06/18/066a2c8cae7f82f8d70f3daec5861d72.jpg)
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安倍政権が都合のいい経済指標をみて、強引に決めた消費税増税。マスコミ報道でも、とくに福井の中小企業には大型台風の襲来となりかねません。日本共産党は中止を求めてガンバリマス。
力をあわせて、増税NO!の声をあげましょう!
■県民福井・・・景気回復 県内実感薄く 9月DIは41・9 全国40位
2013年10月10日
消費増税に懸念も
アベノミクスの恩恵を実感する間もなく、来年四月の消費税増税にため息-。そんな県内企業の悲哀が、民間信用調査会社による景気動向調査で浮かび上がった。増税が内定した九月の福井の景気DIは、全国四十位の41・9。二〇一五年春に迫った北陸新幹線開業に沸き、「景気が良い」との判断ゾーンに移りつつある石川(54・6)、富山(49・3)との温度差は明らか。景気回復の実感もおぼつかないまま、増税に突入しそうだ。
調査は九月十七日~三十日に、帝国データバンクが全国二万二千七百三十三社に実施。新潟を含む北陸四県の対象は、千百四十一社(うち県内二百四十三社)で、回答率は47・3%だった。
全国の景気DIは46・1で、戦後最長の景気拡大期にあった〇六年十月(46・3)以来の高水準。北陸ブロックは2・2ポイント増の47・9。中でも石川(全国二位)は景気判断の境となる「50」を三カ月連続で超えた。富山は全国六位、新潟も十四位で、同社は「公共工事増や、増税前の住宅の駆け込み需要に加え、北陸新幹線効果が大きい。新潟は東京五輪開催決定も追い風だ」とみる。
福井も、昨年十月を底に改善傾向にあるが、極めて緩やか。同社福井支店では、新幹線効果がないことに加え「原発の長期稼働停止による嶺南経済の落ち込みが影響」と指摘する。
業界別では、公共工事や住宅建設、建設資材運搬の増加を受け「建設」が53・6、「運輸・倉庫」が58・3と好調。一方で、「円安による原材料価格の上昇を転嫁しにくい」(卸売り)、「価格競争が激しく収益が落ちた」(小売り)と、業界間や地域間の格差が拡大している。
今後は駆け込み需要などを踏まえ、全国、福井ともに「六カ月後」までは改善するが、「一年後」には悪化に転じる見込み。六カ月後の福井は45・3と、「50」を超えられないまま下降局面に転じそうだ。(北原愛)
◆景気DI◆ DIは「Diffusion Index(ディフュージョン・インデックス)」の略で、企業の業況感などを指数化したもの。帝国データバンクは、「非常に良い」から「非常に悪い」まで7段階の企業の景気判断に対し、100から0の数値を与え、各区分の構成比も加味して算出。「50」を境に、上だと「良い」、下だと「悪い」を意味する。
宮崎氏は小浜市太良庄の実態を報告し、「今回は堤防が決壊して、土砂が田んぼに入り込み、コンバインのチェーンも切れる状況で刈り入れは不可能。被害額は1000数百万。ノーサイでききちんと補償されるようにしてほしい。また、県の管理している堤防が決壊したことによる被害であり、全面的に補償されるようにお願いしたい」と強調しました。
中村部長らは「ノーサイでは例年の反収の7割は補てんされる。12月ごろに確定するが、もっと早くと要請している。県としても個人200万、団体500万の無利子貸し付けをおこない支援する。田んぼにはいった土砂の撤去は災害復旧事業でおこなう」などと答えました。
私も、「遊水地として設定されていた地域でのこのような被害について、きちんと救済する制度が必要ではないか。今回の要因は県が管理している堤防決壊によるものであり、ノーサイで補償されない部分を県としてみるのは当然」と主張しました。
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いま、福井県立図書館で年金者組合の作品展が開催中です。昨日観に行きました。
絵画や彫刻、切り絵、俳句、など力作ぞろいで目をひきます。新聞などで大きな話題に。坂井市丸岡町の元鉄工所職人、新林高義さんが、空き缶を再利用し、風にくるくる回って「缶風金(かんぷうきん)」も各種展示されています。
ぜひ、ご覧になってください。
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力作の数々・・・・
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年金者組合の村井さん
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安倍政権が都合のいい経済指標をみて、強引に決めた消費税増税。マスコミ報道でも、とくに福井の中小企業には大型台風の襲来となりかねません。日本共産党は中止を求めてガンバリマス。
力をあわせて、増税NO!の声をあげましょう!
■県民福井・・・景気回復 県内実感薄く 9月DIは41・9 全国40位
2013年10月10日
消費増税に懸念も
アベノミクスの恩恵を実感する間もなく、来年四月の消費税増税にため息-。そんな県内企業の悲哀が、民間信用調査会社による景気動向調査で浮かび上がった。増税が内定した九月の福井の景気DIは、全国四十位の41・9。二〇一五年春に迫った北陸新幹線開業に沸き、「景気が良い」との判断ゾーンに移りつつある石川(54・6)、富山(49・3)との温度差は明らか。景気回復の実感もおぼつかないまま、増税に突入しそうだ。
調査は九月十七日~三十日に、帝国データバンクが全国二万二千七百三十三社に実施。新潟を含む北陸四県の対象は、千百四十一社(うち県内二百四十三社)で、回答率は47・3%だった。
全国の景気DIは46・1で、戦後最長の景気拡大期にあった〇六年十月(46・3)以来の高水準。北陸ブロックは2・2ポイント増の47・9。中でも石川(全国二位)は景気判断の境となる「50」を三カ月連続で超えた。富山は全国六位、新潟も十四位で、同社は「公共工事増や、増税前の住宅の駆け込み需要に加え、北陸新幹線効果が大きい。新潟は東京五輪開催決定も追い風だ」とみる。
福井も、昨年十月を底に改善傾向にあるが、極めて緩やか。同社福井支店では、新幹線効果がないことに加え「原発の長期稼働停止による嶺南経済の落ち込みが影響」と指摘する。
業界別では、公共工事や住宅建設、建設資材運搬の増加を受け「建設」が53・6、「運輸・倉庫」が58・3と好調。一方で、「円安による原材料価格の上昇を転嫁しにくい」(卸売り)、「価格競争が激しく収益が落ちた」(小売り)と、業界間や地域間の格差が拡大している。
今後は駆け込み需要などを踏まえ、全国、福井ともに「六カ月後」までは改善するが、「一年後」には悪化に転じる見込み。六カ月後の福井は45・3と、「50」を超えられないまま下降局面に転じそうだ。(北原愛)
◆景気DI◆ DIは「Diffusion Index(ディフュージョン・インデックス)」の略で、企業の業況感などを指数化したもの。帝国データバンクは、「非常に良い」から「非常に悪い」まで7段階の企業の景気判断に対し、100から0の数値を与え、各区分の構成比も加味して算出。「50」を境に、上だと「良い」、下だと「悪い」を意味する。