前福井県議会議員 さとう正雄 福井県政に喝!

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ふたたび秘密保護法は許さない!福井県と中国・浙江省の友好提携20周年を祝う記念祝賀会

2013年10月22日 | Weblog
 昨日は、朝の街頭宣伝で学徒出陣70年、ということにふれて、安倍政権がだそうとしている秘密保護法問題で訴えました。
 政府の都合のいい解釈で、秘密を拡大し、国民には真実を知らせない、邪魔者は弾圧する・・・このようなかつての戦前の軍機保護法のような仕組みをつくろうというのです。
 絶対に許すわけにはいきません。

■赤旗・・・・市田書記局長  「秘密保護法案」について

国民の目耳口ふさぐ弾圧法 何が秘密かも秘密

 「秘密保護法案」について石破氏は、「もっと早く(法制定を)やらねばならなかった」と発言。井上氏は法案に「国民の知る権利」「報道の自由」「取材の自由」を担保する修正を加えると述べました。市田氏は次のように述べました。

 市田 国民の目と耳と口をふさぐ、基本的人権、民主主義を破壊する重大な弾圧法です。何が「特定秘密」かは政府=行政の長が勝手に決めることができる。国民には何が秘密かは明らかにされない。もらした者も聞き出した者も最高10年の懲役です。いま公務員法では情報漏えいは(懲役)1年です。自衛隊法では5年。(それが)10年の罰則へと(強化される)。国会の立法権や国政調査権まで制限を受け、国会議員も場合によっては罰せられる。だから日弁連(日本弁護士連合会)も日本新聞協会も日本ペンクラブもこぞって反対しているわけです。

 公明党などの主張で報道、取材の自由に「配慮」するといいますが、憲法で決められている基本的な権利についてわざわざ「配慮する」と書き込まざるを得ないというところに、この法律の危険性がある。やっぱり、いくら「配慮」というようなことを入れても、この法律の本質=「特定秘密」は政府が決める、漏らしたものは罰せられる、国民には何が秘密かわからない――これには何の修正も加えられていない。

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  昨夜は、福井県と中国・浙江省の友好提携20周年を祝う記念祝賀会が開催され参加しました。浙江省からは人民代表大会常務委員会副主任ら37名が来福、昨日は藤野厳九郎記念館などを見学したそうです。
私たちのテーブルには、外交担当者や経済交流促進の担当者が座られ、県庁職員の中国語通訳を介して、いろいろお話しをお聞きしました。
 福井豪雨の時に河川課長だった、現敦賀市副市長の塚本さんも同じテーブルでした。

 料理は、永平寺のゴマ豆腐、上庄のサトイモ、若狭ぐじ、焼き鯖寿し、福井ポーク、おろしそば・・・などなど福井づくし。浙江省のみなさんも堪能されていました。

 会では「日中間の厳しい状況を乗り越えて友好、経済連携の発展を」と語られましたが、その通りです。しかしこれは政府の責任が大きいでしょう。
 名刺交換では、「おお、コミュニストですか」「福井にも共産党があるのですか」などなど共産党についての質問もいただきました。