前福井県議会議員 さとう正雄 福井県政に喝!

前福井県議会議員・さとう正雄の活動日誌。ご意見・情報は smmasao.sato@gmail.com までお願いします。

福井県議会、土木関係の決算審査。住宅の耐震診断2842戸、改修374戸に。県民の安全へ全力

2013年10月25日 | Weblog
昨日は福井県議会の土木関係の決算審査でした。

 福井市でおこった標識の事故の問題をとりあげて、土木部の対応をたただしました。
幸道土木部長は「パトロールをつよめている。ものすごい量があるので、標識の統合などもすすめたい」と答弁しました。


 県議会で私が提案して実現した住宅の耐震診断・改修事業。もう8年目になります。
先月までで、耐震診断をしたお宅は2842戸、耐震改修をしたお宅は374戸となりました。
県は、ひきつづき、活用しやすいように、居間とか寝室だけの部分改修でも助成制度をはじめています。
これからも県民のみなさんの命と安全を守るために提案をつづけていきたいと思います。


 福井駅前地下駐車場。私は、50億円を超える無駄遣いだ、と批判、反対してきました。
当時、県庁は「40年で元をとります」と説明してきました。
 しかし、収支が合うまでに平成55年の予定が20年ぐらい延びて平成77年までかかるという。理由は年間1億円以上見込んだ収入が8500万ぐらいにとどまっている、との説明。
 今後、大規模なメンテナンスも必要な時期がくるでしょう。
 このような無駄遣いの失敗は最初から明らかだったのを政治的な思惑で強行したのが問題です。
しかし、できてしまっている以上は、なるべく県民のみなさんに利用していただける工夫をこらさなくてはいけません。悩ましい限りです。
 無謀な計画に賛成してきた県会議員は責任を感じてほしいものです。

 土木部の職員は600数十名。私は「土木事務所などで働くアルバイトなど非正規職員は」と質問。
県側は「アルバイトは101人いる。人件費はおおよそ一億円」と答えました。
私は、土木事務所などの人員体制がうすくなっている。いま、災害が相次ぐ状況のなかで、現場で働く職員を増やすべき、と指摘しました。

 足羽川の堤防の草刈りについて、私は「予算削減するようなことがないように」と指摘。県側は「予算は確保していく」と約束しました。

 このほか、道路建設と信号機など安全施設の整備は一体でおこなうべき、河内川ダム工事の問題点、屋根雪融雪の効果について、ダムの長寿命化、福井市の海岸の浜崖対策、などについて質問しました。

 ひきつづき、県民のみなさんの切実な要望実現へガンバリマス。応援お願いします。

 その後、議会基本条例についての改革検討会議がおこなわれました。
 夜は、依頼されていた雑誌原稿の作成。頭の切り替えが大変です。なんとか仕上げて送稿しました。