ワープロ作成文書のデータ移動作業を行っていると、過去の自分の興味・関心事がいろいろ出てきて、楽しーです。無茶苦茶地味な作業をチマチマやってたりしてます。そしてそれが途中で嫌になったのか、時間切れになったのか、「ココまでやって、打ち切り」とかいうメモが付いてて、途中で終ってるのも、笑える。
しかし、前々から考えてたよーだが、『古語類語辞典』ってのがやっぱ欲しーなー。あるいは、古語のシソーラス。五十音順じゃなくって、主題別に単語が分類・配列してあるの。
かつ、時代別が望ましい。私の関心年代は中古・中世なので、中古・中世の用例のみが引いてあるのがよい。
今回、データ整理をしてたら、それっぽいのが出てきました。自分で作ろうとしてたのか、単に古語の勉強のためだったのか、人物名称とか住居、衣服、音楽関係、人物形容などの単語が用例とともに入力されてる。
和歌の歌枕・地名は、特に熱心にやったらしい。これは国別にではなく、山・川・海とかに分けてある。
『現代語-古語辞典』ってのも欲しーよなー、と思って作業をした跡もある。
その後、「古語類語辞典」(芹生公男、金田一春彦、三省堂、1995年)が出て、“同じこと考える人がいるもんだー”と思ったもんです。(ちなみにこの本の配列は、五十音順。これの主題別も、あるとよいのに……。)
既存の辞書等で間に合うならそれでいーし、なけりゃー自分で作りましょう。