古典和歌が好きでいろいろ集めて自分でアンソロジーとか作ってると、自分にも作れそーな気がしてきます。
現代短歌とはまったく異なり、使用するのは古語のみ・用法も王朝和歌にならいます。
名付けて、“創作古典和歌”。あるいは、擬古物語・擬古文ならぬ“擬古和歌”?
しかし、私が思いつくぐらいだから、誰か先人がやってるだろうと思うのですが、そういう集まりをいまだ知りません。
現代短歌を作っている人は、新聞だとか雑誌に投稿、という道がありますが、創作古典和歌はそういう発表の場がないようです。(少なくとも今のとこ、私は発見できていません。)
唯一見つけたサイトは、「無尽和歌抄」という、高校教師・阿部泉さんのHP。自作和歌を左注付きで公開してます。歌語の説明も丁寧で、じっくり読んだらおもしろそうです。
日本の古典文学や和歌を教えている大学教授あたりなら、趣味で作っている人がいそうなんですがねー。
あ、ひょっとして「歌会始」って、古典和歌? これは、現在は国民の詠歌も募集してるようで、来年・2010年のお題は「光」だそうですが、私はも少し凝った歌題にしてほしいなーと思います。
伝統文化を守る、って目的があるなら、皇族にこそ古典和歌を読んでほしいです。
古典和歌の創作に関しては、引き続き探していこうと思ってます。