monoろぐ

古典和歌をメインにブログを書いてます。歌題ごとに和歌を四季に分類。

秋の野

2009年09月04日 | 日本古典文学-和歌-秋

秋の野の乱れて咲ける花のいろのちぐさにものを思ふころかな(古今和歌六帖)

秋の野の花のいろいろとりすべて我がころもでにうつしてしかな(拾遺和歌集)

ま萩さく秋の花野のすりごろも露にまかせてなほや分けまし(新後拾遺和歌集)

いろいろの玉とぞ見ゆる秋の野のちぐさの花におけるしら露(久安百首)

秋の野におく白露をけさ見れば玉やしけるとおどろかれつつ(後撰和歌集)

秋の野のいづ くにつゆの身を置かん人の心のあらしふくよは(為家百首)

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