monoろぐ

古典和歌をメインにブログを書いてます。歌題ごとに和歌を四季に分類。

沢瀉(おもだか)

2021年06月20日 | 日本古典文学-草樹

題しらす 前中納言定家 
おもたかや下葉にましるかきつはた花ふみ分てあさる白鷺 
(風雅和歌集~国文学研究資料館HPより)

蛙なく田中のゐどに日はくれておもだかなびく風わたるなり 寂蓮法師
(夫木和歌抄~「校註国歌大系21」)

夕顔
里つつく水の入江のおもたかもさく色しろき夕かほの花
(草根集~日文研HPより)

江雨鷺飛
むら雨のふる江をよそに飛ふさきの跡まて白きおもたかの花
(草根集~日文研HPより)

沢瀉は、名のをかしきなり。「心あがりしたらむ」と思ふに。
(枕草子~新潮日本古典集成)

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする