(ある所にて五月雨の歌十五首よみ侍りし人にかはりて)
五月雨は行くべき道のあてもなしをざさが原もうきぎ流れて
(山家和歌集~バージニア大学HPより)
渓五月雨 実氏
五月雨にたえやしぬらん音羽川うき木つたひの谷の通路
(宝治百首~日文研HPより)
(なつのうたとて) 権中納言公雄
五月雨に/うき木なかれて/大井河/くたす筏の/数そゝひぬる
(玉葉和歌集~国文学研究資料館HPより)
むかしおもふ袖にをりける橘やなみたの川の浮木なるらん
(百首歌合_建長八年九月十三日~日文研HPより)
あすかかは-うききにつもる-あはゆきの-なみたちくれは-たのもしけなし
(堀河百首-俊頼~日文研HPより)