monoろぐ

古典和歌をメインにブログを書いてます。歌題ごとに和歌を四季に分類。

寺門琢己「Sな骨盤 Mな骨盤」ほか1冊

2011年11月20日 | 読書日記

 最近、骨盤が開き気味のまま固定してしまっているようなので、寺門琢己の「Sな骨盤 Mな骨盤」(小学館)を参考に、骨盤の可動範囲をふやそうと、ストレッチを継続中。ひざを倒す体操では、左右の差を実感。ゆがみもかなりあるようです。
 高温の湯船に頭からつかる、という処方箋もあって、これは冷えに確実に効きます。お湯にはバスソルトを入れると、さらに効果的。
 寺門さんの本が初めての人には、「骨盤教室」(寺門琢己、幻冬舎)をまず読むことをオススメします。骨盤をしめる体操と、骨盤をひらく体操の2つを、まず基本に押さえておくとよいです。

 もう1冊、「骨盤・背骨のゆがみ直し健康法」(松岡博子、PHP研究所)も参考にしました。こちらは、まず自分のゆがみの傾向を調べます。私の場合は、骨盤が前傾・左下がり・左ねじれ、という診断結果に。それぞれに効くストレッチが図解されているので、1日1回やってみてます。
 この本には、その他に、いろいろな対処療法が載っていて、私は便秘に効くストレッチの利用頻度が高いです。

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宮沢賢治「恋」

2011年11月11日 | 読書日記

 恋    宮沢賢治

草穂のかなた雲ひくき
ポプラの群にかこまれて
鐘塔白き秋の館

かしこにひとの四年居て
あるとき清くわらひける
そのこといとゞくるほしき

(「新修宮沢賢治全集 第六巻」筑摩書房、より)

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縦書きの手帳(その3)

2011年11月10日 | 雑日記

 来年の手帳は、今年使ったものと同じ、博文館新社の中長型当用日記(たて書き)№7(1386円)を継続して使うことにしました。これより大きいサイズとなると、手帳として使うには大きすぎるので。新書サイズが使いよかったし、記入のスペースもちょうどよい分量でした。
 ただ、手帳ではないせいか、来年(2012年)のカレンダーがなくって、年末になって不便を感じています。(百均でもらった名刺サイズのカレンダーを挟んで使ってます。)あと、ペン差しが秋口に、半分裂けかけたことが、マイナス点です。
 今年の1月からこの手帳を使うにあたって、手帳カバーを手づくりしようかと考えたのですが、結局そのまま使いました。(ペンホルダーをそのまま使うにはどう作ればよいか、いいアイデアが浮かばなかったせいもあります。)白無地の装丁ですが、汚れが付くこともなく、(ほぼ)1年間きれいに使えました。
 あとは月齢ですね。毎日は載っていなくって、新月・半月・満月の日だけ、枠外に記載があります。これが毎日の欄に載っていると、もっと良いなー。(ちなみに旧暦は毎日、記載があります。)

 そうそう、集文館の縦書きの日記も、似たような作りでしたよ。サイズいろいろの当用日記があり、文庫本サイズは魅力的でしたが、中のデザインが気に入らず、買いませんでした。(ワクをもっと大きくとって、記入スペースを増やしてくれるとよいのに・・・。それと、字体が自分の好みではありませんでした。)
 また、同社には、記入欄が無地のタイプ(略号26~28 掌中判)があり、興味を引かれましたが、製本が横書き仕様(左開き/左綴じ)であることと、3年タイプであることから、不採用。

 当面は博文館新社の№7を使うことになりそうですが、右綴じで記入スペースが無地のタイプを見つけたら、そちらに乗りかえるかも。
 無印良品のB5サイズ無地ノートは愛用してますが、手帳の無地バージョンは出してないみたい。どうか開発していただきたいものです。(購買数はかなり少ないでしょうけれども。)

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冬の海辺

2011年11月09日 | 日本古典文学-和歌-冬

冬枯れの尾花おしなみ降る雪に入り江もこほる真野の浦風(続千載和歌集)

難波江やあまの衣(ころも)のうら風に枯れたる葦のおとぞさびしき(続後拾遺和歌集)

明石潟須磨もひとつに空さえて月に千鳥も浦づたふなり(正治二年初度百首)

みなと江や葦の枯れ葉に風さえて霜夜の月に千鳥なくなり(新拾遺和歌集)

霜枯れの葦まの風はよさむにてこほりによわる浪の音かな(続千載和歌集)

風さえて寄すればやがてこほりつつかへる波なき志賀の唐崎(新勅撰和歌集)

雪ふればわかの松原うづもれてしほひにたづ の声ぞ寒けき(新続古今和歌集)

(2009年12月30日の「冬の海辺」の記事は削除しました。)

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初雪

2011年11月08日 | 日本古典文学-和歌-冬

今朝はなほまだ霜枯れと見ゆるまで初雪うすき浅ぢふの庭(新後拾遺和歌集)

消えのこる霜かとみえて浅茅生の草もかくれぬ今朝のはつ雪(草庵集百首和歌)

庭のおもの真砂の上はみえわかで草ばにしろき今朝の初雪(俊光集)

霜がれのみぎはに立てる葦づつのひとへばかりに降れるはつ雪(夫木抄)

明けわたる峰の榊葉(さかきば)霜八(や)たび置くかとみれば雪ふりにけり(新続古今和歌集)

山川のこほりもうすき水のおもにむらむらつもる今朝の初雪(続拾遺和歌集)

高嶺(たかね)には消(け)ぬがうへにやつもるらむ富士のすそ野のけさの初雪(風雅和歌集)

はつみゆき降りにけらしなあらち山こしの旅人そりにのるまで(夫木抄)

めもはるに花かとぞみる霜枯れの草木もわかずふれる初雪(永久百首)


初雪の降らばと言ひし人は来(こ)でむなしく晴るる夕暮れの空(新拾遺和歌集)

霜の上にふるはつ雪の朝ごほりとけずもものを思ふころかな(拾遺愚草)

身をつめばあはれとぞ思ふはつ雪のふりぬることもたれにいはまし(後撰和歌集)

ふればかく憂さのみまさる世の中をしらでぞつもる庭の初雪

(2009年12月30日の「初雪」の記事は削除しました。)

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