昨年の2月29日(閏年です)、長崎県佐世保市内を歩いた後、私はホテルに入りました。そして、勝ってきた「播州錦」のマイルドカップをいただきました。トップと下の写真です。
何故、長崎県で兵庫県の酒?ですが、単に売っていたからです。
かなり淡麗なサラッとした日本酒です。
醸造しているのは、兵庫県加古郡稲美町のキング醸造㈱です。私も良く知りませんでした。キング醸造㈱はあの「日の出みりん」を醸造している会社です。創業は1900年(明治33年)だそうです。当初より、味醂を製造していたようです。現在では、味醂の他、料理酒や酢、日本酒、リキュール(梅酒、ゆず酒)を醸造しています。
味醂は麹菌の力で糖に変える単発酵なので、甘いそうです。日本酒は、麹菌で糖に変えつつ、酵母菌の力を借り、アルコールに変える発酵をさせる、平行複発酵を行うので、酒になるそうです。お神酒は日本酒ではなく、味醂だそうです。