9月3日、熊谷久保島郵便局から熊谷広瀬郵便局に向かっていた私は、高崎線に沿った道を歩いていましした。そこは、日本貨物鉄道の熊谷貨物ターミナルのある所です。
長い貨物列車が停まっていました。トップと下の写真です。
上の写真には、お馴染みのコンテナや鉱石等を運ぶと考えるコンテナが載っています。満載のようです。
でも、トップの写真のように後ろには、1車両1個の部分が有ります。
積載されていたのは、一番後ろの茶色いタンクは、クロロホルムです。化学式はCHCl3(懐かしい!)。溶剤や溶媒に使われます。かつては麻酔薬にも使われたそうですが、毒性があるので今は使わないそうです。クロロホルムをハンカチに2、3滴たらして口元にあてがえば、相手が気を失って倒れるというストーリーは全く嘘だそうです。絶対にそのような量では、気絶しないそうです。
次はトリクロロシランです。
こちらは、半導体工業で使われるそうです。化学式はHSiCl3だそうです。空気中で自然発火することもあり、水や湿気で発熱反応を示し、塩化水素(HCl)を生じるそうです。
次はジクロロエタンです。
この物質は溶媒としてよく使われるそうです。化学式は、CH2Cl2です。こちらもクロロホルムと同じく麻酔性があり、毒性もあるようです。
こうした危険物は、他のものと一緒にできないのて、1車両1個になっているようです。運搬する物質により、様々な規定がきっとあるのでしょう。
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