昨年の5月26日(日)です。名古屋市で名古屋城の本丸御殿や大須観音を見た後、私は夕食を食べて、ホテルに入りました。そして、買ってきた「黒白波」をいただきました。25度の焼酎ですので、かなり早く酔います。名古屋で、何故、芋焼酎?たまたま、適当な日本酒を見つけられなかったからです。
「黒白波」を醸造するのは、「さつま白波」で有名な鹿児島県枕崎市の薩摩酒造㈱です。1936年(昭和11年)の会社設立です。
焼酎の醸造には、もともと日本酒と同じ黄麹が使われていたそうです。明治の終わりになり、泡盛の醸造に使用されていた黒麹が使用されるようになりました。意外と新しいです。黒麹は黄麹より、クエン酸を多く出すそうです。クエン酸は、雑菌の増殖を抑制することから、暖地でも安定した醸造ができるようになったそうです。そのうえ、黒麹の使用により、材料であるサツマイモの特性をより出すことができるようになったそうです。黒麹の変異株が白麹だそうです。
黒麹の使用により、二段仕込みが確立したそうです。「黒白波」も二段仕込みで造らています。
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