しなしなの記録

 しなしなの趣味の記録です。洋楽カラオケ、郵便局訪問、川、猫など

徳島市でふるさとの地酒と書かれた「芳水」をいただきました 旅のお供 その25

2011-04-09 07:15:13 | Weblog

 徳島市で、ふるさとの地酒と書かれた「芳水」をいただきました。
 すっきりとした軽やかな飲み口の酒なのだそうです。

 「芳水」を醸造している芳水酒造㈲は、香川県境、吉野川のほとりの徳島県三好市井川町にあります。大正2年の創業だそうです。もともと、江戸時代には煙草製造業を営んでおり、当時の煙草の銘柄「高徳」という名の酒だったそうです。大正5年、芳香の高い美味な酒ができたことから、この芳香をいつまでも保てるようにとの願いを込め、また、吉野川は芳野川、芳水とも呼ばれていたことから、「芳水」と命名したそうです。

 これまで、香川県、愛媛県、高知県の日本酒(カップ酒)をご紹介しました。今回の徳島県で、四国各県でも日本酒が醸造されていることを知りました。
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パソコンが壊れた!やっと新しいパソコンでブログ更新です 今年の札幌は雪解けが遅いです 

2011-04-07 19:56:01 | Weblog

 4月10日(日)夜、パソコンが壊れました。使い始めてから8年経過したものなので、そろそろやばいな。画像やファイルのバックアップを取るかと考えていた矢先でした。ACアダプタがいかれたようで、バッテリーがなくなりました。ACアダプタはもはや購入できないとのことです。ハードディスクは無事なので、取り出し、画像やファイルは残りました。
 しかたなく、12日(火)、新しいパソコンを購入しました。ボーナス払いです。
 やっと設定を終わりました。たいへんだったのは、このブログの更新ページへのアクセスです。何せ、IDやパスワードを記録していなかったからです。試行錯誤の末、たどり着けました。

 OSがウィンドウズXPからウィンドウズ7になったため、いらいらしっぱなしです。何と使いづらいことか!!余計なものばかりが登場し、肝心の機能が探せません。タバコの本数が増えてしまいます。自分たちの技量を誇るのでなく、商売を組み込むのでもなく、もっと使う人のことを考えてほしいです。

 怒りをおさえて、ここからが本題です。

 今年の札幌は雪解けがたいへん遅いです。トップの写真は、近所の公園です。4月もかなり過ぎたのに、一面に雪が残っています。道路にもまだまだ雪があります。





 白石サイクリングロードも両脇にかなりの雪が残っています。



 このところ、日中の最高気温が10℃を超えるようになってきました。これらの雪もじきに消えると思います。私は、一昨日から、コートを脱いで通勤しています。でも、もっと早く、暖かくなれ!!
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がんばろう仙台、宮城! 被災宅地危険度判定士の1日はこのようなものでした

2011-04-03 07:45:58 | Weblog

 朝、8時に宿舎のホテルを出て、歩いて、トップの写真の仙台市役所に向かいます。壁には、がんばろう仙台と書かれています。

 そして、市議会の委員会会議室に設置された、下の被災宅地危険度判定実施本部に入ります。



 それぞれの班のテーブルには、その日の調査箇所の地図や調査範囲の平面図が用意されています。8時30分から昨日までの調査結果の発表と注意事項の説明がなされます。新たに加わった判定士には、別途、その後説明があります。既に判定を行っている班はその前に目的地に出発します。

 私達も出発しました。がんばろう宮城と書かれた車輌と併走しました。



 目的地に着き、判定を実施します。宅地の所有者に判定を行うことを説明し、了解をいただきます。



 上の写真の段差や下の写真の道路から続く擁壁のクラックなどを調査します。



 そして、判定結果を宅地を所有している方にお話し、判定ステッカーを貼ります。



 お昼は外で食べます。この日は被害のあった練積み擁壁が見える公園での昼食です。



 練積み擁壁は、転倒しており、排水溝が持ち上がって地表面より上にあります。木も倒れています。余震があっても安全な位置でお昼をとります。これは大事なことです。

 私の朝食と昼食は下の写真です。



 被災地では、食料は調達できません。札幌から持っていったものです。電気は復旧していることから、ホテルの電気ポットでお湯を沸かし、安心米を造ります。お湯なら20分、水でも60分でできます。朝食は安心米を三分の一とさんまみそ煮、そして高級品の道場六三郎のスープ、モンカフェコーヒーです。昼食は安心米の三分の二とさんま蒲焼、チーズです。安心米の袋にさんま蒲焼のつゆと空き缶を入れ、こぼさないよう持ち帰ります。3日間、同じ内容です。

 15時を過ぎては新たな判定を行わないようにとの指示はありますが、やはり中途半端に残すわけにはいかないので、終わるまで行いました。

 実施本部に戻ってから、調査結果をとりまとめ、仙台市の方に報告いたします。



 皆さん、真剣なのが写真からも見ることができます。緊張感があります。

 実施本部を運営している仙台市の方はたいへんです。我々の報告を聞き、それから避難勧告を出すかどうかなど判断しています(実際、避難勧告が出された地域があります)。さらに、翌日の調査箇所の準備もしなければなりません。深夜まで仕事が続いているそうです。

 私は、夕食は国分町の居酒屋でとりました。営業を再開した所も多かったです。揚げ物ができない等、かなりメニューに制限はありましたが、しっかりと牛タンも食べました。余震が続いている中なので、炭火で焼くのではなく、フライパンで焼いたものですが、たいへんおいしかったです。

 まだまだ、原発の問題もあり、東日本大震災からの復旧への道のりは遠いかもしれません。私は被災された方が一日も早く元の生活に戻られることを祈っています。
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私は宅地判定士として、3月29日から仙台市内の被災宅地の判定をしました 予想以上に被害は甚大でした

2011-04-01 21:19:33 | Weblog

 私は、宅地判定士として、北海道第3隊の2班長を命ぜられ、被災宅地判定の判定を仙台市内で行いました。3月29日、30日、31日です。
 仙台市内には、仙台空港が閉鎖されているため、新千歳空港から山形空港に飛び、レンタカー(災害対策車輌)で仙台市に入っています。

 29日、初日、太白区の現場に着いて見て、びっくりしました。一見して、予想していた以上にひどい被害です。下の写真です。



 右上のお宅に行く石積だった階段が崩壊しています。どのようにして、あの宅地を見ることができるかが、まず問題でした。写真には写っていませんが、右側の擁壁の上のお宅の庭から、倒壊せず、残っている階段にでることができ、判定をしました。

 下の写真の擁壁は、破損しています。下の方で、膨らんでいるのがわかると思います。



 鉄筋がむき出しになっていました。擁壁の上のお宅にはお住まいになっている方がおり、判定結果が危険であったことを告げ、早急に対策を講じてほしい旨、仙台市の担当部署に相談するようお話しました。

 30日は、太白区の29日とは異なる場所の調査でした。
 現場に着いて最初に目にしたのがしたの写真です。



 擁壁が転倒し、家が動いています。崩れた擁壁が支えていた土砂は隣のお宅の車庫や物置を壊し、家が止めていました。

 その擁壁が壊れた家の斜面の上方にあったお宅、2軒も被害が甚大です。下の写真です。



同じように擁壁が壊れ、家の前の階段が大きく傾斜しています。どのお宅も、住むことはできません。現在、避難されていました。避難された方が家に戻ってきましたので、お話を伺うことができました。全員、無事、避難できたと聞き、少し心が和らぎました。

 31日は、青葉区の被災宅地の調査でした。



 かなり高い駐車場の擁壁が倒壊しています。下の家のカーポートは破壊されました。崩れた土砂や擁壁の石は家で止まっています。余震や降雨による2次災害が心配されます。

 下の写真は、完全に滑っている面が有ると私達は判断しました。



 4軒のお宅にまで連なる亀裂です。段差は20cmも有ります。赤いお宅の向こうには擁壁があるのですが、擁壁はまだ破壊していません。しかし、今後は大きく破壊する可能性があります。

 こうした危険な宅地には、私達はトップの写真のような「危険」の赤紙を貼ります。

 これを貼る判断をし、そのお宅の方に危険である理由等もお話します。申し訳無く、つらい気持ちでお話します。しかし、皆さん、判定結果について、「ありがとうございます。」と感謝の言葉をかけていただきました。心が少し、楽になりました。

 また、多くの方にご協力をいただきました。お菓子や飲み物、果物などもいただきました。札幌から来たことを告げると申し訳ないくらい、ねぎらいの言葉もいただきました。仙台市の方の心の暖かさを知ることができました。

 頑張ろう仙台、宮城県!!私も応援します!

 こうした地震による宅地の被害はテレビのニュースでは取り上げられていないようです。しかし、多くの方が被災している事実があります。

 もう一度、頑張ろう仙台、宮城県!!!
コメント (2)
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