雨台風が去った翌日の10月31日の日曜日、ご近所仲間のK子さんご夫妻の作品が出展されている
「赤レンガ倉庫」に、親しくしている仲間3人で行ってきました。
題して「木のきいた展覧会」
木工職人となったご主人Mさんの仲間同士の合同作品展です。
今までも何度かK子さんご夫妻の事はこのブログでも紹介していますが、
お二人は定年後2年間、タイのチェンマイに家を借りて、
ケミカルエンジニアだったご主人は趣味の木工
ファイナンシャルアドバイザーだったK子さんは、好きな染と織物を学びました。
そして昨年春、K子さんのお父様が危篤となったのを機会に、日本に戻ってきましたが、
それからはご夫妻コラボで、精力的に作品展を開いています。
こちらの画像は、昨年秋の「鎌倉芸術館」での作品展の模様ですが
ご主人製作のチェストや机と、彼女の染め織物が見事に融けあっていますね。
そして、今年の3月は北鎌倉の「古陶美術館」で、K子さんと女性のお仲間の展示会がありました。
その時の記事はこちらでご紹介しましたね。
今秋もご夫婦コラボで出展です。 | 私が買い求めたK子さんの手作りストール♪ |
こちらはお仲間の「枯葉絵」、センスが光る! | 他に焼物の展示もありました。 |
私が3月に買ったサーモンピンクのストールは、タイシルクを彼女がチェンマイで染めたもの・・・
そして今回買い求めた渋い色合いのストールは、彼女がタイで染めたシルクの糸を織り込んだ物です
わりとザックリ感がありますね。
彼女の自宅では一階の和室がご主人の工房となり、
2Fの元子供部屋に大きな足踏みの織機を入れて、
周りの壁にはタイシルクの糸がワンサと下がっているK子さんの仕事部屋です。
展示会が近づくと、ご夫婦で一日中それぞれの部屋で夜なべの手仕事・・・
そして展示会が終れば気晴らしに、しょっちゅう2週間単位で海外旅行に行っているご夫妻です。
見事な老後設計を実践していますね
さて、この赤レンガ館の展示会場に行く前に・・・
「久しぶりに中華街でお食事をしたいわ」
というのんちゃんのご希望で、私たち3人は中華のランチを戴きました。
休日は相変らず人出が多い横浜中華街・・・ | いつもどのお店に入ろうか?と迷います。 |
今回は飲食店を経営している(今は息子さんに任せて隠居の身の)仕事仲間に聞いて
「456菜館」という上海料理のお店に行きました。
上の画像の「善燐門」の先の交差点の角にある別館です詳しい情報はこちらでどうぞ。
孫さんというオーナーシェフが、TVの鉄人対決に出て準グランプリになったらしい?
TVで紹介されると味が落ちるというのが私の勝手な持論ですが・・・
「中華街の職人さんたちが食べに行く店」ということで、
ちょっと濃い目の味付けですが、まぁ~まぁ~というところでしょうか・・・?
休日のランチのコースが一人1900円という安さでこの量
とても全部は食べ切れませんでした
私たちはマンプクリンのお腹を抱えて「山下公園」を通り抜けます
氷川丸は2年前、リニューアル・オープン♪ | 休日は大道芸人もお馴染みですが・・・ |
この日は観光客の姿よりも、警察官の姿の方が多かった
「秋田県警」に「北海道警」・・・
横浜で開催されるアジア太平洋経済協力会議(APEC)の警備に供えて、
日本全国から集まってきているようです。
シルクセンターの四つ角を右に曲がり、鉄軌道の下に新しく出来た「象の鼻パーク」経由で
私たちは「赤レンガ倉庫」を目指します。
街路樹が色付き始めていましたね
そしてこちらが「象の鼻パーク」の一角・・・
このガラスの中を覗くと、古い転車台が見えます。
ここの公園整備の工事中に見つかったものだとか・・・
横浜の港はここ象の鼻地区から始まりました。
横浜市では、この貴重な地区の歴史性や象徴性を活かしながら賑わいや交流の場を生み出すため、
広場や緑地を基本とした段階的な整備を進め、開港150周年の平成21年6月2日(開港記念日)に
「象の鼻パーク」がオープンしました。
この場所は、1854年3月31日、アメリカ合衆国のペリー提督が2度目の来日で初めて横浜に上陸した場所です。
1859年、日米修好通商条約により横浜が5つの開港場の一つに指定されて以降、
この地区は横浜で最初の本格的な波止場となりました。、
「象の鼻」の名称は、時代と共に少しずつ形を変えてきた堤防の形状が、象の鼻に似ていたことに由来しています。
目の前は「横浜税関」です。
そしてその向うは「神奈川県警本部」
今、この地区は11月13~14日に開催される「APEC」に向けて大警備網が敷かれています。
「赤レンガ倉庫」が見えていますね。
丁度レンガ倉庫と大桟橋を結ぶ途中にあるプロムナードの一角が「象の鼻テラス」となっているようです。
こうして私たちは横浜の中心部を散策しながら、K子さんご夫妻の作品展に行ってきました。
「木のきいた展覧会」を拝見し、K子さんの手作りのストールやテーブルセンターを購入してから
レンガ館内の喫茶店でお茶して、しばし3人でお喋りを楽しみました。
気がついたら5時を廻っていて、もう日が暮れて・・・
赤レンガ館も綺麗にライトアップ
左奥に「ベィブリッジ」も見えていますね
この日は「ハロウィン」のお祭りの日で、お姫様や魔女のような姿の人々がたくさんいました
そんな人々を眺めているだけでも楽しいひと時でした。
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家に帰って主人にこの日のことを報告すると
「ナニィ~、中華街で中華料理だと~、許せ~ん」
と烈火のごとく怒り出しました。
「俺は最近の中国の態度に腹を立てているんだ。中国製品はボイコットする」
といきまいています。
中国製品を買わないという事は、あなたが昼食で利用するファミレスの食事やコンビ二弁当も食べられないし
作業着などの衣類も買わないということよ・・・
その後、尖閣諸島沖の中国漁船衝突を巡る「ビデオ流出」のニュースが出るに及んでは
「こんなに明白な証拠があるのに、これを伏せての弱腰外交は何たることか~」
「もうこれで菅政権は見放した」
民主党には期待をしていただけに落胆も大きいようで・・・
主人はTV画面に向ってブツブツと怒っている日々ですわ