花と緑を追いかけて

山を愛し、花を愛し、旅と
映画とパソコンと、好奇心も
いっぱいの主婦の日記です

ハラハラ、ドキドキ、「パース」滞在記②

2005年09月19日 | パース滞在記
〔海岸線をドライブ・ソレントへ〕
AM10時頃、玄関のドァーがトントンと叩かれる音がして、ベットに横たわり
ウツラウツラしていた我々夫婦は飛び起きました。
代わりのレンタカーが届いたのです
30代くらいの女性がキィーを渡しながら「ハロ~、サンキュ~、グッバ~イ」
それだけ言って、帰って行きました。
「車が動かなかった事に対しての、何の釈明もないんかい」
あっけにとられて見送りながら、主人は口をとんがらせましたが、ここは日本と
違うんだよ~~頭ペコペコの営業なんてないんだわ。

とにかく車が手に入ったので、シーサイド・ドライブに出かけることにしました。
パースの街は直接には海に面していません。
インド洋から、スワン川を19キロさかのぼった所にパースはあります。

まず北に向かって小一時間で行ける「ソレント」を目指しました。
マァ~、大田区あたりの住宅地から、葉山や逗子のマリーナに行くような感じ
です。
晴れているけど風は冷たく、車にも暖房を入れました。
渋滞なんてまるで縁のないパースの郊外---何度か道に迷ってUターンしながら
も、あっという間に着きました。インド洋ですよ~~インド洋

 
イタリアのソレントによく似た海岸だからこの名前が付いたと聞きました。
きっと明るい太陽が降り注ぐ所が同じなのでしょう。
そういえば「帰れ、ソレントへ」と言う歌もありましたっけ。

おしゃれなカフェやお土産屋さんが立ち並ぶ「ヒラリー・ポート・ハーバー」
の一角に水族館もありました。

「アンダー・ウオーター・ワールド」(水族館)は前長3mもあるサメやエイが
優雅に泳いでるらしい---イルカのショーもあると書いてありました。
夏は海水浴もできる所なので、家族で楽しむには打ってつけのエリアなんでしょう。
車がなくてもパースからは電車とバスで行けるようです。
今の季節は、夏に向けて海岸の整備工事が行われていました。


機内食を朝の5時頃食べただけなので、そろそろお腹がすいてきました。
オープンカフェで食事タイムとしました。
AM11時、まだランチには早く、朝食メニューです。
アメリカンブレックファーストをとり合えず一皿、それにジュースとコーヒーで23ドル(約2000円)
案の定、凄いボリュームです。

バターがたっぷりのトーストが2枚に、揚げポテトと厚切りベーコンが2枚づつ、
そしてステーキがド~ン
その上にフレンチエッグとビーンズの甘煮がたっぷり。
2人で分けても、十分に、お腹がいっぱいになりました。

開放的な雰囲気のオープンレストラン---他に日本人は一人もいませんでした。
まだ春浅い海辺ですが、Tシャツの人、フリースを羽織った人、キルティングを
着た人等、さまざまでした。

ちなみにカーボーイハットの後姿は主人です。
彼はパースとかかわりを持ってからは、仕事でもこのカンガルーの皮でできた
帽子をかぶります(モチロン日本でも)
汗止めに赤や黄色のバンダナを首に巻いて---「クロコダイル・ダンディー」を
意識しているのかしら
本人曰く「お客様からはとても好評」だそうですが、こんな植木屋さんが現れ
たら、忘れられないわね~~~

「水族館」の見学はやめにして、海岸線を南下---
高級別荘地が広がる「コッテスロー」のビーチを眺めながら、西オーストラリア州
最大の港町「フリーマントル」を目指しました。

〔オーストラリア・道路事情その1〕
オーストラリアの道路は、標識もしっかりとあって、安心してドライブが楽しめ
ます。
風光明媚な所には「ツーリストウエイ」なる標識まであって、ちゃんと導いてくれ
ます
日本と同じ右ハンドルなので違和感はありませんが、信号のない交差点には
必ずロータリーがあって、最初に右側から入った車が優先です。
直進車といえども、右折車の方が先にロータリーに入ったら、待っていなければ
なりません。
それと皆驚くほど速度制限を守って運転しています
ところどころにカメラがあって、ちょっとの違反や信号無視もパチリと写される
そうです。
黄色の信号は日本だとアクセルを踏みますが、あちらは必ずブレーキです。
第一日目、主人はあわててブレーキを踏むことがしょっちゅうでした。
日本なら後ろの車も行く気でいるから「追突」ですよね~~
「日本人、そんな急いでどこに行く」、マッタク、マッタクです





コメント (8)
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