花と緑を追いかけて

山を愛し、花を愛し、旅と
映画とパソコンと、好奇心も
いっぱいの主婦の日記です

梅雨明けはいつ?

2007年07月23日 | 日常の日記
九州北部と四国中国地方の梅雨明けが宣言されましたね。
でも・・・
こちら関東南部は相変わらずハッキリしないお天気が続いています

そんな中、主人が突然「槍・穂高を見に行きたい!」と言い出しました。


この所、連日蒸し暑い中での仕事が続いている主人ですが・・・
先日近くのショッピングセンターを歩いていたら、TVの大型画面に「槍・穂高」のDVDが流れていたとか・・・
「山の涼風がオレを呼んでいる」と、居ても立ってもいられなくなったようです。

早速昨日、桜木町にある「山の店・カモシカ」に行ってきました。





去年もこのお店の事はUPしていますが、7月最後のバーゲンサンディーとあって、店内はそこそこ賑わっていました。
でも・・・
衣類などは大方売れてしまって、残り物が多く欲しい物がありません
やはり例年通り5月にこなくては駄目ですね。
登山靴やゴアテックスの雨具などはまだまだありましたが・・・




ツェルト(簡易テント)を買おうか?と迷いましたが、我々が登る山は人がたくさん行く所だから、万が一の事があっても連絡は取れるだろうと(楽観的?)やめました。
我が家近くの本屋さんでは売っていない、精巧な地図とガイドブックを買って、奥の談話室でコーヒー(無料)を戴きました。



ここにはあらゆる山岳雑誌やビデオが揃っていて、自由に見る事ができます。

我々夫婦が今回出かける予定の山は、槍・穂高の展望コース「燕岳→常念岳」と決めました。
いわゆる「表銀座コース」の前半部分ですが・・・

それで、いつ行くの?
梅雨はまだ明けていないし・・・
私は8月第1週は山仲間と南アルプス登山の予定だし、第2週は息子一家との伊豆旅行だよ

私は仕事仲間と1992年に「上高地徳沢→蝶ヶ岳→常念岳→燕岳→中房温泉」と、このコースは行っています。
古いアルバムを取り出して久しぶりに眺めてみました。



こちらは蝶ヶ岳頂上での朝、山小屋の前での写真です
イヨイヨ「常念岳」に向けて出発しますが・・・
台風が九州から本州に進路を進めているとの情報を聞かされていました。
でも、北アルプスの峰峰は明るく輝いていましたよ。



常念岳の登りの手前で昼食のお弁当を食べました。
雲は増えているものの、まだまだこの大パノラマが堪能できました。
さすが15年前の写真だけあって、我らみんな若いですね


案の定「常念岳」頂上で雨になりました。
ナ~~ンニモ見えない霧の中。
でも、若い私たちは登れただけでも嬉しくて、この後の台風直撃すらも楽しんでいましたよ。
常念を下り、鞍部の所に建っている「常念小屋」に辿り着いたと同時に、バケツをひっくり返したような雨になりました。





翌日は台風の直撃にあい、一日中小屋に閉じ込められていました
キャンプ場の人もみんな小屋に入ってきたから、ギュウギュウ詰め・・・
お布団2枚に10人が寝ました

でも「常念小屋」は皇太子殿下がお泊りになった後だったので、トイレも綺麗で、ウッディーな作りの食堂では「生ビール」も飲めたんですよ
みんなで山のお話をしながら過ごしました


そして次の日のトレイルは、台風一過のピカピカの中での空中漫歩が楽しめました
こちらの写真は大天井岳の上で山岳会の会長に写して貰ったもの・・・
私の宝の写真です。
「槍ヶ岳」が目の前で
小槍も見えていますね


アルバムの最終章は「燕岳」です。
「燕山荘」に荷物を置いて、散歩がてら頂上を目指しました。
白い花崗岩の山です。
コマクサがたくさん咲いていたのを思い出します。

この小屋で一泊してから、北アルプス三大急登の一つと言われる「合戦尾根」を下って中房温泉でお湯に浸かりました






今回は逆にこのバカ尾根を5時間かけてエッチラオッチラと登って、燕岳→常念岳と縦走し、上で2泊の予定なのですが・・・
それで、いつ行くの?

「お盆明けまでなんて待っていられない。今すぐ行きたい!雨なら登らないで温泉に浸かって安曇野観光だ~」
子供みたいな主人の意見で・・・
明後日の、中房温泉の宿を申し込みました!

週間天気予報は絶望的なマークが続いていますが
果たしてどうなりますか?

コメント (28)
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