花と緑を追いかけて

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いっぱいの主婦の日記です

花巡りの旅・桧枝岐から尾瀬沼へ

2007年07月04日 | 旅日記

今回の旅の2日目の宿を「桧枝岐」にした時点で、3日目は尾瀬沼を歩く事に決めました。
「会津駒ケ岳」に登る話も出ましたが、最後の日なので車を運転して横浜の自宅まで帰らなくてはならず・・・
今の我ら夫婦の体力では無理と判断しました

トップの写真は沼山峠から尾瀬に入り、大江湿原のお花を楽しみながら行くと、やがて尾瀬沼が見えてきたところを写したものです。

尾瀬は群馬、福島、新潟の三県にまたがった日光国立公園に指定された地域です。
主に尾瀬沼と尾瀬ヶ原の大きな盆地に分れ、尾瀬沼は福島県側の沼山峠から、そして尾瀬ヶ原は群馬県側の鳩待峠から入ると便利です。

尾瀬沼は標高1600mの高山湖で、周囲9kmあり、沼山峠からノンビリ歩いて約5時間のハイキングを楽しみました。

さて・・・
お話は前日に戻して、私たちはヒメサユリの大群落を楽しんでから、一路桧枝岐に向かいました。
30分足らずの距離ですが、途中日本百名山の「会津駒ケ岳」が見えました
カメラを取り出している間に隠れてしまいましたが






この日の宿は「旅館・ひのえまた」です。
大きな温泉地の有名温泉ホテルの利用はツァー旅行の時だけ・・・
最近の私たちが利用するのはもっぱら「日本秘湯を守る会の宿」です



桧枝岐には他にも有名な「かぎや」さんが秘湯を守る会の宿としてありますが、今回は露天風呂がある方を選びました。

5階建てのちょっと味気ない建物ですが・・・
トイレは各部屋にウォシュレットが付いていたし、お食事も個室で夫婦水入らずで楽しめたし
スタッフの方々も皆さん親切で良かったです。

桧枝岐の名物と言えば断然お蕎麦です。
夕食のお膳も当然お蕎麦ずくし
テーブルの上に置かれた献立表には「山人料理」と書かれていました。
そして・・・
「2000m級の山々に囲まれた桧枝岐は昔から蕎麦を主食としてきました。又林業が盛んで、山で働く人たちが家からそば粉・酒・味噌・塩を持って山に上がり、食材は山のものを使った料理。それが山人料理です」と、説明されていました。

1,2,3,4,5はっとうと蒸し物
裁ち蕎麦蕎麦と豆腐の田楽

山椒魚の唐揚げ揚げ蕎麦

最初の写真は、
1・・・・鶏肉と野菜、そして千切った蕎麦が入った、味噌味の山人鍋
234・・ミズナとゼンマイ、地こごみなどの山菜の和え物
5・・・・イワナの塩焼き
そしてこの後すぐに出てきたのが、そば粉ともち米を練って、じゅうねんと砂糖をまぶした甘い「はっとう」
その上、お米も小麦もあまり収穫できなかった桧枝岐のお蕎麦は昔から10割蕎麦なんですよ。
天然山椒魚の唐揚げもビックリしましたね。

一番最後に舞茸ご飯が出ましたが、とてもお腹には入りませんでした。

こちらの宿の詳しいことはここをポチッと押すとでてきます。
そして「日本秘湯を守る会」のウエブサイトもその中にありますがこちらです


夜半に雨の音を聞きましたが、翌朝はナント!晴れていました
朝7時半に出発して、車窓から百名山の「燧ケ岳」を仰ぎ、緑の森の中のジグザグの道路(RT352号線)を上がっていきました。
御池の大駐車場に車を置き、山歩きの仕度をして・・・
ここからはマイカー乗り入れ禁止なので、沼山峠までは専用バスに乗ります。


朝の8時20分、沼山峠から歩き始めました。
最初は木道の階段を700m登ります。フ~フ~フ~

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木道の上に白い花びらがたくさん落ちていたので、見上げてみると「オオカメノキ」のお花がたくさん咲いていました
そして足元の木道の脇には、マイズル草(マウスオンしてください)、ミツバオウレン(クリックすると画像が出てきます)、そしてゴゼンタチバナなどの白いお花がたくさん楽しめました


登りきってから下り始めるとまもなく展望台が現れて、尾瀬沼が見えてきました

コメント (20)
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