花と緑を追いかけて

山を愛し、花を愛し、旅と
映画とパソコンと、好奇心も
いっぱいの主婦の日記です

夏の終わりの「納涼祭」

2011年09月02日 | 日常の日記
9月に入りました。昨日1日は「防災の日」
今年は3.11の大震災を経験していますから、各地の防災訓練も真剣に行われたようですね。

私も食品庫の保存食品を点検し、賞味期限の余裕のない物を取り出し入れ替えました。
30年以内に75%の割合で首都直下型の地震が想定されるとのこと・・・

我が家近くの三浦半島断層地震も取りざたされています。
何をどう準備すればいいのか・・・


叉9月1日は210日にあたり、台風が最も多い時期だそうで、
おりしも台風12号が日本列島に迫っています。

今週後半は関東直撃と覚悟して、買出しに精を出し冷蔵庫を満杯にしましたが、
予想進路は大分西に移り、いまだ南方海上をウロウロしているようですね
進路に当たる地域の皆様は被害がないよう十分警戒して下さい。

台風から遠く離れたこちら関東南部も、晴れたと思ったら急に雨が降り出したりの
不安定なお天気が続いています。
西の空にはご覧のような巨大な積乱雲がモクモク・・・


今朝は久しぶりに散歩に出てみました。
里山に通じる道の足元にはたくさんのピンクの花びらが落ちていて
見上げてみると秋の七草の「葛の花」があちこちに咲いていました。


もう我が家近辺にも秋が忍び寄っています。

♪「萩の花 尾花葛花 なでしこが花 をみなへし また藤袴 朝顔が花」♪
万葉集の山上憶良の歌が浮かびました。

ナデシコは8月に行った「高ポッチ高原」でたくさん見ましたね。

道端にはカラスウリの実がなっています毎度、ご近所のワンちゃんに朝のご挨拶♪

里山の麓を一回りして、20分の散策でした。
我が家のある住宅地は、横浜郊外の丘陵地ですから、
台風が近づいても洪水の心配がないので助かります。

8月27日「納涼祭」

ブログ仲間とのオフ会の翌日は、父がお世話になっている施設の「納涼祭」でした。
毎年、8月の最終土曜日に催されます。

今年は今にも雨が落ちてきそうな中、
まずはスタッフさん手造りのお神輿ワッショイ!から始まりました。


父は息子(弟)と娘(私)に、盛んに昔の仕事の話などをしておりました。

小さい子を見ると「可愛いね、可愛いね」と目を細めるので、
次回からは息子一家も連れてこようと思いました。

模擬店には子供が喜びそうな「焼きソバ」「たこ焼き」「綿菓子」「ゲーム」などがあり
楽しめますものね。

模擬店も年々充実してきています地元の歌手の演歌も披露され・・・

この施設も出来て丸5年、夏祭りも年々盛大になってきましたね。


先ずは地元選出の国会議員の先生、県会議員さん、市会議員さんのご挨拶です。

おりしも今日から新しい内閣がスタートしました。
被災地の一日も早い復興と、我々世代を含めての老後の安心を願います。
「ドジョウ内閣に期待はできるのでしょうか


最初の年からボランティアで出場してくれている戸塚の和太鼓のグループ
カッコイイですね~


そして今回のメーンイベントは、若い男性スタッフさんの「よさこいソーラン」です。
リズミカルな踊りで大盛況
アンコールもあって、最後はへとへとになっていたようです


2ヶ月も前から練習していたようで、私も行く度に「是非見て下さいね」と言われていました。
母の入退院の都度、お姫様抱っこして車椅子に乗せてくれた頼もしい若者達です。


男性軍の活躍に車椅子の皆も家族も、大拍手


最後は地元のボランティアさんも一緒に盆踊です。
2年前までは私も母の車椅子を押しながら踊りに参加しましたが、
母はもうこの施設には居ないのですよ

お天気が怪しかったので、大きなブルーシートの屋根が取り付けられましたが
どうにかお開きの6時まで降られませんでした。ヨカッタ!ヨカッタ!


こちらはお天気に恵まれた去年の「納涼祭」です。
女性のスタッフさんの花笠踊りが披露されました。


週に2回顔を出す私にとってはもうすっかり顔なじみ・・・
親を看てくれている、ありがたい娘みたいな存在です。
青い山脈やリンゴの歌などの、彼女達が知らない懐メロは私が率先して歌っていますよ。

そして年代が近い看護婦さんやケァマネさんはもう友人のような感じですね。
みなさん盆踊を楽しんでいました。


去年の「納涼祭」の時は病院を退院したばかりの母も、父と同じこの施設にいたのですが・・・

11月に誤嚥性肺炎で高熱を出し、意識がなくなり再び入院
母はそれ以来口から食事が出来なくなり、父のいるこの施設には戻れませんでした

今では藤沢の療養型病院で、鼻からのチューブで高カロリー栄養を注入され
寝たきりですが大分元気になりました。

殆んど話せませんが、私が行けば辛うじてわかるようで、高熱も出さなくなり、
5cmもの大きさの痛々しかったジョクソウも治りました。

この日は午前中、母の主治医との面談があり、母の諸々の検査結果を聞かされました。

栄養状態も大分良くなり落ち着いているが、
CT検査で腹部のリンパ腺が腫れているのが見つかり、
どこかにガンが疑われるとのことでした。
でも「特に検査などはしない、痛い思いはさせない」との合意を先生と交わしました。

父も8月の診察で腫瘍マーカーが限りなくゼロに近くなり、
薬も効いている様で取り合えず安泰な日々が続いています。


去年2月、私がエジプト旅行から帰国して5日目に、父の目の横のヘルペス発症から始まった、
両親の次々に出てくる壮絶な病状に、心痛めバタバタした日々が1年以上続きましたが
最近落ち着いて、少し解放された思いです

でも、親も我々夫婦も今が一番若いのですから、明日何があるかは分りません

せいぜい我々世代はボケないようにと、
母の病院の院長先生が、たくさん執筆して出している本を読む日々です

この本によると「生真面目な人はボケやすく、不真面目な人はボケにくい」そうです。
それなら我が夫婦は大丈夫かな~

指先(PC)使って、文章を考えるのもボケ予防に良いそうです。
ブログ生活をこれからも大いに続けようと改めて思いましたよ


コメント (24)
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