母の写真の前に飾るお花は小菊よりもバラが似合うような気がして、
この秋、黄色のバラの苗を買いました。
これで我が家の庭には真紅・ピンク・黄色と三種類のバラが見られそうです。
写真の中の母には「お父さんをまだ連れて行かないで・・・・」と、
お願いしましたよ。
この2週間は父の病状に振り回されていました。
総合病院の外来で2回診てもらったのですが、いずれも「軽い肺炎」との診断。
でも・・・
抗生物質を投与されても中々熱が下がらず
喘息のような症状も出て、2日の土曜日に緊急入院しました。
肺炎は悪化、心不全もみられ、肺に水がたまっているとのこと
ところが本人は食欲もあり、38度の熱があるにもかかわらず至って元気で
一晩中歌をうたって一睡もせず、ついに個室行きとなりました
「下呂温泉」
信州&飛騨の旅の続きです。
白川郷と五箇山の合掌造りの里を見学した私たちは、日本三大名泉に数えられる
「下呂温泉」に向かいました。(あとの二つは草津と有馬)
高山本線下呂駅から、飛騨川沿いを中心に旅館・ホテルが林立していますが、
私たちが利用した会員制の宿は、温泉街からちょっと離れたところにありました。
名古屋から車や電車で約1時間半の温泉地ですが、この日の宿泊客は7~8組程度
団体客がいない会員制ホテルは淋しいくらいに静かです。
夕食は名物飛騨牛のすき焼きとお造りの他に、鮎の塩焼きなどが並びます。
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お食事はまぁ~まぁ~ですが、前日に泊まった「上高地・帝国ホテル」と比べると
極端に従業員が少なくて
ビールのお代わりも手を上げて、「すみませ~ん」と大声出して頼みます
高級ホテルのボーイさんたちの目配りには到底かないません。
ここの宿泊費は帝国ホテルの5分の1と思えば腹も立ちませんが・・・
「朝市」でお買い物
下呂の町で訪ねたのは「朝市」です。
高山名物の「赤カブのお漬物」や「高山ラーメン」、そして新鮮野菜を買いました。
赤カブの漬物は、10年前に行った高山の朝市で買ったものの方が美味しかったです。
下呂からの帰路は、中央高速道路を使う手もありましたが
まだ走ったことがない「第二東名」を走りたいという主人の希望もあり
お買い物のあとは、ひたすら飛騨川沿いを名古屋方面に向かいました
「日本昭和村」
名古屋近辺には「明治村」「大正村」、そして「昭和村」とあります。
私はどれもまだ見たことがありませんでしたが、
今回はその中の「昭和村」に寄っていくことにしました。
日本昭和村は、岐阜県美濃加茂市にある昭和30年代の里山をイメージしてつくられた都市公園で
正式名称は「平成記念公園・日本昭和村」
ここは道の駅「昭和村」を併設している「東海環状自動車道のハイウェイオアシス」でもあります。
私たち夫婦にとっては懐かしい昭和の時代の風景が再現されています。
私の小中学校時代の頃のお茶の間は、まさにこんな感じでしたね。
古民家の中では本物の生きた「かいこ」を見ることができました。
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カイコガ科に属する幼虫のカイコ(蚕)はクワ(桑)を食餌とし、
絹を産生して蛹(さなぎ)の繭(まゆ)を作ります。
ここでは有史以来養蚕の歴史と共に生きてきた昆虫と繭を見ることができました。
園内の敷地面積は約83.9ha(計画は約159.6ha)
暑い中歩いて回るには広すぎます。
私たちは約20分で一回りする、機関車トーマスのトレインに乗りました。
カヌー遊びができる池もあります。
馬場があり、馬にも乗れますね。
ファミリーで楽しめる公園のようでした。
園内には木造校舎や遊具、万華鏡作りなどの体験教室、桑畑、茶畑等が広がり
岐阜県内に現存した建物が移築される場所もある発展途上の公園です。
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2003年(平成15年)4月にオープン。
名誉村長には中村玉緒が就任し、1年に1度のペースで訪村しているそうです。
「新東名高速道路」・NEOPASA駿河湾沼津(上り)
昭和村を後にし、東海環状自動車道から東名高速道路に入りました。
この旅の最後の目的は、2012年4月14日に開通した新東名の御殿場JCT~三ヶ日JCT間の
約162kmを走ることです
この間は私も運転しましたが、トラックが少なくて走りやすかったです。
駿河湾沼津のサービスエリア(上り)で遅い昼食タイムを取りました。
地中海の港町をイメージしたという外観は、高速道路施設とは思えないほど
リゾート感が満載です。
新東名高速の中で、上下線ともに海を見渡せるのがこのエリア。
上り線では、2階テラスや3階の展望テラスから駿河湾を一望できます。
この日は生憎の眺望で、駿河湾も伊豆半島もぼんやりと見えるだけでしたが・・・
こうして私たち夫婦の「信州&飛騨」を駆け抜けた
三泊四日のドライブ旅行も終了です。
長きに渡っての旅行記にお付き合いいただきありがとうございました。