この地に住んで30年、お正月前に咲いたらラッキーという感じでしたが・・・
こんなに早いのは初めてです
今日17日は夕方から冷たい雨が降りだしましたが、
この一週間は師走とは思えない暖かい日和が続きました。
こちらのシンピジュームも先月から咲きだしています。
今までお正月に間に合ったのは数えるくらいなので・・・
今年の晩秋の暖かさにはとにかくビックリです。
そうそう・・・
前回ご紹介した4日のワンゲルの会で、鎌倉の獅子舞のモミジ谷を下った時
ナント「アジサイ」が咲きだしていて驚きました
鎌倉「覚園寺」の紅葉(12月7日・月曜日)
taeさんを見送った2日後は、私とカメラ仲間のSさんが幹事の撮影会でした
山形往復時、ずっと喪服姿にパンプスはいていたので、膝と腰が痛くなり
心痛も加わって翌日は立ち直れずにいました
翌々日の7日の撮影会も午前中の「獅子舞」は、Sさんに案内をお任せして私はパス
午後1時半に、次の撮影地「覚園寺」で合流しました。
鎌倉のお寺の紅葉もそろそろ終わりですが・・・
モミジの裏側に廻ってみると、ご覧の通り見事な色合いです
こちらはこの撮影会の10日前(10月27日)、Sさんと下見に行った時に、
「覚園寺」の同じ所に立って写したモミジです。
10日間で赤く色付いたさまが分かりますね。
山門から本堂の前庭までは誰でも自由に入れます。
以前所属していた写真クラブの親しい仲間から、鎌倉の紅葉の撮影会を企画したいけど
「どこが良い」と相談を受けた時
私とSさんは「獅子舞・モミジ谷の山の紅葉と覚園寺」と答えました。
(ワンゲルの会で三日前に獅子舞を歩いた時は少し早かったのですが、この日は丁度見頃だったとか)
覚園寺の境内は広くて、古い仏像もたくさんありますが
本堂から先は500円を払って、ツァー形式でお坊さんの説明を受けながら
約1時間かけて廻ります。
モミジや大きな大きな銀杏、そしてメタセコイヤの紅葉・黄葉も綺麗で
古い仏像もたくさん見られますが、中は全て撮影は禁止
それでも一見の価値はありますのでお薦めです詳しい情報はこちらです。
古い仏像を眺め、案内のお坊さんからあの世のお話を伺っていたら
taeさんの安らかなお顔を思いだし、凍えていた心が少し和らぎました
大船の小さなお店で「忘年会」
「覚園寺」での撮影会&境内見学ツァーを3時半で終了し、
鎌倉宮をお参りしてから鎌倉駅まで歩き、横須賀線に乗って二駅戻ります。
二ヶ月前に同じ仲間と来た「大船」の、女将が一人で切り盛りしている
小さな小料理店を借り切って、男4人・女4人で「忘年会」を楽しみました
八人でお鍋をつつき、お酒を飲みながらカメラ談義や写真展の話をして、
私もしばし悲しい現実を忘れました。
夫の干支の羊年も、あと2週間で終わります。
去年は夫亡きあとの諸々の手続きに追われ、一昨年は父が年末から危篤状態となり
更にその前年の12月9日に母が亡くなったので、大掃除どころではなかった
今年こそはとも思いますが・・・
夫の物を片づけるのも心情的には一時間が限界で、遅々として進みません
今週初めには孫娘が風邪をひき、
仕事があるお嫁ちゃんに代わり私が駆けつけ、見守りました。
忘年会の予定も立て続けに入っていて何かと慌ただしい師走ですが、焦らないことにします。
何もかも一人でするのは無理
taeさんを見送って帰って着た時、横浜まで一緒の友人が電車の中で
「告別式に出たわけではないので、お清めの塩がないわ」と、思いだしたように言いました。
そして「私は寝ている夫を起こして、台所から持ってきてもらうけどnaoさんは誰もいないのね」と・・・
結局タクシーを我が家近くのコンビニで降ろしてもらい、塩を買って帰りましたよ。
その日の夜はtaeさんを失ったショックがあり、腰や背中も痛くて眠れませんでしたが、
一人でシップを貼るのは至難の業
夫を亡くすということは、「片腕を無くすのと同じ」と思い知りました。
そのことをお兄ちゃん孫に話したら、私の腰と背中にシップを貼ってくれましたわ。
お陰で元気になって、ご近所仲間と「イルミネーション巡り」に出かけることができました。
そのお話はいずれ又と致します。