晩秋の11月下旬から真冬の2月頃まで、我家の二階から富士山が綺麗に見えます。
ただ今年はその回数が少々少ない気がしますね。
「我が家から見た富士山」(12月2日・朝6時40分)
この日はワンゲルの会の「箱根湯坂道歩き」を申し込んでいたのですが、どうも体調がイマイチで気力が湧かず
このコースも山仲間と3人で7年前に歩いているしで、前日断りました。
忙しすぎた11月の反動がどっと出てしまったようです
でもこの富士山を見てちょっと後悔・・・
今週はご近所仲間ののんちゃんが、三日続けて我が家の庭の剪定に来てくれました。
夫が亡くなった2年前から、「藤棚は任せて」と申し出てくれたのです。
彼女の趣味は庭作りと、部屋のリフォームなどなどで・・・
庭のデッキ造りや部屋の壁紙貼りなどはお茶の子さいさい
お隣との仕切りの木の塀まで、彼女一人で作ってしまうのです
夫亡きあとの、頼もしい頼もしいお助けウーマンですわ。
今回は藤棚だけでなく、夫が使っていた庭師用の剪定バサミと小型ノコを腰にぶら下げて
「一人で勝手にやるからね、用があるなら出かけて・・・」と言いながら
脚立に上って、茂りに茂った我が家の樹木をバッサリと切ってくれた。(夫がビックリしているかも知れない)
「茂っているのを見ると切りたくなるのよ」と、ご覧の通りスッキリさっぱり、
そんな彼女ですが、「今日のnaoさん、少しぼぉ~っとしている感じ」と心配してくれた。
「ノドがちょっと痛くて目が回るの、遊び過ぎが原因ね。」と私
最近の私、時々ぼぉ~としてボケが始まったのかしら?と思う事が多い・・・
神隠し現象が増えて、探し物も増えた
(庭仕事しながら二人で鋏は?、ノコギリは?と探し回ったから、のんちゃんも同じで単なる老化現象)
その「ボケ」を感じた11月初めのハイキング編をUP致します。
「頭高山から渋沢丘陵の震生湖」ハイキング(11月6日)
11月初めの小春日和の日曜日、実のお母様を介護している山仲間のYさんが
「娘が来て、母を見てくれると言うからハイキングに行こう」とのことで
GWの大山登山以来、腰を痛めていたKさんの「リハビリハイキング」と銘うって、5時間ほど歩いてきました。
小田急線の「渋沢駅」に9時集合、駅でパンフレットをもらって歩きだします。
この日は快晴に恵まれ、電車の中から白い富士山も綺麗に見えていて・・・
登山道に向かう住宅地からは丹沢連山が目の前に広がっていました。
標識に沿って「頭高山」(ずっこやま)を目指します。
大山街道は大山参りの古道ですが、東京・赤坂から続く「矢倉沢往環道」とは
秦野市内を東西に通過するのが国道246号線。市民なら誰でもが利用する大切な生活道路ですが、
その昔は江戸時代に整備された矢倉沢往還。
矢倉沢往還は東海道の脇街道として人と物資の往来が賑やかだったようです。
残っている古い往還は伊勢原から善波峠を越え、大山を右手に見ながら、西の出口である千村に通じますが
千村を抜けると忽然と姿を消してしまうようです。
パンフレットを片手に、古い歴史道を味わいながら半年ぶりに会った山仲間と歩きます。
40代50代はアルプスの山々を歩きまわった我ら三人も、60代はそれぞれが仕事や親の介護
孫の面倒見などで忙しくなり、中々3人揃っての山に行けなくなり・・・
70代を迎えた今は筋力も衰え、最近は低山歩きでアップアップです
このお寺を右にみて更に歩いて行くとようやく「頭高山」の登山口にたどり着きました。
これからが本番で、本格的にカメラの出番という時にバッテリーが切れ、予備電池と交換。
でも点かな~い、私は予備電池を充電し忘れていたのです
私ボケたかしら~
「頭高山」の詳しいことはこちらでどうぞ。
八重桜の広場で、おにぎりを食べて一休み・・・
登山口から30~40分で登れるこの山は、春の桜の頃に訪ねるのがお薦めです。
この頭高山から上の地図の一番右下に出て、渋沢丘陵の「震生湖」に向かいました。
2005年の11月25日に、私とYさんは小田急の秦野駅から渋沢丘陵ハイキングの経験があります。
こちらです。
今回画像がないので、その時の写真を使います。
秋の風の心地よい中、大山を始めとする丹沢連山を眺めながらのハイキングです。
畑の中の道を私たちはお喋りしながら、途中の無人販売所でミカンや柿を買ったりしながら
震生湖に向かいました。
「震生湖」
1923年(大正12年)9月1日の関東大震災でこの付近は幅約200mにわたって陥没し
市木沢(いちぎさわ)がせき止められ、震生湖は誕生しました。
前回来た11月末は紅葉が始まっていて綺麗でした。
今回はハシリでしたが、水面に映る木々の美しさに一眼レフカメラを持ってこなかったことを悔やみました。
この震生湖までのバス便は休日にはありません
二時半を過ぎていて、更に秦野駅まで歩く元気がなくなった私たち・・・
Yさんがお祭りで賑わっていた「弁天さま」に、タクシー会社の電話番号を聞きに行きました。
お祭りに参加していた信者さんが「帰り道だから送りますよ」と言ってくれたので
私たちはタクシー代の代わりに1000円をお賽銭場箱に入れましたわ。
3人のオバサンパワーに圧倒されたのか?、車に乗せてくれたおじ様は道を間違えて、
徒歩と同じ40分かけて、秦野駅まで送ってくれました
藍色の作務衣に白いおヒゲの元ジャズマンという素敵な方で・・・
チベット仏教から、琵琶を持つ弁天様信仰に至った心の軌跡をポツリポツリと語っていました。
30年近い山歩きでは今までも素敵な出会いがあり、車に乗せてもらった事も5~6回経験
そんなこんなを思い出しながら、私たちは楽しい歩きの一日を終えました。
雪の大山「阿夫利神社」(11月25日)
頭高山や渋沢丘陵から眺めた「大山」に、雪の降った翌日に一眼レフカメラを抱えて行ってきました。
観測史上初の11月の降雪があった翌日は快晴に恵まれ
ケーブルカーで登った阿夫利神社には雪が10㎝ほど積もっていました。
この日はワンゲルの会の30周年記念のワンデリングと、お豆腐料理とシシ鍋の忘年会
そして地元の写真クラブの、MM21の夜景撮影会のダブルブッキングとなりました。
昼と夜だから「何とかこなせるだろう」と、腹をくくりましたが・・・
私やはりボケたかしら~~
こちらの詳しいご紹介はいずれ又といたします。