この日の軽井沢は明け方雨の音がしていましたが、朝食を終える頃には晴れだしました。
「今日は黒斑山に登ろう」と地図を眺めながら主人がつぶやきました。
黒斑山は浅間山が目の前にドカンと見える山・・・
私は6~7年前に、山仲間のYさんと登った事がありますが、
その時は霧で残念ながら浅間山は見えませんでした。
「霧が無くて、スッキリと浅間山が見えるなら登りたい」と返事をしました。
いつものようにホテル近くのコンビニでオムスビとお茶を買って、
チェリーパークラインを登りおよそ1時間・・・
黒斑山の登山口の有る「高峰高原」の車坂峠を目指します。
下界は晴れていますが、山の上の方にはガスが・・・
案の定、車坂峠の登山口の上は雲で何も見えません
取り合えずビジターセンター前の駐車場に車を入れました。
駐車場の周りは黄色のニッコウキスゲのお花畑が広がっています
初夏の風情が感じられる、ビタミンカラーの「ニッコウキスゲ」です。
木道を歩きます。オンタデの花が? | こちらはマメ科のシャジクソウ |
赤いシモツケが鮮やかです | キスゲの中にノハナショウブが咲いていた。 |
標高2000メートル近い高峰高原は、浅間山の西につづく車坂峠を中心とした
なだらかな高原です。
晴れていれば眼下に千曲川、遠くは富士山、八ヶ岳、北アルプス を一望できるはず・・・
霧が峰の「八島湿原」にもたくさん咲いていた「ヤナギラン」
このお花を見ると盛夏を感じます。
英語で言うと「フャイヤー・ウィドー」(火の未亡人って)・・・
ニッコウキスゲの群落の中には「ツリガネニンジン」なども見えています。
秋の気配の「吾亦紅」 | 可愛いベル状の「ツリガネニンジン」 |
蝶がノアザミの蜜を吸っています。
前日の「高ポッチ高原&鉢伏山」と同じように、
高峰高原も蝶やトンボの舞う楽園でした。
霧で「浅間山」が見えない「黒斑山」登山は諦めて、私たちは往復1時間半の
「高峰山ハイキング」をすることにしました。
往復3時間かかる「黒斑山」登山道の立派な入り口とは反対側の
「高峰高原ホテル」の裏手に、高峰山(高峯山)に通じる登山道がありました。
登山道の入り口には「ヤマオダマキ」と | 「チダケサシ」が咲いていました。 |
流石田中澄江さんの「花の百名山」に選ばれた山
数え切れない種類の花々に出会えました。
特に目についたのが、蝶や蜂さんたちにも好かれる「マツムシソウ」
涼やかな色合の「マツムシソウ」 | 頂上に咲いていた「イワシャジン」も印象的 |
ベルの形のお花が可愛い・・・ | 楚々と揺れるクガイソウ |
爽やかなブルーのお花が並びましたが・・・
登山道の両側に咲き乱れる、ビタミンカラーのハクサンオミナエシからは
元気をもらいました。
オレンジ色の「クルマユリ」が何ともチャーミングですね
三姉妹のような「クルマユリ」 | ちょっと物思いにふける「クルマユリ」? |
他にもミネウスユキソウやシュロソウ、イブキジャコウソウやニッコウキスゲ・・・
たくさんの花々が霧が流れる登山道に咲いていました。
その幻想的な風景共々デジブックに纏めましたので、お時間のある方はご覧下さい。
デジブック 『夏の花咲く「高峰山」』
旧盆の時期ですね。
多くの皆さまはご親族一同お集まりになり、お墓参りや帰郷などでお忙しいことでしょう。
我が家は主人の実家が東京の世田谷・・・
お盆は7月で、すでにお線香をたむけて済ませております。
私の方は横浜ですが、まだ実家の両親が存命中なので仏壇はありません。
近くに住む息子一家と箱根にちょこっと避暑に行ってきます。
コメントのお返事は携帯からさせて戴きますが、
ご訪問が少々遅れますのでお許しくださいませ
高峯山を登っている時、団体さんの登山者の中から「イワインチン」という声がしたので、そうだと思って写真を撮りました。
家の帰って植物図鑑を見てみると葉っぱが違う・・・
高山植物の撮影は葉も入れなくてはいけませんね。
毎年のように夏の軽井沢に出かけます。
軽井沢銀座などは滅多に行かず、もっぱら近辺の山々の高山植物めぐりを楽しんでいます。
今年はお天気がイマイチデしたが、お花には恵まれましたね
図らずもそんな素敵な花を鑑賞出来て思いっきり堪能しました。
夏の高原の花をいろいろ思い出す中、ハクサンオミナエシは全く初めてですと書いた所で、高山植物図鑑を見たら、何と昨年白馬で見たと書き込みがありました。全くなんてことでしょう。
私の言うこと全く当てになりません。
高峯山に登られたのですね!
箱根は涼しかったことでしょう。
そのあとはアンチョコ見ないとダメです
でも「千曲川旅情」はなかなかでてこない・・・?
五木ひろしではなくて、島崎藤村の「千曲川旅情」ですね。
♪昨日またかくてありけり、今日もまたかくてありなむ
(略)千曲川柳霞みて、春浅く水流れたり♪
これらを全部そらんじられるkaidan619さんは、なかなかの文学青年だったのですね。
夏の小諸の懐古園は昨年行きましたが、その中に「藤村記念館」がありました。
こちらでUPしました→http://blog.goo.ne.jp/nao5512/e/4c6520cb9fbb234416947e2f47b41918
浅くのみ春は霞みて♪の季節ではありませんが、園内から千曲川が望めました。
神奈川県の大磯に藤村が住んでいた家があります。
いつか行ってみようと思っています。
こちらは一昨日この夏の最高気温を記録しましたが、昨日の雷雨で温度がいっきに下がりました。
今日は9月下旬の涼しさです。そちらは如何ですか?
今回は、海野宿と高峰山と合わせてコメントさせて頂きます。
貴方のブログを見ながら、私のコメントを見てくれてる人も居るので、
本当はさぼれないんです!
うだつの上がらない人生だった私には、海野宿の立派なうだつは、
見たくはなかったな~!
でも、島崎藤村が千曲川旅情の歌を構想した場所には、
ぜひとも、一度、行ってみたいですね~!
今でも、バッチリ最後まで覚えている歌ですから!
行くとすれば、浅くのみ春はかすみて、の頃ですかね~!
いずれにしも、信州路、行ってみたいですね!
一晩中クーラーを除湿にしておきました。
そして明日からは「秋」
激しく替わる今年の夏でした。
アサマフウロは絶滅危惧種と聞いています。
高峰山で見たときは場所が場所なので迷いました。
もう少し赤い色が濃いのが「アサマフウロ」でしょうか?
八方や栂池、そして霧が峰や池の平ら湿原と高山植物のメッカは長野県に行けば苦労して山に登らなくてもありますね。
これで「浅間山」や「アルプスの山々」が見られたら言う事無しの夏休みでしたが・・・
宿の支配人さんには「山が見たければ5月か10月に着てください」と言われました。
小桃さんの古里は本当にいいところです。
山は紅葉の秋に期待ですね。
この暑さも明日1日我慢すれば暫らくは涼しい日になるようです
でも高原の爽やかさには適いませんでしょうね
田舎に帰る時、佐久インターで下り18号に出ますがその時に浅間連峰がみえます
高峰は勿論車坂峠もきれいに・・
この景色が本当に好きです
若い頃は思いもしなかった信州の良さを離れてからシミジミと感じました
元気のでる黄色のニッコウキスゲは間に合ったようですね
八方ではピンクのシモツケが真っ盛りでした
デジブックを拝見しながら思い起こしています
「シュロソウ」は八方では見かけませんでしたが・・「アサマフウロ」が咲いていました
沢山の花を楽しめた夏休みでしたね
その反対側にひっそりとした「高峰山」への登山口がありました。
黒斑山から浅間山の麓を歩く一回りコースもあります。
荒々しい活火山の地球の息吹きが感じられる風景が堪能できるので、晴れて浅間がスッキリ見えていたら「黒斑山」に登りたかったのですが、霧で何も見えずに諦めてお花の綺麗な「高峰山」にしました。
ちょっと歩き足りない感じですが、これだけお花が楽しめればヨシとしましょう・・・
これが正式名なのでしょう・・・
ただ田中澄江さんの「花の百名山」では高峰山の「コウリンカ」と紹介されていました。
そのコウリンカも絶滅危惧種と聞きました。
前日歩いた「鉢伏山」に一面に咲いていましたが、そろそろ終わりのようでした。
私たちもビジターセンターの周りのお花畑を巡り、木道を歩きました。
それから高原ホテルの裏手から山に向いました。
どこを歩いてもお花がいっぱいで・・・
展望は得られませんでしたが、お花には恵まれました。
無事箱根から戻ってきました。
箱根も暑かったですが、吹く風が気持ちよかったですね。軽井沢も同じでした。
デジブックへのグッドもありがとうございました。
今年は暑さの乱高下が激しくて身体も疲れます。
山のお天気は更に複雑ですから、行って見なくては分りませんね~
我々もニッコウキスゲの満開の霧が峰で雨に降られた事があります。
風が無ければ傘をさして歩けますから、このピンクのヤナギランが見られると思いますよ。
雲の流れ次第では案外晴れるかもと、期待してお出かけしてください。
とても良いお湯で、次回は是非泊まって雲上の野天風呂にも入りたいものです。
冬でもスノーシューが楽しめるところで有名ですね。
だんだんさんがこの冬紹介していたことを思いだしました。
私は最近腰を痛めて、アルプス級の山に登る自信がなくなりました。
主人もアキレス腱が痛いとか申していますので、ハイキング程度の山登りが丁度いいような気がします。
この高峰山は子供連れでも登れて、それでこれだけの高山植物が満喫できるのですから・・・
山のお花に興味のある方には是非お薦めですね。
こんな中を歩いたのは初めてです。
感激しましたね。
ちょっと歩き足りないけど、自然の中でこれだけの高山植物に出会えたので満足です。
頂上はロックガーデンのようでステキでした。
これで北アルプスが見えたら大満足なのですが・・・
この高峰高原は整備されたチェリーパークラインを車でいけますからどなたでも大丈夫!
高峰山は、幕山よりも簡単に登れます。
機会があったら是非お出かけください。
ところであの湯河原の「幕山」も花の百名山に入っているのですよ。
ただし地図に付いている説明書も、田中澄江さんの「花の百名山」の本も「高峰山」となっていますのでこれでUPしました。
正式な方に直そうかと悩むところです。
この山塊は私も黒斑山から烏帽子まで殆んど歩いていますが、高峯山は残してありました。
想像以上にお花がたくさんあって満足しましたよ。
横浜から見れば地元のような避暑地なので、さほど見物もせずに孫達と遊びました。
黒斑山kらドカンと大きな「浅間山」を眺めたかったのですが、このお天気ではどうしようもありません。
替わりに歩いた「高峰山」は時間も半分以下のラクチンなハイキングでした。
お花がとても綺麗なので満足でした。
高峰山の頂上は残念ながら見通しはききませんでしたが、まるでロックガーデンのような雰囲気でステキでした。
毎度お花の名前のチェックをありがとうございます。
タデをダテと打ち間違えたりで、相変らずいい加減で恥ずかしい限りです。
箱根も暑いですが、風が何となく爽やかで日影はとても気持ちがいいですね。
高峰高原から黒斑山。たぶん歩いていける
道があるのですね。いいですねぇ。天候が
良ければ植物の写真などを撮りながらのん
びりと一日を過ごせそうです。
越後からそう遠くはない浅間なのですが、
なかなか行く機会を持たずにいます。
キスゲも、まだ早く、少なかったです。ハクサンフウロを少し、シモツケはバスから見ました。
山の植物を見るのは、難しいですね。
いろいろ詳しいnaoママさんだから、出会えるんでしょう。
沢山のご紹介、有難うございました。
旅の雑誌などではよく見ますね。詳細にご紹介頂きありがとうございます。いろんな高山植物に出会えてよかったですね。
私達も土曜日にバスツアで霧が峰に行くんですか、生憎雨の予報が出ています。涼しくなるのはいいけど、よりによって待ちわびてた日に雨なんてね。日頃の行いかな?
高峰温泉に女性6人で一度だけ泊まったことがあります。
到着日雨、次の日も小雨、
雨の合間に高峰山に登りましたが、花の百名山とも知らず周囲に注意も払わずにいました。
naoママさんのブログを読んで、惜しいことしたなぁと思っています。
私でも登れそうな所をブログでたくさん紹介してくださるので、
メモを残し、いつか行って見たいと思っています。
名前は分からなくても高原の植物は見ているだけでもほっとします。
高原にはすでに秋の気配が・・・
マツムシソウの可愛らしい花には目を細めます。
登山というより軽いハイキング このほうが体にはやさしくていいです。
ハクサンオミナエシは随分いっぱい!うらやましいです。
箱根でものんびりお過ごしくださいね。
私は登山経験が無いので、naoママさんが載せる
記事にそうなんだ、ウンウンと頷きながら読まさせて貰っています。
最近では自分の目で高山植物を見るのが夢になりました。
素晴らしい写真の数々で、デジブックも楽しく見させていただきました。高峯山という字を使うと思います。
2度行ってますが、黒斑山も篭の登山も登ってきました。黒斑山は浅間山の直ぐ近くで荒々しい山を見ながら登りました。篭の登山へ登った時は噴煙が立ち昇っていて帰ってから数日後に
噴火のニュースが流れました。
池の平湿原にも寄って沢山の花を楽しんできました。
当時を思い出して懐かしかったです。
有難うございました。
箱根で避暑ですかいいですね、今頃は車中でルンルン気分でしょうか。
こちらは朝から暑い中でPCに向かっています。
デジブック 『夏の花咲く 高峰山』拝見してきました。
黒斑山を黒斑山に変更してもやはり山頂は霧の中でしたか、
しかし小諸の街を見渡せ、多くの花々に出会え幻想的な霧の山歩きも楽しかったのではと思います。
楽しい箱根の避暑を満喫してきて下さい。
ウメバチソウがたくさん咲いていました。
たくさんの高山植物に出会えたようです。
オンダテ→オンタデ、
シモツケソウ→シモツケ(葉っぱが違うようです。)
ヤマオダマキ→キバナノヤマオダマキ、
チダケサシかトリアシショウマか葉っぱをみたかったです。
マツムシソウ、イワシャジン、いずれも秋を告げる
花です。
ハクサンオミナエシ、これだけ群生していると
気分もいいですね。
今日も暑くなりそうです。
箱根で充分英気を養ってきてください。