この宝石のような美しい実は何でしょう
鎌倉の駆け込み寺で有名な「東慶寺」に生っていた「野ブドウ」です
こちら関東は連日爽やかな秋晴れが続いていますが・・・
私は最近哀しいことを見聞きする機会が重なり
少々心がブルーになっていました。
そんな時に以前所属していた写真クラブのお仲間の男性2人に誘われて
写真展見学&東慶寺でのミニ撮影会に行ってきました。
境内は紅白の萩が咲き乱れ
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三連休の中日で午前中は雨が降っていましたが、自称「低気圧性ウツ気味」のワタクシ
雨の休日に一人家に居るのも淋しくて、喜んで参加させていただきましたわ。
幸い午後には雨も上がり、何とか東慶寺の花々を撮ることができました。
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この日私が声をかけて誘ったのは・・・
この一ヶ月間、ストレスが原因でほとんど動けなくなったSさんです。
彼女も薬が効いて、ようやく眠れるようになったとか
私も辛い一年を過ごし、Sさんほど酷くはありませんが
似たような症状も味わいましたし・・・
そして日暮れが早くなり寒さに向かうこの時期は、私も心が震える日々が増えましたし・・・
Sさんも「家に籠っていないで外の風に当たる必要あり」と思い
「無理しない程度に付き合わない?」と、同じ写真仲間の彼女を誘いました。
東慶寺のお庭は色々な花々が、一見雑然と入り混じって咲いていますが
この日一番目立っていたのが見上げる高さの「シオン」でした。
夏山でよく見る「ヨツバヒヨドリ」によく似たこちらのお花は何でしょう・・・?
白とピンクが咲いていました。
これは秋の七草の一つ「フジバカマ」と、ブログ仲間の山小屋さんが教えてくれました。
こちらは黄色い「ジンジャー」
昔行ったハワイでお土産に買った覚えがあります。
白いジンジャーの花が、我が家の庭にも咲いたことを思い出しました。
あの時のハワイ旅行は、実家の両親と弟一家、そして私たち夫婦と家族皆で行きましたね。
50歳前後の私は、両親も夫も元気で居てくれるのは当たり前と思っていた幸せな時代でした。
東慶寺の一番奥に、十月桜が2~3輪咲いていました
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3時過ぎの鎌倉「東慶寺」での、約一時間の撮影会を楽しみ
私たち四人は「カメラ談義と反省会」と称して、大船の小料理屋さんに直行です。
「葉山文化園」での写真展
この日の最初の目的は「風景写真・入賞作品展」の見学です。
JRの逗子駅で待ち合わせ、4人でバスで行きました。
写真は「光と影」が大事と学び、たくさんの刺激を受けました。
私はまだまだ目の付け所が解らない初心者と悟りましたわ
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お花の写真は撮ればとるほど難しさを感じます。
趣味の良い木造の素敵な建物の「葉山文化園」でした。
大船のお店で反省会
写真仲間のK氏が連れて行ってくれた小料理屋さんは、女将が一人でやっている
素朴なお店で気に入りました。
手作りのお料理が並び、久しぶりの再会にまずは乾杯です
Sさんが「今日は風が気持ち良かったわ。久しぶりのビールも美味しい」
「無事に歩けたし、参加して良かった」と言ってくれて、私も嬉しかった
私から見れば3人もお嬢さんが居てその内2人は同居、
持病はあるもののゴルフが趣味のご主人と賑やかな家族に恵まれ、
羨ましいくらいの彼女ですが・・・
人間誰しもが悩みやストレスは抱えているのですね。
真面目な頑張り屋さんほど、身体に症状が現れてしまうのでしょう
他にも一口餃子や串カツなども頼みましたが、Sさんも食べているようで安心しました。
彼女もこの日楽しんで、一時的にも気持ちが開放されたなら誘った甲斐がありましたわ
夕方の5時から8時まで飲んで食べて喋って楽しんで・・・
9時前に家に帰ったら電気を点け忘れて出かけた我が家は真っ暗で・・・
玄関を入ったら、涙がポロポロ出てしまいました。
「強くならね」ばと思いつつ、私の心もまだモロい
今回は今が盛りの秋のお花の紹介が、少々湿っぽいお話となりましたが
次回は「東京路地裏ブラ歩き」後半の、楽しい記事のUPと致しますね。
京都の寺院も、ホトトギスが見頃です。
ツワブキも咲き始めています。
こういう季節の草花を見ると日一日秋めいているを感じます。
明かりのない家に帰ったときは寂しいですね。
Sさんをお誘いしてあげたのですね。
Sさんもこれからnao♪さんと同じ道を歩かれるわけで、まだまだ苦しい日が続きそうで、そのお気持がわかるnao♪さんこそ、頼りがいがあるでしょう。
そういうnaoさんも秋独特のセンチメンタルな憂愁には泣ける日々でしょうね。
歩いて食べてを続けてください。
眺めです。
浄智寺も好きです。
東慶寺は、縁切り寺のイメージが強くて何となく、寂しい気分になります。
大船にも粋なお店があるのですね・・・
私が学生の頃は、駅前の焼き鳥屋さんの屋台の臭いがおいしそうだったのを覚えています。
駆け込み寺と言われる「東慶寺」に投げ込み寺と言われる「浄閑寺」とどちらも女性に縁のあるお寺さんですね。
浄閑寺ではお墓の間を通られて境内を見学されたと思いますが狭い通路に驚かれたのではないでしょうか。
シオンにその下の虫が止まる白い花の2枚にホトトギスが美しく撮られているなと思いながら拝見しました。
次々とお誘いを受けるなんて素晴らしい事だと改めて感心しています。
散歩として鎌倉を訪れたのは、30年程前が最後です。
今は、かなり変わって居るんでしょうね。
秋を迎え、花ばなも変わりつつ在る様です。
一見雑然と植わってる木々やお花たちですが、この季節でもこれだけの花々が見られました。
ホトトギスとシュウメイギクが見頃でしたね。
ツワブキは我が家の庭で黄色い花を咲かせています。
秋は淋しさが一層募る季節で、切ないです。
中でも大きかったのが「お墓問題」だったような気がします。
実は私が買った霊園の一角を彼女も買いました。
ご主人は中国地方出身のご長男・・・
田舎のお墓はもう守れないからと、そちらの方の墓じまいもしなくてはならなくなりました。
それが精神的に負担になったのでしょう・・・
私の一年分のストレスからくる症状を、彼女は一ヶ月でドスンと来てしまったようです。
その分、回復も早いと思っていますよ。
私ができることは、彼女が私にしてくれた「話を聞くこと」そして「外に連れ出すこと」だと思っています。
私の実家のお寺のご本山でもあります。
「東慶寺」は小さなお寺ですが、秋の花々がこれだけ多く見られました。
小一時間の撮影には丁度良い広さでしたね。
大船はあまり詳しくはないのですが、主婦にとっては安いお魚やさんがたくさん並んでいて、嬉しい所です。
今回お墓を購入したお寺が大船に近いので、これからは時々寄ってみたいと思いましたね。
写楽様に言われて気が付いた次第です。
写楽家のお墓は投げ込み寺にあるのですね。
そうそう、狭い通路を通って供養塔まで行きました。
狭い境内の東慶寺ですが、秋のお花がたくさん見られました。
近くに寄れずに撮影はできませんでしたが、白い「夕顔」もまだ咲いていましたね。
崖いっぱいに咲く、春の岩タバコやイワガラミ見事ですが、秋の時期も楽しめるお寺でした。
道が狭い鎌倉は中々車で行くことが困難ですものね。
歩いてこそ、鎌倉の良さが分かるという所です。
人の少ない冬の鎌倉もお勧めです。
ロウバイ、梅、そして雪の鎌倉が良いと思います。