花と緑を追いかけて

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映画とパソコンと、好奇心も
いっぱいの主婦の日記です

「横須賀しょうぶ園」で撮影会

2011年06月28日 | カメラ教室

私にとっては2回目の、写真教室の撮影会は「横須賀しょうぶ園」でした。

6月22日のこの日は「夏至」、梅雨の晴れ間の太陽が顔を出し
朝から気温がグングン上がり、横浜の最高気温は30度を越えたようです。
思いがけず、カンカン照りの中の撮影となりました。

午前10時に集合し、最初に先生の説明があります。
「今日のような晴天の中での撮影はPLフィルターを使う必要がありますね」

はぁ~?PLって、何も知らない私です
先生が自分のフィルターを取り出し「ホラ、こうして回して調節すると光っている所が緩和されるでしょう」
と使い方を教えてくれました。

レンズの口径に合わせて買わなければならないようで、値段も1万円以上するそうです


「横須賀しょうぶ園」では、5月下旬から7月上旬にかけて、7,000㎡のショウブ田に
412品種、14万株が次々と花開き
毎年、6月1日から6月30日までは「しょうぶ祭り」が開催されているそうです。

「横須賀しょうぶ園」の詳しいアクセスなどはこちらをご覧下さい。

正直、この風景をどう撮って良いのやら戸惑いました。
梅雨時の潤いを帯びた中で咲くハナショウブなら、必至でアップを狙ったかもしれませんが・・・
このカンカン照りの中ではイマイチお花もクタァ~となって元気がありません


唯一「花殻摘みの乙女(?)」の姿が絵になり、追いかけました。


ハナショウブは、野生のノハナショウブを原種とする、純国産の園芸植物です。
栽培の起源は、明らかではありませんが、江戸時代頃から武士階級で栽培熱が高まり、
それが庶民にも広がって行き、さまざまな品種が生み出されたとの事です。

編み笠に紺絣、赤い前掛け姿で、下げたザル籠に摘んだ花殻を入れていく動作が絵になりますね。



ハナショウブの品種は、主に江戸系、肥後系、伊勢系から構成されているようですが
私にはどれがどれやら、詳しいことは分りません。

尾形光琳の雅な「カキツバタ」の絵をイメージしてきましたが、晴天の中では難しい・・・
第一、元気に咲いているハナショウブを見つけることすら困難でした

ハナショウブと紫陽花は梅雨空に咲いてこそその美しさが映えるはず・・・

水滴の一つも欲しくなりますならば根元の水の影狙い・・・

色々遊んで見ましたが、個性を出すとはどういう事平凡な私には、どうにも難しい・・・



アメンボーを撮ってみましたが、綺麗とは言いがたい画像です

ならば人の姿を入れてみようと・・・でも、さっぱりドラマ性が感じられません

ここで先生が涼んでいたので、よく分らないカメラの「測光モード」の事を聞きました。
説明書には「評価測光にしておけば無難」と書かれていましたが
「それは集合写真などでは良いけど、平坦な画像になってしまうから、中央部重点測光を選びなさい」と・・・
まだまだ分らないことが多々ありますが、せっかく覚えても右から左に抜けてイク


園内には水車もあって、その周りにはたくさんの紫陽花も咲いていましたが・・・
こうカンカン照りだと紫陽花もしおれ気味

あまりの暑さに私の頭もクラクラしだして、思考力もそろそろ限界
この水車をどのような構図で撮っていいのか浮かばない

日陰に咲く紫陽花を辛うじて撮りましたが風情ある鎌倉の紫陽花には及びません。

与えられた2時間半の撮影時間をこなすのはとても無理と悟り
早々にレストランに避難しました。


仲間達とお食事を済ませてから、バスの待ち時間にもう一度歩いてみたら
最後に「花殻摘みの乙女(?)」がニッコリとこちらを向いてくれました

ハナショウブの「撮影会」に行ったのに、肝心の「ハナショウブ」のアップの画像がサッパリ無くて
先生に提出する10枚が選べない

翌々日の24日に近場の鎌倉の「長谷寺」まで出向きました。


こちらが長谷寺の「ハナショウブ」です。

※ブログ仲間の写楽爺様とzooey様のコメントで推薦していただいた
「下から三枚目のハナショウブ」はこちらです

(下記2枚を加えましたので訂正させて戴きます

長谷寺のハナショウブの方が好評なので・・・6月29日、追加UP致します

流石に長谷寺はお庭の管理が行き届いているようで、水やりも頻繁に行われているのでしょう。
暑い中にもかかわらず、ハナショウブも紫陽花も生き生きと優雅に咲いておりました
 

この日は熊谷で39度を記録した日

それでも広い菖蒲園よりは、鎌倉のお寺の方が日陰が多くて涼しい感じ

「横須賀しょうぶ園」で見た紫陽花と同じようなお花・・・長谷寺の紫陽花の方が装飾花が豪華です

暑さで、この日の鎌倉は人の数も思ったよりも少なめで・・・
有名な「長谷寺」の紫陽花も丁度見頃で満足しました。

「長谷寺」のハナショウブと紫陽花を加えて、何とか10枚を選んで提出しなければと焦ります

このブログをご覧の皆さまの、この中のお薦め画像がありましたら教えてください
エエッ、1枚もない、そんなぁ~



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27 コメント

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ショウブに出ましたね (おみや)
2011-06-28 19:31:32
こんにちわ
うだるような暑さの中でショウブの写真教室
大変でしたね。雨の似合う花なのに余りの暑さに花自体に元気がなかったことと思います。

でも流石です。ショウブの写真が皆素晴らしく綺麗です。はながら摘みの乙女の姿は見たことありませんが、中々風情があります。
どの写真にも水滴を掛けてあげたいくらいでしたね。
私的には「長谷寺の「ハナショウブ」が気に入りました。とても素敵です。

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美しい (tona)
2011-06-28 21:19:20
花柄摘み乙女の服装が素晴らしいです。茶摘みの乙女を思い起こします。
こちらを向いてにっこりの写真がいいですね。
でも暑いでしょうね。
何て心遣いの深い菖蒲園でしょう。

本当に言われてみますと、確かに菖蒲と紫陽花は雨が似合います。
どの写真も素晴らしいです。さはさりながらお勉強で撮るのは何て難しいことでしょう。
私にはとても駄目、naoママさんにエールを送り続けることしかできません。
長谷寺の菖蒲もなかなか美しいです。
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炎天下の花菖蒲! (写楽爺)
2011-06-28 21:36:33
こんばんは。
花菖蒲と言う絶好の被写体での写真教室のはずですが、真夏の炎天下並みの天候ではさぞかしお疲れになった事だと思います。
「個性のある写真」とは言いますが撮った人の個性がそのまま写真の個性になると思いますよ、
あるがままに撮るのか、美しい姿か変わった姿か、肉眼では見ることのできない様な写真か・・、
その選択自体に個性が出るものだと思っています。
PLフィルタはフィルム時代には各種フィルタを使っていましたが、デジカメになって何枚でも撮れる様になってからは使っていません。
私は常に中央部重点測光にしてますので光ってる部分と影の部分とを測って出来上がりのコントラストなどを考慮して数枚同じアングルで絞りを変えて撮る様にしています。

7段目の左側や「色々遊んで見ました」の水面映る2枚や水車の写真の下の2枚の額紫陽花と下から3枚目の縦位置の花菖蒲好みですけどね。
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☆おみやさんへ (naoママ)
2011-06-29 06:41:52
南九州は梅雨が明けたようですが、こちらも昨日は暑かったですね。
花菖蒲も紫陽花もそろそろ終わりでしょうか・・・?

この写真撮影会の日は突然暑さがやって来た日で、体がまだ暑さに馴れていなくて・・・
炎天下の2時間半はとえも無理でした。

花菖蒲もクタァ~となっていて、スプレーで水をかけたいくらいでした。
(実際にそれをやった人がいて、でも不自然になるから止めた方がいいと・・・)

流石に「長谷寺」の紫陽花や花菖蒲は手入れもよくて、水遣りも行われているのでしょう・・・
優雅で元気でした。
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☆tonaさんへ (naoママ)
2011-06-29 06:58:14
この公園は横須賀市が指定管理者に管理させている公営の公園のようですが・・・
こうした姿で花殻摘みをさせるなんて、粋な計らいですよね。
絵になりました。

一眼レフカメラを使いだして3年になりますが、まだまだサッパリ分らなくて
せっかくある多種機能を使いこなせるようになりたいと入った写真教室ですが・・・
撮影対象物を探すだけでも大変でした。

結局は味のある個性豊かな作品が求められるようですが、
まずは、1にピント、2に構図と心して撮らねばと思います。
それすらもなかなか難しいですが・・・


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☆写楽爺さんへ (naoママ)
2011-06-29 07:12:18
撮影対象物を探す作業から、すでに各自の個性が先行するのでしょうね。
友人4人と海外旅行に行って同じ場所を歩いても、4人とも違った写真を撮ってきました。

現地の人間や生活風景をもっぱら撮った人、看板やポスターなど街の風景を撮った人・・・
私はやはり自然を写した写真が多かったです。

その自然の美しさを如何に綺麗に引き出すか?
それを狙っていますが、カメラと言う機器もまだよく使いこなしていませんので、とても難しいです。

PLフィルターは、今のお教室に入っている以上買った方が良さそうですね。

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Unknown (zooey)
2011-06-29 08:16:04
どれも素晴らしいですけど
私は下から3枚目の写真が好きです。

私はカメラはバカチョン、最近ではもっぱら携帯で撮るくらいなので
一眼レフを使いこなす人はそれだけで尊敬してしまいます。
昔は幼い息子達を撮るのに苦労しましたが
最近ではワンコを撮ろうとして
これも中々大変です。
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ハナショウブ (山小屋)
2011-06-29 11:10:33
各地でハナショウブが競い合っています。
たくさんの花の中から選んで撮るのは難しい
ですね。
撮りたい花に焦点を合わせて背景をぼかした写真は
ありませんでしたか?
花も真ん中に合わせないで、少しどちらかに寄せる
と落ち着いた写真になります。
いわゆる「黄金分割」という手法です。
私はいつもこれを頭に入れて構図を決めています。
最初の写真が菖蒲園の雰囲気がでていていいですね。

今日も暑いです。
家いるとクーラーが欲しくなりそうなので、
これからドライブにでも出かけます。
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PLフィルター (西恋おじん)
2011-06-29 11:16:52
最初の「花柄摘みの乙女?」っと日陰の赤いアジサイが好きですね。
PLフィルターは、白飛び防止に使いますが、付けたり外したりして面倒ですがね。露出的にも
2段分くらい暗くなるので、シャッターが遅くなりますし、逆光では、役に立ちませんから。
でもあった方がいいかな。水面にはNDフィルターが必要ですが、私も持っていません。どういしても必要なら買おうと思っています。
まぁ楽しんでやりましょうよ。
↓の長谷寺行きたいですね。
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☆zooeyさんへ (naoママ)
2011-06-29 17:27:44
「長谷寺」のハナショウブは流石に管理が行き届いているようで、優雅で生き生きしていました。
縦型画像2枚を追加しましたので、順序が変わり申し訳ございません

コンデジの方が軽いし、夜でも明るく写るし、失敗が少なく、
決して「バカチョン」などと言うようなものではなく「お利口カメラ」です。
私も常に持ち歩いていますよ。

表情が次々に変わる孫を写すのはこちらが便利ですね。
ワンちゃんも同じでしょうか?
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