そんな日に限ってお天気は
代わりに仲間のYさんと山の映画を観てきました。
映画「春を背負って」
去年の夏、彼女と立山の雄山~大汝~富士の折立~真砂~別山と縦走しましたが
その時に大汝休憩所で、宿で作ってくれたお弁当を食べましたこちらです。
その際ガイドさんから、立山の3015mの稜線に建つこの小屋が舞台の映画が作られていて、
2014年の6月に封切りとなるから是非見るようにと薦められていたのです。
日本映画界屈指のカメラマンと知られていた木村大作氏が、監督として初めてメガホンをとった
「劔岳・点の記」が封切りされたのは5年前の6月でこちらで紹介しています。
CGを一切使わず、俳優とスタッフを連れての冬の剣岳で撮影した画面に圧倒されました。
そして今回観た「春を背負って」は監督二作目の作品なのです。
トレーダーの亨(松山ケンイチ)は、山小屋を営む父(小林薫)が遭難者を救おうとして
命を落としたと知らされる。
葬儀の後で山小屋まで登った亨は、自分が父の後を継ぐと宣言します。
従業員の愛(蒼井優)や、父の後輩の山男吾郎(豊川悦司)らに助けられながら
一人前の山小屋の主人となる亨の人間的成長を描く物語です。
この映画の主役は立山の美しい映像だと思いますね
前作と同じようにスタッフは重い機材を担ぎ上げ、
刻々と移り変わる立山の表情を捉えます。
高山植物やライチョウの姿も素晴らしい・・・
私たちが昨年探して見つけられなかったオレンジ色のタテヤマチングルマが映し出された時には
思わず隣の席のYさんと顔を見合わせニッコリ
そして「すみれ小屋」(大汝休憩所)周辺から望むアルプスの雄大な峰々に魅入りました
この風景の中を実際に歩いた私にしてみれば
「一歩一歩、自分の力で普通に歩けばいいんだ」というセリフも納得です。
ただ物語はまるで昭和の時代の映画のようでした
「自分の居場所を探す」「人は誰も荷物を背負って生きている」といった
ちょっと気恥ずかしいセリフが並びますが、我々世代には懐かしさを感じる人もいるでしょう・・・
最後の純愛を表現するシーンなどは、昭和30年代の青春映画のようでしたわ
山小屋を舞台に巻き起こる遭難事故などのエピソードは散漫気味で、少々盛り上がりに欠けます。
「新田次郎原作の実話を基にした前作の迫力には及ばなかったわね。」
「でも、私たちが小屋の前で腰かけてお弁当を食べた場所がふんだんに出てきて嬉しかったわ」
というのが見終わった我々の感想です。
松山ケンイチはNHKの大河ドラマ「清盛」でしか観たことがありませんでした。
山ガールがはまっていたナチュラルな魅力の蒼井優の笑顔と、豊川悦司の頼りになる山男
そして亨の母親を演じた檀ふみさんが印象に残りましたね。
この映画は横浜駅西口にある「相鉄ムービル」で観ましたが、
私にとっては15年ぶりくらいに行った映画館でした。
今時珍しい広い客席が並ぶロードショウ型の映画館です。
トイレも和式が殆どでビックリのレトロ感でした
映画を見終わってから二人でお茶して、それから近くの好日山荘に行き
Yさんはディザックを買いました。
私のディザックと同じメーカーの同じ20Lサイズです。
これで来週一緒にハイキングに行きましょうね。
「相棒 劇場版111 巨大密室!特命係絶海の孤島へ」
5月下旬、我ら夫婦の44周年目の結婚記念日の日は映画を観て食事をしました。
TVで再放送される「相棒」を毎日録画しているほどの、主人は「相棒」の大フアンです。
今回のテーマは警察と自衛隊、民兵の、立場の違う国防組織の正義と権力、建前を強調・・・
左の理想主義的な平和ボケと右の極端な国防論が語られます。
TVと違って派手な爆破や戦闘シーンがありますが、私はTVの1時間物のキラリと光る作品の方が好き
もうすっかりお馴染みの顔ぶれも登場して、笑わせてくれますが・・・
一ヶ月前に観たこの映画、あまり覚えていないのが正直な所です。
右京さん(水谷豊)の相棒としては三代目のカイト君(成宮寛貴)が、主人は一番のお気に入りのようですが
私はやはり最初のカメちゃん(寺脇康文)が良かったなぁ~
今回の民兵の隊長役の伊原剛志さんは、朝のNHKドラマ「花子とアン」で
主人公の父親役をやっているけど、2年前のドラマ「初恋」のドクター役がとにかく素敵でしたわ
夫の希望で観に行ったのに、最初の10分で彼はいびきをかいて寝ていた
私は伊原さんのギリシャ彫刻のような顔に見惚れていましたので、眠気は来ませんでした。
最後に捕えられた彼の口から痛烈なアメリカ批判が出たのが印象深かったです。
そんなこんなの映画鑑賞でした。
ディナーは和食で・・・
映画は桜木町駅横のビルの6階のブルグ13で観ましたので、夜のお食事は同じビルの和食のお店です
MM21やベィブリッジが目の前に広がる眺めの良いお店でした。
ただし窓際の席は予約者優先で座れませんでしたが・・・
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夫の脱サラやらでいろいろあった44年間でしたが・・・
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これからもお互い健康で過ごせれば何よりです。
ささやかに祝った、44年目の結婚記念日でした。
桜木町から歩いて1分の所にできたTOCみなとみらいのコレットマーレ6階に オープンした
最先端のシネマコンプレックス 横浜ブルク13はとても便利で これからも利用しようと思っています。
そしていよいよあと数時間でサッカーワールドカップ「ギリシャ戦」です。
もう後がないぞ~~ 頑張れニッポン
木村大作の美しい山岳映像の映画気になりますね~。でも小生はゴジラをロードショーで見て「春を背負って」はレンタルDVDにしようかなと思っていましたがやはり大スクリーンで見た方がいいのでしょうね~。小生も横浜の好日山荘、しょっちゅうお世話になっております。
お友達とまたはご主人と映画観賞・・・ゆったりしたそんな時間ですね。
わたしも 春を背負って いつから上映するのかしら?と思っていました。
山の映画と言えば5年前主人と剣岳 点の記を観たことが思い出でもあります。
春を背負っての 内容を説明していただき参考になりました。山の景色を見ただけで、行った気分になれるのでは・・・それは私だけですね。
桜木町 での御食事が横浜の素晴らしい景色を眺めながらなんと贅沢な・・・いつの日かわたしもきっと実現したいですね。
今度の日曜日は100ヵ日で子供たとわたしの弟 妹夫婦でお墓参りをしたいと思ってます。
主人は末っ子ですので、90歳の姉だけなので呼ばないことに。。
次の日はイチゴ狩りに、それを楽しみかしら・
毎日忙しくしております。
梅雨時お身体をいたわりながらすごしていきましょう!
そういえば我が家も今年で44回目の結婚記念日を秋に迎えます。
どちらのご家庭もいろいろおありでしょう。
「終わりよければ全て良し」です。最後までお互い頑張りましょう。
この映画、前から目をつけています。
スローリはあまり期待していませんが、
あの「点の記」の木村大作氏監督の作品と言うことで、映像を期待しています。
サッカー残念でした。でも最後まで諦めてはいけない!
まだ望みが絶たれたわけではありません。
頑張れ!サムライブルー!
映画とセットの食事会、睦まじいひと時でしたね~(^^)
この映画、先日友達夫婦が観て泣いたらしい。
「点の記」は本を読んでいたので、後でDVDで観たけど。
臨場感は凄い、けど、本には叶わないとの印象でした。
これはどうでしょうね。
ワタクシ、この蒸し暑い時期に、国の調査でアタフタ!
しばらく失礼致します。
来月初めは利尻礼文へ仲間と…
去年仲間は利尻岳登山して、その景勝と涼しさに今年もリクエスト…
私は2001年に行って2度目で、今回便乗です。
帰ったら、また宜しくね~
お元気でね♪
v(*'-^*)bぶいっ♪
それもお二人でお祝い出来るなんて
中の良い証拠ですね。
少々羨ましいです(;^-^Aフキフキ
縁があって長年連れ添って記念日を素敵な場所で祝う事が出来て幸せですね。
最近映画は観ていないのですが、どちらも観てみたい気がします。
学生時代に学校から映画鑑賞に「マナスルに立つ(?)」と言う映画を観に行ったのを思い出しました。
↓
「嫁入り舟」に出合うことが出来るのかドキドキしました。
感極まり泣いていらした花嫁さんの涙、絵になりますね。
「嫁入り舟」見れて良かったですね。
この「春を背負って」はほのぼの系の物語ですから、DVDでも良いかと思います。
立山の絶景もTVの画面で収まりそうです。ご自宅のTVは40インチ以上ありますか?
前作の「劔岳・点の記」なら断然劇場での観賞をお勧めしますが・・・
前人未到と思われた劔岳に誰が一番に登るか?とハラハラさせられた分だけ手に汗を握りましたしね。
最近はお洒落なアウトドァーの専門店が増えましたが、ザック購入ならやはり好日山荘ですよね。
鶴屋町にあったお店が移動しましたが、若い頃から私も良く通っています。
あの映画は立山にたくさんの三角点を建てた実在の人物の手に汗を握る物語でしたが・・・
この「春を背負って」は山小屋を舞台にした、昭和の香りいっぱいのホームドラマのような映画です。
悪人は一人も出てきません。
立山の朝日や夕日が綺麗で、アルプスの山々もふんだん出でてきます。
ドラマとしての迫力はありませんが。心が疲れているときに観るにはお薦めですよ。
明日はご主人様の100ヵ日法要ですか・・・?
ということは今日が父の100ヵ日!、こちらのお寺ではやらないようですが、新盆が7月なのでもうすぐです。
ご家族そろってのイチゴ狩りの計画も楽しそうですね。
ホームドラマとして観れば、美しい立山の風景とともに心が癒される映画ですね。
原作は笹本稜平氏の同名小説、舞台は奥秩父だそうですが、木村監督の大好きな立山に移したとか・・・
室内のシーン以外はすべて現地でのロケだったようです。
あのコースを2回歩いた私としては、雪のある季節にも何度も登ったスタッフ&俳優さんたちのご苦労が
手に取るように感じました。
私が現地で見られなかった立山頂上からの富士山や、日本海に沈む夕日は感激しました。
花水木さんも是非雄山頂上の先にあるあの大汝休憩所を、機会があったら訪ねてみてください。
お互い来年は結婚45周年なのですね。
50周年の金婚式までは何とか夫婦ともども元気に活動的に生活できればと願っていますよ。
映画もしばらく見ないですが、「点の記」は見ましたよ。
今の映画も木村監督の作品なら努力する人間を真摯
な目で見つめ、自分の生き様を投影した作品になって
いるのでしょうね。
「相棒」は、もっぱらTVで劇場版を見ていますよ。
横浜は、夜景も食事もよくて、デートコースとしては最高ですね。