花と緑を追いかけて

山を愛し、花を愛し、旅と
映画とパソコンと、好奇心も
いっぱいの主婦の日記です

パース行き

2005年08月05日 | 日常の日記
ホテイ草が本格的に咲き出しました。
昨日が2本、今日は3本---1ヶ月前にした写真は、ほんの小さな顔見世
にすぎなかったようです。
あの時のお花は上下2輪の裏表で、計四つのお花が付いていたのですが、昨日
今日と開いたお花は上下の2輪が4面に咲いていて、一本に八つのお花で、
とても華やかな感じでした
一日でしおれてしまう「はかない命」なんですが---

パース行きがやっと決まりました
最初の希望は、主人とY夫妻が9月の14日から2週間、仕事のある私が
一足送れて、17日からの10日間と決めていたのですが、連休が二つも
重なるせいか、飛行機が満杯で、全然席が取れな~い
パース直行便は「カンタス航空」一社のみ、ワイルドフラワーの咲き出す
季節だし---旅行会社が押さえちゃったに違いないわアチャ~~~
それで主人とYさんで、勝手に決めて申し込んでしまったのです
9月10日~20日までの10日間だって---私はモロ仕事の一週間だよ
「何で私に一言相談しないのよ」と文句を言ったら、「お前は今回は諦めろ」と
言うではありませんか

マイペースなB型オットだって事は充分承知しているけどさ、そんなに
自分勝手だったとは~~

そもそも今年は「結婚○○年のメモリアル年」、前回はスイスアルプス
ハイキングで、その前はカナディアンロッキーハイキングに行ったから、
5年ぶりに今年は「サウンド・オブ・ミュージックの世界を歩こう」と、
ドイツ&オーストリア旅行を計画していたのに、いつのまにか「仕事を
兼ねてのパース」となり、挙げ句に友人を連れて行くのが才一で、「お前は
諦めろ」だと~~~

ただでも高い血圧が急上昇---ホテイ草とメダカを眺めて、ひたすら心を
静めようとしましたが、落ち着きません。
こういう時はまず冷静になって、考えるべきですね。

カンタス航空の成田発が月、水、土の三便、パース発が火、金、日の三便。
カレンダーをつらつら眺めて、パズルを解くみたいに考えました。
それからインターネットで「空席」チェック---やっと結論がでました
主人と私が7日に出発、私だけ一週間で帰ります。
すべて夜出発の朝到着だから、休暇を2日だけ取れば行けそうです。
「決めた!ワイルドフラワーよ、早めに咲いてね~~」
Yさんが申し込んだ10日発の主人の航空券、わずか2時間でキャンセル
したら、手数料が36000円だってヒェ~~

「又来年行けばいいじゃないか」って主人は言うけど、その時、親はもっと
年取っているんだし、私だって元気でいる保証なんて無いんだよ
若い時と違って「もう先延ばしのできる年齢ではありません」




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「乗鞍岳」写真紀行③

2005年08月02日 | 山シリーズ
頂上の風景を充分堪能してから、来た道を戻ります。
前回、家族で来た時はここでラーメンを作り食べましたっけ---

「不消ガ池」まで来ると、高山植物がたくさん現れますゆっくりと、写真を撮りながら下りました。
今年はコバイケイ草の当たり年、ピンクのコマ草、黄色いウサギギクも
綺麗に咲いています。


スイスを思い浮かべるような、
畳平のしゃれた建物が見えて
きたらドンと階段を下りて、
「お花畑コース」に入ります。
木道が続いていて、そこは
一面、真っ白な白山イチゲが
咲き乱れる、夢のような花園
でした

 
 よくよく見ると、イチゲの他
 にもコイワカガミ、アオノツガ
 ザクラ、クロユリ---
 可愛い花々がたくさん咲いて
 いました。
「ちょっと歩き足りない登山ね」
 Yさんと呟きあっていましたが、
 このお花畑の中を歩けただけ
 でも満足でした

午前9時にバス集合、乗鞍スカイラインを下って「平湯温泉」に出て、
温泉に入り、汗を流しました
北アルプスの「笠ガ岳」を見ながらの露天風呂は良い気持ち

7月最後の休日にしては人出が少ない感じ---早朝の行動だったからでしょうか。
それとも、天気予報がマークだったから?
昼食に「信州蕎麦」を食べ夕方4時前に、新宿に戻りました。

新しい登山靴もさほど問題なく歩けました。
次回は本格的な「登山」に行こうね~~とYさんと約束して別れました。
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「乗鞍岳」写真紀行②

2005年08月02日 | 山シリーズ

「大黒岳」を一旦下ってから、
主峰「剣が峰」を目指します。
右手に雪の残る「不消ガ池」
を見ながらダラダラ坂を進み
ます。
白いコバイケイ草が風に揺れ
ていました。
やがて丸いドームの「東大宇宙
線観測所」が現れるとすぐに
「肩の小屋」です。
目の前の雪渓で、スキーをして
いる人の姿が---

さぁ~ここからイヨイヨ急登が始って、約1時間で頂上です。
お花畑を横目にガレ場をズンズン登って行くと雪渓の中に、空の蒼さを映した、
乙女の瞳のような「権現池」が見えてきて、
頭上に神社の小さい祠が現れると、すぐに頂上でした

標高3026mから見た展望は「空がひろ~い」という感じ---
青空の向こうに「木曾の御岳山」がうっすらと見えていました。
一昨年、雨の中を登った山ですわ

登り一時間半で「高山」の
醍醐味を味わえる「乗鞍岳」
は「体力が無いけど山に行き
たい」と言う人にはお薦め
です。

以前は「畳平」まで、乗用車
で入れましたが、上高地と
同じように、乗鞍スカイラ
インはシャトルバスでしか
入れなくなったようです。

安房トンネルが開通したので、首都圏から行くのは便利になりましたけどね
「乗鞍岳」は、山良し、花良し、空気良しの簡単「百名山」ですよ~~

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「乗鞍岳」写真紀行①

2005年08月02日 | 山シリーズ

7月30日(土)新宿を夜の10時半に出発する夜行バスに乗って、山仲間のYさん
と「乗鞍岳」に行ってきました。
朝4時に乗鞍スカイラインの畳平に到着。すぐ傍の「大黒岳」に登ってご来光を
仰ぎました。
天気予報はイマイチで心配しましたが、東の安曇野方面から、夏の太陽が登って
きて感激---澄んだ空気、清冽な風が私を眠りから覚ませてくれました。
夏はやっぱり、雲の上まで登らないと、私の気持ちは収まりません

アルピニストにとっては憧れの「槍、穂高」が目の前にシルエットのように見えて
いました。
一番左の尖った山が「槍ヶ岳」,真中が日本で三番目に高い「奥穂高岳」、右の三角
の山が「前穂高岳」です。
あの山々を難なく登っていた40代の頃を懐かしみました

新しい登山靴を買って、履きおろしに選んだ山は、息子が大学に入学した年の夏、
家族で登った山「乗鞍」です。
又初心に戻って、足を鍛えなおさなくては---
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