奈良公園の菊人形 ~天平菊絵巻
遣唐使をかたどった菊人形や、色とりどりの菊花で秋の古都・奈良を飾る新イベント「天平菊絵巻~文化・芸術の伝来~」
奈良春日野国際フォーラム甍(いらか)前の「御蓋(みかさ)山会場」には、717年に遣唐使として唐に渡った阿倍仲麻呂や吉備真備(きびのまきび)、僧・玄房)の3人の菊人形を展示している。 (~4日まで)
私のように、子どものころ、京阪沿線に住んでいた者からすると、「菊人形」といえば、「ひらパー」であった。
近鉄沿線の方は「あやめ池遊園」だったろう。
久し振りの菊人形、少し、懐かしい気がした。
色ずく奈良公園。いつの間にか、季節はまた、めぐる。
正倉院の長い白壁に秋が映える。