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ワンダースター★航星記

写真を撮るとは、決して止まらない時間を止めること。旅や日常生活のインプレッシブな出来事を綴ったフォトエッセイ集です。

BBQ ワイルド・パーティ  ~平野区友人宅 

2024-07-08 | 平野の元気もん

BBQ ワイルド・パーティ  ~平野区友人宅 

 

 平野区の友人宅でBBQパーティ。

 そのつぶらな瞳には心の中を見透かされそう。

 もう、すっかり顔見知りのハズ、友人の連れ「れんちゃん」。

 名前の由来は平野区らしく、「連歌」の「れん」かららしい。

 

 奥では野菜を収穫中。

 

 

 まだかな? そら首も伸びて待ち遠しいわな。

 

 

 焼けてきたでえ!

 

 

 

 

 

 庭に生えてるローズマリーをブチッとちぎって、そのまま、肉と一緒に焼く。

 まさにワイルドなパーティ!

 

 

 れんちゃん、そう言えば、どこかの誰かと、よく似てるねぇ。奈良公園で、よくお見かけする誰かと。

   シカと見た。

 

   

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ロシアから来た、お坊さん ~平野区喜連・如願寺

2020-10-25 | 平野の元気もん

ロシアから来た、お坊さん ~平野区喜連・如願寺

  大阪市平野区喜連の如願寺は崇峻天皇元年(588)聖徳太子が喜連寺として、創建したと伝わる古刹である。

 その後、荒廃したが、高野山に向かう途上の弘法大師により弘仁8年(817)再建、如願寺と改めたと伝わる。

 また、中世における喜連城本丸の地と推定され、享保年間築造の本堂の屋根には鯱鉾を載く。

 その如願寺で2017年から、副住職を務めるのが、ロシア人のドミトリー・ヴォルコゴノフ・慈真さん。

 2019年3月の朝日新聞・朝刊のコラム記事にて紹介されていたので、ご存知の方も多いだろう。

 

 

  彼のエピソードの中で一番、面白いと思うのは、四国八十八ヵ所参りをしたというくだり。

  成田空港到着から徒歩で東京へ行き、東海道を踏破して、先ずは高野山に登って、寺々を巡礼してから鳴門市にある一番札所の霊山寺からお遍路をスタートさせたこと。

 冬だったため、シベリア育ちの彼もさすがに寒さに耐えかねて、公衆便所で寝たという。

 そして、たった四十日で四国八十八ケ所巡礼を成就させたという。

 空海に帰依する、そのストイックなまでの精神と、まるで、空海に導かれたような彼の半生に私も何か心に響くものを感じた。

 昨秋には、NHKテレビの「まちけん参上!」という番組にも、登場されている。 

 

  僧侶になるため、真言宗御室派総本山の京都・仁和寺で修行されたという。

  ジーマさんとご一緒していると、外国の方といるという感じが全くせず、ある意味、日本人より、日本人らしいとさえ思えてくる。

    回転寿司でご一緒しているときなど、横でガリを普通に食されているとガイジンであることを忘れてしまう。

 先日は平野西地域活動協議会の事業「平野郷めぐり」にご協力いただいた。

 僧房に立てかけてあった、自作の看板。

 

 

 主に外国人旅行者向けに境内の裏に日本文化体験ができる民泊「スバル庵」をされているが、今年中には、境内に寺泊(宿坊)をスタートさせたいとのこと。 

 

 マスコミ等で取り上げられることも増えてきた。(以下、3葉は「寺社Now」という雑誌から)

 

 

 

 

 

 先日は一緒に「平野佛像博物館」を訪ねた。 

 仏師・大和さんのお話を聞く。

 佛像に見入る彼の真摯な眼差しに、これからがますます、楽しみだなと思った。

    PS.このあと、故郷のウラジオストクにご一緒することになるのだが、詳細は当ブログのロシア紀行(26回シリーズ)をご覧ください。

(画像をTAPしてください。)

(  画像をTAPしてください。)          

参考ジーマさんの平和行脚

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再開 ~平野区の「コー匕ーハウス・ア-ト」さん

2020-06-02 | 平野の元気もん

再開 ~平野区の「コー匕ーハウス・ア-ト」さん

 今回の予期せぬコロナ禍により、営業を自粛せざるを得なかったお店が殆どではなかったか。

 そのような中で、漸くの緊急事態宣言解除を受けて、再開できた、お店はまだ幸いだったのかもしれない。

 もちろん、安全や衛生面対策に配慮しての再開である。

 日頃から、お世話になっている平野東商店街の「コー匕ーハウス・ア-ト」さんへ、仲間とともにお祝いに駆け付けた。

 アートさんは平野案内をしながら、ご夫婦で営まれている、小さな喫茶店である。

 ママは1月に足の手術をされ、リハビリを経て、さあ、復帰というときにコロナ禍に見舞われる。

 そして、やっと、再開。喜びもひとしおのことだったろう。

 (撮影のため、一瞬だけ、マスクを取ってもらった。)

コロナの収束を祈るばかりである。

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吉川MANA ~大切な君の 大切な誰か

2019-10-25 | 平野の元気もん

吉川MANA ~大切な君の 大切な誰か

 

 10月6日(日)平野区民センターにて、吉川MANA/チャリティ・ワンマンコンサート「大切な君の 大切な誰か」が開催されました。

 会場はほぼ満員!幕が上がり、ステージから会場を見回したMANAちゃん。

 まず、最初の第一声で何を言うかと思いきや・・・・・

  「いっぱい、おるぅ!!」

 ぶっ飛びそうになりました。

 おまけに、2リットルのペットボトルの水をステージに持ち込んで、大観衆注視のなか、ゴクゴクと、悠然と飲み始めたではありませんか。

 あがっているなんて言いながら、凄い度胸だと、いや大物だと思いました。

 ステージが終わるころには、ペットボトルは、ほぼ、カラになっていましたから。

 昨年暮れから、準備を始めたイベントで、決して、順風満帆とはいかないこともあったでしょうが、スタッフ、ファン一丸となって、やり切りましたね。

 ずっと、後押ししてくださっていた隊長は残念ながら、間に合わなかったけれど、きっと、雲の上で、ニッと喜んでおられたことでしょう。

 お疲れ様でした。

 画像クリック

   画像クリックでMANAちゃんの御礼メッセージ

 

 

 

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「特殊詐欺なんかにゃ、だまされないわ!」 だまされてるよ

2019-10-24 | 平野の元気もん

「特殊詐欺なんかにゃ、だまされないわ!」 だまされてるよ

 

 特殊詐欺が横行している。

 いわゆる、オレオレ詐欺は減少傾向にあるものの、還付金詐欺や架空請求詐欺は激増しており、被害者年齢・性別は圧倒的に70~89歳の女性に集中しているという。

 そんななか、平野区区役所CAT隊は特殊詐欺防止啓発の一環として、防犯寸劇を区内各所で“上演”している。

 「だまされてるよ」さんは、吉本真っ青の怪優ぶりで、今や平野区の名物となっている。

  

 

 

 

 

 

 

 

 特殊詐欺の手口も年々、巧妙になっているけど、「だまされてるよ」も、年々、バージョンアップしてるわよ! 

 2018年

2017年

 

 2014年

 亡き隊長のご遺志を継いで、「だまされてるよ」さんは区民のため、今日も、だまされてるよ。

 

 

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平野区防犯大使 「あさひめ」 誕生!!

2018-11-28 | 平野の元気もん

平野区防犯大使 「あさひめ」 誕生!!

 

 平野区の「歳末警戒防犯啓発大使」に「あさひめ」が任命され、先日、区役所ロビーにて任命式が執り行われた。

 区長から任命証を贈られた「あさひめ」のみーちゃんは、にっこり。

 ちなみに相棒ここあちゃんは小学校の授業があるので、欠席でした。

 

 だまされてるよさんも、祝福に駆けつけた。

 観客席には地元・新平野西の皆さんが陣取り、声援を送った。

 久し振りにソロシンガーとしての、みーちゃんに聴き入った。

 12月になると、平野区各地で防犯啓発キャンペーンがあり、あさひめも繰り出すことになる。

 寒い中だけど、がんばってください。

  

 

 


紙再生工房 20周年 ② ~6年目のパートナーシップ

2018-11-06 | 平野の元気もん

 紙再生工房 20周年 ② ~6年目のパートナーシップ

 紙再生工房さんとの最初の出会いは、地域の企業やNPOを知るための取材業務の一環で作業所に出向いたときだった。

 もう、5年以上前の話。

 研修で企業とNPOが提携できることの一例として、アウトドア用品のメーカー、シマノさんと紙再生工房が繋がった話※を聞いていたので、紙再生工房さんはもっとも、興味あるNPOだった。


※大和川の水質浄化に役立つヨシをシマノさんが処理加工し、紙再生工房さんに提供。紙再生工房さんは不用になった牛乳パック紙を粉砕したパルプ液に、このヨシを混入。独特の風合がある再生紙を作る。

 

 

 5年前作成・デジブック「真っ只中、紙再生工房」

 それから、数ヶ月して、喜連中学校で紙再生工房さんが土曜日授業をすると聞いて、再び、取材に行く。

 そのとき、絵葉書制作を通じて、当時、立ち上がったばかりの市民団体「平野を着物で歩こう!」と「紙再生工房」さんを繋げることを思いつく。

 前橋所長は私の提案を快く、受けていただいた。

              

  
(上写真↑ 左:紙再生工房・前橋所長、右:平野を着物で歩こう!プロジェクト新井さん)   


              

 

 

 この絵葉書事業は、その後も、どんどん、新作を発表し続け、現在は26種類を販売するようになっている。

 その間、紙再生工房さんは小学校の土曜日授業や地域活動協議会の紙漉き体験教室を次々に開催して、コミュニティの活性化に一役買われている。

 

  

 上/新平野小  下/平野小  土曜日授業

 

 2016年からは、絵葉書事業は平野地域活動協議会と連携し、CB事業ともなっている。

 ここで、地域活動協議会と、ついに繋がることになる。

 

 これからも、この繋がりを継続できたらと願っている。

 「絵葉書事業」

 


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紙再生工房 20周年 ① ~素晴らしき仲間たちに乾杯!

2018-11-05 | 平野の元気もん

 紙再生工房 20周年 ~素晴らしき仲間たちに乾杯!

 特定非営利活動法人もなか会 紙再生工房さんの20周年式典が天王寺・都ホテルで開催された。

 106人の出席者の皆さん共々、その節目を祝し乾杯させていただいた。

 

 

 前橋所長と紙再生工房さんとのおつき合いも、かれこれ、5年を超えた。

 その間、絵葉書制作、紙漉き体験教室などで地域活性化へ多大なるご協力をいただいてきた。

 次回はその思い出を振り返りたい。

 


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「すっごいで 平野は」が、朝日新聞、読売新聞にて報道!!

2018-09-08 | 平野の元気もん

 「すっごいで 平野は」の刊行が、読売新聞に続いて、9月3日付け朝日新聞でも、大きな記事で報道された。 

 「すっごいで 平野は」は「平野の町づくりを考える会」が、小学校・中学校の副読本として自費出版にて、刊行した。

 「自分たちの町は自分たちで守る!」という環濠自治都市の精神を受け継いだ「平野の町づくりを考える会」が独自の視点で執筆・編集した冊子だ。

 子どもたちがわが町・平野の歴史や文化に触れる上で最適の一冊である。

 A4版78ページで手に取ると、実質的な重さだけではなく、携わった皆さんの熱意の重さも伝わってくる。

 内容は、まず、「杭全神社夏祭り」から始まる。

 続いて、「杭全神社・御田植神事」。

 次に「連歌」。

「大念佛寺・万部おねり」。

 ラストは「含翠堂」という構成。

 また、写真提供協力者として、私も名を連ねさせていただいている。

  「平野の町づくりを考える会」の全興寺・川口住職は記事中で「地元の小学生に読んでもらうために作ったが、各地でまちづくりに携わる人にも読んでほしい。」とおっしゃっている。

 尚、「すっごいで 平野は」は未来屋書房及び、全興寺、杭全神社、大念佛寺にて500円で販売されているので、是非、お買い求めください。

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平野の町づくりを考える会・2016忘年会

2016-12-30 | 平野の元気もん
 平野の町づくりを考える会・2016忘年会

              

 「平野の町づくりを考える会」の2016年忘年会の様子。
 川口ご住職の全興寺内のお宅にお招きいただいて、豪華料理と美酒と「ザ☆文成堂」さんの平野の名曲ディナーショーで一年を締めくくった。

              

              

秋田料理やエプロン亭さんの差し入れや長尾さんの京政食堂・復刻メニュー差し入等々。






              

              

                 

 これをもって、ラストステージ宣言された「ザ★文成堂」さん。
 また、いつか復活されんことを願っています。

                

平野のおばちゃんの歌
大和川賛歌

 皆さん、よいお年を。来年もよろしくお願い致します。


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平野の町づくりを考える会・川口良仁さん・講演 「オモロイ平野の町づくり」 Vol. 2

2016-12-15 | 平野の元気もん
平野の町づくりを考える会・川口良仁さん・講演 「オモロイ平野の町づくり」 Vol. 2




毎週末に全興寺の「おも路地」で「あそび縁日」を開催しています。
 地域の子どもたちが集まる「あそび縁日」は毎回、大盛況。
 今、さかんにいわれている「多世代交流」と「子どもの居場所づくり」についても、2000年から、取り組んでいます。

                          
                          





 大晦日には大念仏寺で「日本語・ドイツ語・平野弁で歌う第九」を合唱したこともありました。 


                          


「まちができて人が集まるという発想ではなくて、人が集まって、まちが形成されていくという発想です。
 人が集まるという原点に戻らないと、結局、誰のためにまちづくりをやっているのかということになります。
 それは自分のためにやっていることであり、人の集まるまちとは、まちづくりの最終的な人づくり、人間関係づくりにあります。
 これが、‟まちづくりは人づくり”といわれる原点です。」

              



              



 「行政主導の地域団体は、町会等の組織の長を選び、右手にコンサル、左手に行政が手をひいて、寝た子を起こしてきました。
 現在は、行政が予算もないことから、よちよち歩きの住民の手を離す時期にきています。
 当然、手を離せば今までおんぶに抱っこされていたので、みんな座り込んでしまう。」

 
「しかし、「平野の町づくりを考える会」はスタートから現在まで、行政、専門家(学者・コンサル)、商店街、企業、町会と距離を置き、大きな組織にも属さず、補助金ももらわず、全て自分たちで行ってきています。」


                

 「平野の町づくりを考える会」の三原則は「会則・会費・会長なし」です。
 「町づくりを考える会」の一番のエネルギー源は「オモロイことをやる」という精神です。
 このオモロイことを実行に移す時に、もうひとつの大切なキーワード「いいかげん」ということ。
 オモロイものをきちっとやってもオモロくない。
 オモロクやるためにはいいかげんにやらなければならなりません。」

 ここでいう、「いいかげん」とは無責任ということではなくて、無理せず、できる範囲のことをやるということだと解釈しています。
 これがボランティアを長く続けるために必要だということでしょう。

「また、会費も取らずにどの組織にも属さない会は活動資金が苦しい。
資金がない分、頭と体を使い、そのうえ人のふところを当てにします。
いわゆる「人のふんどし」で相撲をとるということが大切となります。」
 
 考える会の「人のふんどし」は永らく、大阪市でした。
 「平野郷HOPEゾーン協議会」活動は一昨年までの15年にわたりましたが、その間、約6億円、交付されたきたそうです。

                 

 毎月、第3金曜日夜が「考える会」の定例会。
 コアのメンバーに加え、様々な方が特別参加されるので、私にとっても、貴重な出会いの場です。
 出会いの場をセッティングすることもあります。
 着物で歩こう!新井代表と紙再生工房・前橋所長をお引き合わせして、絵葉書事業が始まったのも、この席上。

                

 この日は地域の人気パン屋「トロワ」さんが、平野の名物にと新作パン「わたの花」を持参。
 試食させていただき、品評会となりました。

                

                

 2014年の忘年会のシーン。故松村さんのお席はいつも、決まっていました。

                

 2015年の忘年会。川口ご住職のお宅へ招かれました。

                

 これからも、官主導ではなく、民主導の「オモロイ平野のまちづくり」は続いていきます。
 


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平野の町づくりを考える会・川口良仁さん・講演 「オモロイ平野の町づくり」 Vol.1

2016-12-14 | 平野の元気もん
平野の町づくりを考える会・川口良仁さん・講演 「オモロイ平野の町づくり」 Vol. 1




11月8日、川口良仁さん(「平野の町づくりを考える会」事務局、全興寺ご住職)・講演「平野のオモロイ町づくり」が区役所にて開催されました。
一聴講者として、また、「考える会」の一員として、これまで、お聞きしたことを中心にまとめてみました。

                 


講座では、まず最初に大阪ビデオコンテストで受賞した「ひらのまんだら」と「町づくり」という、「考える会」の故・松村長二郎さん撮影・編集・ナレーションのDVD2巻を鑑賞しました。
その後「平野の町づくりを考える会」が発足したきっかけや活動などの話しをお聞きしました。

 1980年南海平野線の廃線にともない平野駅舎保存の住民運動が起こり、駅舎保存は叶いませんでしたが、そのときに「平野の町づくりを考える会」ができました。
 まだまだ、“まちづくり”という概念も黎明期であり、全国的にも先駆け的な市民団体の誕生でした。

                         
 
 「平野の町づくりを考える会」のテーマは、「歴史を生かす、まちづくり」。
 町なかをマップ片手に地域の歴史や文化を訪ねて歩くうちに、地域の人との交流が生まれる。
 ここから、「まちづくり」は「まち歩き」から始まるとされました。
36年にわたる活動を一表にまとめたのが下記です。




 
 平野の伝統行事である杭全神社の御田植神事が1991年に途絶える危機に見舞われ、翌年「平野の町づくりを考える会」が母体となって「御田植神事保存会」が結成され、会員によって奉納されています。
 2008年、「杭全神社・御田植神事」は無形の国指定民俗文化財に選定されました。

                         

                         

                         

                          

また、江戸期の含翠堂の精神を引き継ごうとスタートした含翠堂講座の開催や杭全神社の「平野連歌」が再興され、「平野酒」「平野飴」「平野蒟蒻」「平野酒饅頭」などの平野名物を復興させました。 
 
                     

                          



                          


 「ひらののオモロイはなし」「平野のおもろいことば」「写真集 おもろいで平野」などが「考える会」より出版され、平野の歴史・文化をもっと知ってもらうために、民間施設の一部を無料開放していただき 1993年平野・町ぐるみ博物館の「町めぐりツアー」が始まり、1998年には大阪市の要請で結成された「平野郷HOPEゾーン協議会」にも参画し、町の修景事業にもかかわりました。



                          

                          



                          

「光を観るというのが観光であって、平野郷では感風ということばを使っています。
 感風というのは、形を観るのではなく、目にみえない風を感じるということです。」

「町ぐるみ博物館」も観光客誘致が目的ではなくて、住民とコミュニケーションを楽しみながら、まちづくりをするというもの。

                          
                          
    次回へつづく                               

 


                

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坂上廣野麿・襲名・発表!!~「ひろまろ君」誕生。

2016-11-11 | 平野の元気もん
  坂上廣野麿・襲名・発表!!~「ひろまろ君」誕生。

                    

 「ひらちゃり」のマスコット・キャラクターとして、昨年、作った「ひらまろ君」。
 当初、「ひらちゃり」は区役所と市民団体の協働事業として、区役所前にサイクルポートを設置して、スタート。
 キャッチフレーズは「ひらちゃんDeひらちゃり」で、「ひらちゃん」をマスコットキャラクターに起用した。
 ところが、区役所との4か月間の契約も切れて、サイクルポートは区役所前から、南港通のデイリーヤマザキ前に移転することになった。
 「ひらちゃん」を使えなくなったので、それではと、新しく作ったのが、「坂上廣野麿」をひとひねりして、ネーミングした「ひらまろ君」だった。
キャッチフレーズは「ひらまろ君のひらちゃり」。「まろの馬じゃ!」
 「ひらちゃり」の稼働率大幅アップに大いに貢献したと思われる。

                    

                    

 ところが、このたび、平野連合会館や、かたなの博物館、亀の饅頭などがある「京町筋」でイベントを開催することになり、そのマスコットキャラクターとして、「ひらまろ君」起用の話が飛び込んできた。
 かつて、坂上廣野麿の屋敷があった、「京町筋」なので、彼をキャラクターに採用して、「ひろまろ筋」として、アピールしたいという。
 ついては、起用と同時に「ひらまろ」を「ひろまろ」に改名してくれないかということだった。

 「う~ん」と唸ってしまった。
 他人様から見たら、どうでもいいことなのだろうが、コピーライター(のつもり)にとって、ネーミングは生命。
 そう易々と変えられるものではない。
 坂上廣野麿ひろまろひらまろ と、ひとひねりしたのは、かつて、廣野平野へと転化した過程を表現したつもりだった。

 ま、しかし、彼の‟立身出世”には代えられない。彼がメジャーになる、チャンスなのだ。
 私は彼の改名を決意した。


                   


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「大和さんの仏像彫刻・講演」~平野南・敬老会にて

2016-09-21 | 平野の元気もん
「大和さんの仏像彫刻・講演」~平野南・敬老会にて

                    

 9月19日、敬老の日、各地で敬老会が催されたが、平野南地域でも、区民ホールを貸し切って、敬老の集いが開催された。

                    

                    


 式典のあと、第2部では、地域に在住の仏師・大和さんによる「仏像と私」と題した講演があった。
 今回、大和さんと角野会長からのご依頼で私はこの講演のお手伝いをすることになった。
 講演の資料を揃え、パワーポイントの制作、当日のパワポ操作と楽しく有意義なひとときを過ごさせていただいた。

                    

 動画1

                    

 昔の写真にどよめく会場。

                    

                    

 干支と守り本尊

                    




                    

 動画2

仏教は日本人の生活に溶け込んでいる。

 ○仏教をルーツとする言葉

<阿弥陀にかぶる>
阿弥陀如来の像の背後には佛の体から発せられる後光を表す光背が有ります。
昔の人が編み笠をかぶるとき、「傘を後頭部に極端に傾けると傘の内側の中心から放射状に走る骨組みが見えた」これを阿弥陀様の後光に見立てて(これから出来たのが光背)この様にかぶることを「阿弥陀にかぶる」と言います。

<大袈裟(おおげさ)>
僧侶の衣服を袈裟と言い、もとは捨てられた布を拾い集めて作った仏教僧の標識としての衣で、左の肩から右脇下に掛けて着るが、これが袈裟懸けの語源で、   この袈裟を大きくしたことで物事を誇張して表現すること。

<頭陀袋(ずだぶくろ)>
「頭陀」はサンスクリット語の「ドゥータ」で意味は「捨て去る」の意で衣食住に拘わる欲を捨て去る修行を「頭陀行」と言い、この時にお経や衣などを入れて置く袋のことを頭陀袋と称します。

<法被(はっぴ)>
僧侶の上から羽織る衣で紐を通す「乳」が付いた物を言うが、印半纏など ふわっと羽織るところからきた言葉です。

<蒲団(ふとん)>
座禅用の敷物のことで「蒲」は水草ののことでこれを干し丸く編んで座禅の時に敷いた。修行僧が眠る時の「坐具」と混同された。

<玄関>
禅の世界の言葉で「玄」は幽玄で奥深い仏教の道理を示す「関」は入り口 を指す言葉で、禅寺の書院や客殿の入り口を玄関と呼んだ。

<雪隠(せっちん)>
トイレの事で、禅寺のトイレは伽藍の東西にあって、東のトイレを「東司」 西を「西浄」と言った。この西浄を宋の時代の発音で言うと「せいちん」となり、それに漢字を当てはめた。

<有頂天(うちょうてん)>
生きとし生けるものの世界は下から順に欲界、色界、無色界があり、無 色界を四つに分けた頂点を有頂天という。天界の最高の場所である。

<非道い(ひどい)>
仏教では悟りを求めて修行することを「道」と言い、道から外れることを「非道」という。これから悪いこと、並外れていることを「非道い」と言う。

 動画3

 講演の最後に老いてからも、生きがいを見つけ出すことの大切さについて話され、締めくくられた。



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ランドセル is ヤマヨシ ~“6年間の革いい友だち” (平野の元気もんシリーズ)

2016-07-04 | 平野の元気もん
   ランドセル is ヤマヨシ ~“6年間の革いい友だち” 
                       (平野の元気もんシリーズ)

              

 大阪市平野区モノづくりの町、加美鞍作にランドセルを製造・販売している会社がある。
 山佳隆祥さんが代表を務める有限会社ヤマヨシさんである。
 職人である、お父様が1961年に創業し、ランドセルの製造を始められたという。
 加美鞍作には古代、馬具を作っていた鞍作氏がいた。
 この匠集団の「モノづくり」のDNAは、今、ランドセルにも受け継がれている。

               

 大手メーカーの大量生産では対応しきれない、「すべて、手作り、手作業での製造」。
 小さな会社だからこそできる、きめ細かい、丁寧なモノづくりにこだわっている。
 そんなヤマヨシさんの最大のこだわりは「クレームの来ないモノづくり」にあるという。
 「お買い上げ後、故意による破損以外はすべて、無料で修理します。」とされているのも、その表れなのかもしれない。
大手メーカーにできない、きめ細かいサービスも魅力だ。

 革(牛革)へのこだわりも半端ではない。
 人工素材で、機械縫いが主流の業界にあって、キズあり、目ありとロスが多くとも品質の良い革が中心である。
 宣伝は口コミとネットが主。CM料が原価に上乗せにならない分、廉価で提供できている。

 普段は温厚でシャイな、お人柄の山佳さんだが、「手にとって触ってみると、良さがわかります。」、「本物のランドセルは6年間、使ったら、わかります。」と力説されるあたり、自信の程を垣間見る。

 また、「思い出工房」と銘打って、6年間、使用したランドセルをミニチュアランドセルにリメイクするサービス(10,000円)もされている。
 これは嬉しい。
 私だって、「あのランドセルはいったい、どこへ行ってしまったのだろうか?」と今にして思うからである。

               

               

               

 「今年のトレンディカラ―ですっ!」と山佳さんが“キャメル色”のランドセルを持ってこられた。
 確かに、お洒落なカラ―。男女兼用でいけそうである。

               

 「ここも、こだわりです。」とプラスティックから、ステンレスに素材変更した「ナスカン」を示された。
 6年間使用に耐えられるように細部への配慮が覗えた。

               

 また、山佳さんは社会貢献活動にも積極的だ。
 毎年、児童養護施設や社会福祉事業団にランドセルを寄贈されている。
 昨年は大阪はもとより、福島に至るまで、160個のランドセルを寄贈された。
 恵まれない新一年生に何よりのプレゼントになっただろう。

 オーダーメイドの本革使用で39,000円からと市価より、かなり格安で値引きもされるとか。
 

 下記の加美鞍作の会社まで御来店いただけいて、実際、お手に取ってご覧くだされば、本当の良さがわかりますとのこと。
(金曜日定休、土日OK)tel.06-6792-6514
 

 詳細地図はこちら

 

 

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