福寿草の咲くころ ~春を呼ぶ花
春はもうすぐそこ。
暗いニュースに心は冷える一方だが、せめて、春は近いと思いたい。
いつか必ず、やってくる春を呼ぶ。
福寿草の咲くころ ~春を呼ぶ花
春はもうすぐそこ。
暗いニュースに心は冷える一方だが、せめて、春は近いと思いたい。
いつか必ず、やってくる春を呼ぶ。
梅花が綻ぶころ ~萬葉植物園から片岡梅林
酷寒のころ故、春の息吹を探しに散策に出かける。
まずは、萬葉植物園。
菜の花、蕪の黄色い花のお出迎え。
ミツマタや福寿草も開き始めた。この時期、黄色の花のイエローエネルギーに陽の光りを感じる。
清楚なバイカオウレン、寒アヤメに静謐さを覚える。
そして、梅花。咲くというより、”そこはかとなく綻ぶ” という感じが素敵だ。
素早い鳥の影が横切る。瞬間的にシャッターを切る。
シジュウカラかと思っていたが、ディスプレイを見ると、何と、エナガだった。
ちょっと、嬉しかった。
ここから、片岡梅林へ足を延ばす。
ここにも、春到来である。
奈良公園「冬の鹿寄せ」 ~ホルンに誘われて・飛火野
奈良公園の風物詩「冬の鹿寄せ」。
主催する「奈良の鹿愛護会」のスタッフが奈良公園の一角、飛火野でナチュラルホルンを吹くと、その音に誘われて、公園のあちこちから、鹿たちが一目散に走ってくる。
好物のどんぐりを貰えるのを知っているからだ。
なかには、看板に書かれている開催日時を読んで、待ち構えている鹿もいたりなんかして。
なぜなら、いつもより、鹿の数が多いような気がしたから。
「おばちゃん。鹿せんべい、ちょうだい。」
「アホか!あんたら、お金持ってへんやないの。お客さん、買うまで待っとき~な。」
「そんな、殺生な!お客さん、いーひんやん。」
「ほんならな、もうすぐ、飛火野でホルンの音が聞こえるから、行ってみ。
どんぐり、貰えんで。」
「ほんまかいな。ほな、行ってみるわ。」
「飛火野、来たけど。何か先客がようけ、おんなあ。
あっ!ホルン持った、にいちゃん、来たでぇ。でも、シカトされてる。」
「なんか、係の人、シカってはったんちゃう?」
「ちやうねん。後ろに一団になって、進路を塞いでいる人がいててん。」
「そら、シカたあらへんなあ。」
「あ~あ!あんまり、ぎょうさん来るから、競争激しゅうて、どんぐり、あんまり、貰えんかったわ。
でもな。どんぐり、くれるの、あのにいちゃんやて・・・
シカと見届けたで。」
「なんか、急にさぶ~なってきたわ!」
「そら、冬やさかいなあ。」
なら瑠璃絵・逍遥 ② ~大仏さまの眼光
いつもの散策コースの東大寺も幻想的な光に浮かび上がって、いつもと違う表情を見せていた。
南大門の金剛力士像。口を開いた阿形・口をへの字に結んだ吽形は相変わらず、ものすごい形相で立ちはだかる。
吽形は定覚と湛慶、阿形は運慶と快慶が主に担当したと言われている。
南大門を抜けると、今度は鏡池が見事なリフレクションを魅せる。
そして、中門には、持国天、多聞天が守護する。
いつも思うのだが、この金網、何とかならないか。
そして、国宝の金銅八角燈籠。
音声菩薩(おんじょうぼさつ)が、鉄格子と唐草文様の透かし時の上に浮彫で表されている。
久々に大仏さんのお顔を見た。今日は何故か、眼光が鋭いと思った。
コロナ禍の中、その眼差しで何を見られているのだろう。
帰路の仏教美術資料研究センター(旧奈良県物産陳列所)。こちらも、いつもと違う表情。
興福寺の五重塔も、しかり。
なら瑠璃絵・逍遥 ① ~春日大社参道から浮雲園地
瑠璃色の幻想的な風景の中を散策する ”なら瑠璃絵” はワンダースター定番スポット。
今年は春日大社参道から逍遥してみた。
”奈良春日野国際フォーラム 甍” のいつもいつものメイン会場はあまりの行列に入場はスルー。
そのかわり、ちょこっと、裏から覗いてみた。
恋文売りの憂鬱 ~須賀神社から吉田神社・節分散策
京都市左京区の須賀神社節分祭では厄除け・招福を祈願する招福豆まきが行われる。
この節分祭で怪しげな怪人に遭遇。(怪をふたつ献上!!)
一瞬、大阪のイベントによく現れた月光仮面のおじさんを思い出した。
須賀神社節分祭での古来からの伝統で、この方たちは「懸想文売り(けそうぶみうり)」。
烏帽子・水干(すいかん)に白い布で顔を隠して梅の枝に文を付けた懸想文(恋文)を境内で売り歩く。
密通手段は手紙しかなかった時代は過ぎ、SNS全盛の昨今、売れ行きはどうだろうか。
「懸想文売り(恋文売り)」の憂鬱は続きそうである。
かつて、恋文書きに修練を積んだものとしては、ここで懸想文売りと組むのもいいかもしれないと思った。
聖護院門跡を参詣する。
ここから、吉田神社まで歩いてみた。
節分祭は大賑わいだった。
蘆山寺・鬼法楽(鬼おどり) ~節分会
紫式部の邸宅跡として知られる京都市上京区の廬山(ろざん)寺には桔梗の花を見に行って以来の参詣となった。
元三大師が鬼を退治したという故事を元にした節分会が執り行われていた。
その中心となる追儺式鬼法楽は3つの煩悩を表す赤鬼、青鬼、黒鬼が登場する。
鬼が踊りながら、堂内で執り行われている護摩供の修法の邪魔をすることから「鬼おどり」とも呼ばれている。
鬼たちは、護摩供の秘法、追儺師の邪気払いなどにより退治され門外へ逃げていく。
松明と宝剣を持った赤鬼、大斧を持った青鬼、大槌を持った黒鬼の登場。
動画
追儺師の邪気払い。
更に豆まき、蓬莱豆撒きにより、魔は退散した。
改心した鬼たちは突然、優しくなる。
それでも、子どもたちには怖い存在。
鬼のお加持を受けることもできる。
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奈良・金魚ミュージアム ④ ~大和の四季彩アクアリウム
リニュアルした金魚ミュージアムの自慢は新たに総重量約1トンのパワーストーンを使用した癒しの「アクアオアシス」と世界初のダイヤモンドカット水槽と音と光が織りなす「ジャパニーズアクアリウムディスコ」などの新しいエリア。
動画大和の四季彩
いつか見た夢のような
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奈良・金魚ミュージアム ③ ~ミニオンみたいな変な奴
様々な金魚を鑑賞できる金魚ミュージアムで、個人的にもっともインプレッシブな3種を挙げるとするならば・・・・
①頂天眼
②水泡眼
③丹頂
である。案の定、かなりの枚数で撮影していたので、まず、③丹頂から・・・
続いて、②水泡眼。
一番のお気に入りは①頂天眼。ミニオンみたい。皆さんはどう思われますか?