ワンダースター★航星記

写真を撮るとは、決して止まらない時間を止めること。旅や日常生活のインプレッシブな出来事を綴ったフォトエッセイ集です。

宮古島・旅紀行 総集編

2023-07-02 | 宮古島

宮古島・旅紀行 総集編

 今でも、ふと、南の島が恋しくなるときがあります。

 個人的な旅の想い出ですが、よかったら、画像をTAPしてください。

    (記事へジャンプします。)

 ①プロローグ・旅立ちの翼 

 

 ②シーサーがいる民家宿とヤギさん一家

 

 ③東平安名崎 / 平安名崎灯台の絶景

 

 ④ "ウミガメとサンゴ礁を泳ぐ”

 

 ⑤ムイガー断崖絶壁とイムギャーマリンガーデン

 

 ⑥南国のブーゲンビリア

 

 ⑦ハイビスカスとマンゴー農園

 

 ⑧来間島と与那覇前浜ビーチ

 

 ⑨伊良部大橋から白鳥岬

 

 ⑩伊良部島・佐良浜漁港のカラフルな町並み

 

 ⑪下地島 /「通り池」と「17エンド」

 

  ⑫砂山ビーチとゲストハウス・コア

 

 ⑬西平安名崎・宮古島本島最北端

 

 ⑭煌めく”池間ブルー”に囲まれた池間島

 

 ⑮サザン・バタフライ

 

 ⑯神様の住まう「大神島」へ

 

 ⑰大神島 / 遠見台とノッチ(奇岩)

 

 ⑱神か妖怪か、「パーントゥ」

 

 ⑲パイナガマビーチの夕陽 / 平良

 

 ⑳エピローグ 平良の島唄ライブ・宮古島テイクオフ

 

 


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平良の島唄ライブ / 宮古島テイクオフ ~宮古島・旅紀行 ⑳ エピローグ

2023-06-22 | 宮古島

平良の島唄ライブ  /  宮古島テイクオフ ~宮古島・旅紀行 ⑳ エピローグ

 

 宮古島の中心地である平良タウンでは、地域の民謡やPOPSを聴かせる民謡酒場が点在している。

 飲んで、歌って、踊って、宮古島の夜を満喫したラストナイトだった。

 「美ら美らさん」にて。

 

   席につくと、いきなり、三板(三羽)という沖縄音楽の楽器を渡される。

  三板は文字通り3枚の板で構成される小型の打楽器で沖縄風カスタネットといったところ。

  黒檀や樫などの堅い素材を用いた板片の上部を紐で繋いだものだ。

 

 お客さんも飛び入りで歌ったりと常連さんも多そう。

 

 

 

 

 翌日、宮古島空港から機上の人となる。

 

 

   

   

  機は、あっという間に沖永良部島、奄美群島上空を通過。

 

  

    四国を通過して、大阪湾へ。

 

 束の間の旅も終わった。

 自分へのお土産に「島らっきょう」を一杯、買い込んでいた。

 (処理に手間取ったが、おいしかった。)

 

 

 

 「宮古島・旅紀行」全20回 完

 
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パイナガマ・ビーチの夕陽 / 平良 ~宮古島・旅紀行 ⑲

2023-06-21 | 宮古島

パイナガマ・ビーチの夕陽 / 平良 ~宮古島・旅紀行 ⑲

  

       平良(ひらら)港は多良間島への定期航路が発着する他、近海の豪華クルージング船や海上保安庁の船が停泊する宮古島最大の港。

  

  

  

  また、港横のパイナガマ・ビーチはさらさらのパウダー・サンドが人気の “まち近” リゾート。

  

  港・海岸に隣接する平良(ひらら)タウンは官公庁や飲食街、観光施設を擁する宮古島の中心地。

  どことなく、エキゾチックな雰囲気に満ち満ちている。

  

  神社本庁包括下の神社としては日本最南端の神社である「宮古神社」。

  

  狛シーサー?が鎮座する。

  

  漲水御嶽は、宮古島創世神話の古意角(こいつの)、姑依玉(こいたま)の男女神が祀られ、蛇婚説話に基づく神話が残る御嶽。

  

  「ドイツ皇帝博愛記念碑」

 19c末、宮古島沖で座礁難破したドイツ商船を救助して、手厚くもてなした宮古の人々の博愛精神を称え、ドイツ皇帝ウイルヘルム1世から   贈られた碑。

  

       宮古島市公設市場。

  

  

  

  

  

  今夜の宿は「ホテル ド M」。何ちゅう名前かと思ったが、普通のビジネスホテル風宿だった。

  

  

  2Fが客室で1Fはお洒落なカフェ。

  

  「ホテル ド S」はあるの?とか、「M」は何のMを表すの?とか、アホなことは聞くまい。

  「Mは宮古島のMよ。」なんて、言われたら、つまらないから。

  

  さて、「宮古島・旅紀行」も最後の夜を迎える。

  ここ、島唄ライブで締めくくることにした。

  長い連載にお付き合いくださいまして、ありがとうございました。

  あと、一回です。

  

  パイナガマの夕陽が綺麗だ。

  

  

 

 
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神か妖怪か、「パーントゥ」 ~宮古島・旅紀行 ⑱

2023-06-19 | 宮古島

神か妖怪か、「パーントゥ」 ~宮古島・旅紀行 ⑱

 

  島尻地区では旧暦9月上旬、仮面をつけて全身に泥を塗り、シイノキカズラの蔓草を巻きつけた3人の神様・パーントゥが出現する。

 「パーントゥ」はンマリガー(産まれ井戸)と呼ばれる井戸の底の泥を身に付けて奇声を発しながら村人や観光客を追い回し、泥を塗りつける。

   それにより、厄を払い、無病息災を祈願する祭りである。

 泥を塗りつけられた人は厄が払えたと喜んでいるが、この泥は相当、臭いらしい。

 上野野原地区でも、同様の祭りがあるが、島尻地区ほど過激ではないという。

 パーントゥの資料は「宮古島市総合博物館」で見ることができる。(上記写真は島尻地区の案内板より)

 

 

 

 

 石造りの塀が印象的な「宮古島市総合博物館」の外観。

 宮古島の首長であり英雄である仲宗根豊見親(なかそねとぅゆみゃ)の墓がモチーフになっている。

 

 

 

  「渦」というタイトルの天井画。宇宙や台風など自然のエネルギーがテーマだそう。

 

 サバニ(舟)と漁師。

 昔のサバニは1本の木をくり貫き造られていた。

 

 これは宮古島の昔の住居「カヤヤー」。

 その名の通り屋根を<カヤ>で葺き柱に貫を通して礎石の上に建てられた家<ヤー>。

 大神島で見たような魔除けのスイジ貝が入口にぶら下がっている。

 

 

 

 

 遭遇したあのアオウミガメ、元気でいるかな。

   如何にも頑丈そうな天然記念物の宮古馬。

 

 近くにある「宮古島市熱帯植物園」。

 

 沖縄では「めんそーれ」。宮古島では「んみゃーち」。

 

 

 

 

 

 

 

 

 
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大神島 / 遠見台とノッチ(奇岩) ~宮古島・旅紀行 ⑰

2023-06-18 | 宮古島

大神島 /  遠見台とノッチ(奇岩) ~宮古島・旅紀行 ⑰

  

 港から北へ歩いて小さな集落を抜け、島一番の高台「遠見台(トゥンバラ)」を目指す。

  

 島めぐりツアーのゴルフカートの後を附いていく。のどかなツアーだ。

  

  噂通り、猫がたむろする。

  

  

  

  

  途中から急坂となり、頂上まで木製の階段となる。

  

  

   頂上のすぐ手前に大きな岩に木の根が絡まったウガンジュ(拝所)がある。

 島の中で最も重要な神事を行う場所で、この大きな岩に神様が降りてくるという。

  

  ユリは遠見台まで案内してくれていた。

  

 遠見台からの絶景。池間島と大橋が見える。

 大潮の時だけ海面に現れる(普段は海中に沈んでいる)ため幻の大陸と呼ばれている日本最大級のサンゴ礁群 「八重干瀬(やびじ)」も運が良ければ望むことができるそうだ。

  

  眼下に転じると、多目的広場前の海に点在する大小の岩が弧を描いて並んでいる。

  「カミカキㇲ」と呼ばれているが、何とも不思議な光景だ。

  

  

 続いて、西海岸沿いに島の北端にある奇岩(ノッチ)を目指す。

 ノッチは、もともとは島の隆起によって地表から転がり落ちた岩だったが、長年に渡る波の浸食で根元を少しづつ削られ、キノコのような姿になったという。

 現在もノッチは侵食され続け、刻一刻とその姿を変えているそうだ。

     

  

     

   道はここで途絶えており、東海岸沿いに島を一周することはできない。
 
 島を一周するための道路建設の際、建設予定地にあった大きな岩をブルドーザーで砕こうとしたところ、ブルドーザーの爪が折れたり、掘削機の鋼鉄の爪まで折れたという。
 
 そして、工事関係者らが次々と原因不明の病気に倒れ、やがてその病は島民にもふりかかったため工事は中止されたそうだ。
 
 また、島人の女性しか見ることができないという「祖神祭」(ウヤガン)を取材した若き学者が亡くなったりと、島にまつわる、このテの話は多い。
 
 出航前に多目的広場前の海にある「カミカキㇲ」を見に行った。
 
 
 
 広場には「御嶽(ウタキ)」があった。
 
 いつか、また、島を元気に訪れたいと静かに手を合わせた。
 
 
 

 

 

  

 
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神様の住まう「大神島」へ ~宮古島・旅紀行 ⑯

2023-06-17 | 宮古島

神様の住まう「大神島」へ ~宮古島・旅紀行 ⑯

  

  宮古島の北東約4キロに浮かぶ、美しい三角形の形をした大神島(おおがみじま)は昔から「神様が住まう島」として神聖視され、島外の人が見てはならない秘祭ウヤガンや入ってはならない聖域があるなどのミステリアス・アイランドだ。

  宮古島からは他の島のような大橋は、もちろんなく、島尻港からの1日たった4~5往復の連絡船が唯一、島へ渡る手段である。

  秘境大好きな私はワクワクしながら、その小さな連絡船「ウカンかりゆす」に乗り込んだ。

  約15分の航海である。 

   

  

  

  

    

  神様に呼ばれなければ行けない島。

  無事、上陸できたところをみると、私は神様には嫌われていないようだ。

  港では島の "看板犬ユリ” が出迎えてくれた。

  大神島は周囲約3キロの小さな島で、現在人口は20人ほど、猫は人口を上回る60数匹、そして、犬は一匹の看板犬のみ。

  ユリは連絡船の入港を待ち構え、上陸する島民や客を出迎えるのが日課らしい。

  

  

  

  

  「神の島」といわれるだけあり、神祭ウヤガンのある日には、観光客の立ち入りが禁止されている大神島。
 
  また、そうでない日でも無断で入ってはいけない "聖域” が存在するなど、島特有のルールがある。
 
  聖域立ち入りだけでなく、ドローン撮影、カヤック等使用やキャンプ・野宿も禁止されている。
 
  また、貝や石ころに至る島内のもの、すべて、島外へ持ち出すことも禁止されている。
 
  
 
  港前の島唯一の食堂 兼 土産物店 兼 民宿の「おぷゆう食堂」で腹ごしらえ。
  
  
 
  
 
  各家の門の両サイドにはシーサーのように、「水字貝」(すいじがい)が置かれていた。
 
  角が飛び出した貝で、漢字の「水」のような形をしているところから「水字貝」と呼ばれている。
 
  この貝、水難を防いだり死者の霊が侵入するのを防ぐ魔除けの役割を担っているそうだ。        
 
  
 
  
 
  
 
  
   
       小さな集落ながら、コミュニティ・センターもある。
 
  
 
  
 
  集落の中心にある「カー(井戸)」。
 
  今はもう使われていないが、かつては200人ほどいた島民の生活用水をここから確保していた。
 
  
 
  給水塔?の遺構などもあり、水が如何に貴重だったかを窺わせる。
 
  
 
  
 
  
 
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サザン・バタフライ ~宮古島・旅紀行 ⑮

2023-06-14 | 宮古島

サザン・バタフライ ~宮古島・旅紀行 ⑮

 

 (閑話休題)

 宮古島で出会った蝶類を振り返ってみた。

 南国の蝶ということで、関西で見かけることは一部を除いて、まずない。

 一番、多く見かけたのが「ベニモンアゲハ」と「シロオビアゲハ」の黒いアゲハチョウ。

 「ベニモンアゲハ」は、名前の通り後翅の周縁に紅色の小紋と中央の白い紋があるのが特徴で特に鮮やかな紅色はひときわ目を引く。

 南西諸島に分布し、幼虫は食草ウマノスズクサ科植物に含まれる毒成分アルカロイドを体内に蓄えるため、成虫にも毒がある。

 鳥などが食べるとまずくて吐き出し、鳥は以後食べるのを避けるようになる。

 毒々しい色合いは鳥に対する目印になっていると考えられている。

 

 

 翅が損傷してくると、「シロオビアゲハ」と混同しそうになるが、この記事を書くため調べていると、驚愕の事実が明らかになった。

 

 

 「シロオビアゲハ」は後翅に白い斑点が列を成していて、翅を縦断する白い帯模様を形成する。

 熱帯域に広く分布し、日本ではトカラ列島以南の南西諸島に分布する。

 

 

 

 

 

 驚愕の事実というのは「シロオビアゲハ」の雌は遺伝的に2型があるということ。

 2型とは雄と同じく後翅に白い帯がある「通常型」、そしてもう1つが、後翅に白い帯に加えて赤色の斑点がある「ベニモン型」である。

 つまり、毒のない「シロオビアゲハ」が毒のある「ベニモンアゲハ」に成りすましているのである。

 人間にも、逆に毒があるのに、毒がないふうにみせている奴、力がないのに力があるようにみせかけている奴等々いるが、生物界では更に上手がいるということだ。

 

 「リュウキュウアサギマダラ」は奄美大島以南の南西諸島に分布する。

 この幼虫もガガイモ科の植物を食べ、アルカロイドを取り込んで有毒になり、 成虫にも毒がある。

 

 

 

 「ナミエシロチョウ」は沖縄県やトカラ列島に分布する。

 
 モンシロチョウ、モンキチョウの南方系である。
 
 写真はメスの個体だが、翅の表側はシロチョウの名前の通り、白色になっており翅の裏側の大部分が黄色になっている。
 
 

 

 

 

 「スジグロカバマダラ」は宮古島以南の南西諸島に生息するマダラチョウの一種。

 この幼虫も有毒のリュウキュウガシワを食べ、この植物の毒を体内に蓄積している。

 成虫になってからも毒を保有しており、それをアピールするために派手な模様をしている。

 

 

 「ルリタテハ」は全国的な蝶ではあるが、私は当地で初遭遇。

 紺色地にルリ色のラインが特徴的なタテハチョウで翅の裏側は樹肌そっくり。

 夫々に生きるのも楽じゃない。

 

 

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煌めく “池間ブルー” に囲まれた池間島 ~宮古島・旅紀行 ⑭

2023-06-12 | 宮古島

煌めく “池間ブルー” に囲まれた池間島 ~宮古島・旅紀行 ⑭

 

   宮古島の北西約1.5キロに浮かんでいる、周囲約10キロの小さな島、池間島。

   伊良部島、来間島同様、宮古島と池間島大橋で結ばれている。

 

   島にはサトウキビ畑が広がり、島の周囲にはビーチがいくつかあり、他の島以上にのどかな空気が流れている。

   北東に八重干瀬(やびじ)という日本最大級のサンゴ礁群があり、「宮古ブルー」、或いは「池間ブルー」と呼ばれるエメラルドグリーンの美しい海に囲まれている。

 

 池間島大橋を渡ると東に大神島を遠望する。

 

 

 

 池間島灯台。

 

 池間湿原で出会った花。

 

 池間湿原の駐車場の裏側からビーチに降りることができる。

 思わず、歓声をあげたくなるような素敵なビーチがあった。

 プライベート感が半端ない。

 フナクス(ブロックビーチ)という。

 フナクスの由来は、池間島にある湿原がまだ海とつながっていたころ、その湿地から舟をかついで内浦へと入れたため、舟で越す→フナクスと呼ばれるようになったのだとか。

 また、昔、まだ駐車場がここになかったころ、目印としてビーチの入り口にブロックが置かれていたため、ブロックビーチと呼ばれるようになったそうだ。

 初めてやってきたのに、偶然にも、秘密のビーチに出逢ってしまった。

 

 

 

 

 

 

 遠浅の浜の透明なアクアに光紋が輝いていた。

 

 

 今回の旅で数々のビーチを見てきたが、ここが一番、気に入った。

 池間ブルーは、アオスジアゲハの青を想起させる。

 池間島大橋を渡って宮古島に戻り、ラストの島を目指す。

 「神に呼ばれなければ行くことができない」と言われている神が坐する島「大神島」だ。

 そういえば、大和の大神神社のご神体の山、三輪山と似ている。

 

    

 

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西平安名崎・宮古島本島の最西端  ~宮古島・旅紀行 ⑬

2023-06-11 | 宮古島

西平安名崎・宮古島本島の最西端  ~宮古島・旅紀行 ⑬

 

 

 宮古島西端付近の地図を見ると、島の先端がひょろりと細長く伸びている。

 その先端に位置する西平安名崎では東平安名崎ほどの荒々しさはないが潮流に晒される大自然の姿を感じずにはいられない。

 設置されている二基の風車が風の強さを物語る。

 北には池間大橋と池間島。東には細く伸びる宮古島を通り越して、対岸にある大神島を望む。

 

   

   

   

   

   

    雪塩ミュージアム。宮古島で精製される特別な製法の塩。

 名物の雪塩ソフトは様々な塩をトッピングして食すると絶妙の味。

 

 

 宮古島海中公園。

 

 地下階段を降りていくと「海中トンネル」に到達する。

 所謂、海中展望台で海の生物を自然な姿のまま観察できる。

 

 

 サメや海ヘビが現れることも、たまにあるそうだが、水族館とは違う、ちょっと、退屈な海中光景が広がっていた。

 

 

 

 

 

 島尻マングローブ公園。マングローブ群落の自生地。

 マングローブとは、熱帯・亜熱帯地方の川の河口付近で、汽水域(海水と淡水が混ざり合う水域)の泥土に生育する植物の総称だが、海に流れ込む川がない宮古島のマングローブ林は非常に希少である。

 実は海岸近くに地下水脈の湧き出し口があり、島尻マングローブはそこに発達したという。。

 

 

 

 

 

 紅シオマネキなどの蟹が棲息している。

 

 

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砂山ビーチとゲストハウス・コア ~宮古島・旅紀行 ⑫

2023-06-09 | 宮古島

砂山ビーチとゲストハウス・コア ~宮古島・旅紀行 ⑫

 

 砂山ビーチは宮古島のビーチの中でも、とりわけ人気が高く、また夕陽スポットとしても有名である。

 黄昏時、パウダーサンドに座って、心地良い風に吹かれながら、マジックアワーの海を見ていたら、もうそれだけでいい。

 波の侵食によって自然にできた岩のアーチが砂山ビーチのシンボルだったが、近年は崩落の危険があるとかで、フェンスが張られ無粋になってしまったのが惜しまれる。

 

 

 ビーチのエントランスに鎮座するシーサー。

 

 

 

 

 

 

 

   

 

 

 

   

 

 近くの「ゲストハウス・コア」に投宿。

 シンプル イズ ベストのゲストルーム。

 

 

 宿泊者同士が交流できる雰囲気も、なかなかgood!

 

 

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下地島 / 「通り池」と「17エンド」  ~宮古島・旅紀行 ⑪

2023-06-08 | 宮古島

下地島  / 「通り池」と「17エンド」  ~宮古島・旅紀行 ⑪

 

 伊良部島と下地島は繋がっているようにみえるが、実際は細い水路(海峡?)によって隔たっており、橋上を渡っていると島を渡ったことに気付かないことがある。

 下地島には空港があるが、その滑走路の西側に「通り池」という世にも不思議な2つの池がある。

 

 通り池に続く密林のエントランスにワクワクする。

 

 突然、地表にぽっかり開いた火口湖のような「通り池」は神秘的な濃紺の水を湛えていた。

 

 

 海側と陸側、隣接する2つの池が地下部分でつながっており、さらに海側の池は洞穴を通して海にもつながっている。

 海側(TOP写真)の池は直径約75m、水深約40~50m、陸側 (上写真)が直径約55m、水深約25m。

 琉球石灰岩の洞窟の天井だった部分が、長い年月を経て雨水で浸食され崩れ落ち、このような景観が自然に生まれたと考えられている。

 両池は潮の干満で水深が変化し、「サーモクライン」と呼ばれる水温の違う水が接してできる境界面によって水の色が変化して見えるという。

 ダイビングの名所ではあるが、海底洞窟を通り抜け、二つの池に浮上するなんて、モノ凄い冒険ツアーだ。

 

 

 

   

  石灰岩上の遊歩道。隆起サンゴ礁の島であることを実感する。

 

 下地島空港の滑走路の延長線上にある誘導路が桟橋のようになっている。

 この誘導路が真北を基準にした時に170度の方角を向いており、その方角から飛行機が滑走路に入ってくることから「17エンド」という名称で呼ばれている。

 この誘導路横に広がるビーチと海があまりに素晴らしい!と評判を呼んでいる。

 透明感あるエメラルドグリーンの海は、この世のものとは思えないほど美しかった。

 

 

 

 

 

 

 

  

 

 

 

 下地島のもうひとつの人気ビーチである、「中の島ビーチ」はサンゴ礁がビーチのすぐ近くまで迫り、様々なサンゴや魚を見ることができるスポットである。

 

 

 

 

 

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伊良部島・佐良浜漁港のカラフルな町並み ~宮古島・旅紀行 ⑩

2023-06-06 | 宮古島

伊良部島・佐良浜漁港のカラフルな町並み ~宮古島・旅紀行 ⑩

 

 島の地名や方言は旅人には、あまりにも難解だ。

 この「ふなうさぎバナタ」もその最たるもので、「船を見送る岬」という意味だそう。

 

 かつてはサシバをあしらった展望台だったようだが、撤去されて、何か殺風景。

 

 

 伊良部島一周、次に目指すは、佐良浜漁港。

 伊良部大橋が開通するまでは、宮古島と伊良部島を結ぶための港町として活躍していた。

 こちらはカツオの水揚げも盛んに行われているそうだ。

 今回は宿の女将に勧められた「おーばんまい食堂」でのランチが目的。

 

 

 

 

 

 

 定番の海鮮丼を注文。アオサとモズクの天ぷらは一番乗り客へのサービス。

 カツオはさすがに、うまい!

 

 看板猫が寝てていいのかにゃ~!

 

 佐良浜漁港のもうひとつの名物はカラフルな町並み。

 どこか南欧の片田舎の港町を思わすような風景だ。

 

 

 

 

 

 街がカラフルな理由は、船乗りが遠乗りから帰ったとき、海上から真っ先に我が家を発見したかったからだとか。

 

 伊良部島一周も起点の大橋へ向かう。

 

 

 

   

 

 

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伊良部大橋から白鳥岬  ~宮古島・旅紀行 ⑨

2023-06-05 | 宮古島

   伊良部大橋から白鳥岬  ~宮古島・旅紀行 ⑨

   

    宮古島と伊良部島を結ぶ「伊良部大橋」は爽快ドライブルート。

 伊良部大橋の開通は2015年。

 無料で渡れる橋としては日本最長の3540mを誇る。

 (語呂合わせでサン・ご・ショーだそう。)

 

 

 

 

 

 

 牧山展望台 ~渡口の浜 ~佐和田の浜 ~白鳥岬 の半周コース。

 

 地元の猛禽類、サシバをモチーフにした牧山展望台。

 

 

 

 渡口の浜。綺麗な砂浜は早朝の地元ボランティアの皆さんのゴミ拾いにより保たれている。

 

 ときおり、目にする津波避難施設も島の現実。

 

 島の宿、「いなうの郷」は食堂の二階。

 

 佐和田の浜。

 

 ふくぎの並木はいたるところに。

 

 白鳥岬へ。

 

 

 

   

 

 

 

 

 

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来間島と与那覇前浜ビーチ ~宮古島・旅紀行 ⑧

2023-06-04 | 宮古島

来間島と与那覇前浜(よなはまえはま)ビーチ ~宮古島・旅紀行 ⑧

   

    与那覇前浜(よなはまえはま)ビーチは島内に数あるビーチの中でも特に有名で、"東洋一の白い砂浜"といわれている。

 来間島を臨む白い砂浜が約7km続き、地元では親しみ込めて「マイパマビーチ」と呼ぶ。

 ゆったりとカーブする砂浜の前には、宮古島と来間島(くりまじま)を結ぶ約1.7kmの来間大橋(くりまおおはし)が架かる。

 白砂は雪のようなパウダーサンドだ。

 悪天候にも拘らず、「宮古ブルー」の海が澄んで見えた。

 

 

 

   

   

     

 

 

   

 

 

 来間島大橋を渡って、来間島の竜宮城展望台へ。

 来間島は周囲約9kmと小さな島(同じ宮古諸島の池間島と同じくらいの大きさ)で人口は200人弱という。

 

 

 

 

 

 

 伊良部大橋を遠望する。

 

 

 宮古島に戻り、伊良部島を目指す。

 

 広大なサトウキビ畑と葉タバコ畑の風景が広がる宮古島の郊外。

 フクギの並木と名物である ”まもる君” が安全を守る。

 「アガンニャ!なんで止まらんか。」

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ハイビスカスとマンゴー農園 ~宮古島・旅紀行 ⑦

2023-06-02 | 宮古島

ハイビスカスとマンゴー農園 ~宮古島・旅紀行 ⑦

 

 ユートピアファーム内の花園でブーゲンビリアとコラボするかのように咲く大輪の花、ハイビスカス。

 熱帯の花を代表する華やかさである。

 こちらではハワイアン系、オールド系、コーラル系など、合わせて約250品種が栽培されているそうだ。

 

 

 

 

 

 

 宮古島の代表的な果物、マンゴー。 

 ユートピアファームのマンゴー農園の見ごろは4月~5月末までということで、収穫直前に来たといえる。

 どのマンゴーにも均等に太陽が当たるよう木の高さを一定にそろえているという。

 マンゴーなどトロピカルフルーツのスイーツも当園内で味わえる。

 

 

 

 宮古島ではバナナ栽培も有名。

 

 他にも、アラマンダの黄色に南国の薫り。

 

 

 

 ヒスイカズラの翡翠色も印象的だった。

 

 

 

 

 

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