「平野・佛像博物館」をデジブックに編集しました。
デジブック 『平野・佛像博物館』
「平野・佛像博物館」は大盛況!
8月24日は、40余りある「平野・町ぐるみ博物館」の年に一度の全館一斉オープンデー。
その中で、この日、デビューした「平野・佛像博物館」は私が初めて、プロデュースした町ぐるみ博物館。
地域のミニコミ誌(だんじり新聞、平野タウン新聞)や区役所HP、博物館MAP、ちらし、ポスターなどで広報活動を打ってきた。
反応はどうかと少々不安だったが、10時のオープン時には、藤井区長が駆け付けてくださり、栄えある入館者第一号となり、上々の滑り出しとなった。
オープン時から、当博物館お目当ての方がひっきりなしに訪問されていた。
結局、MAP、ちらしを見て、来訪する方が大半で、地域活動協議会の方も多かった。
当ブログの読者もいらっしゃって、感謝しきりである。
10時から16時の間、人は絶えることもなく、実に88名の方が入館された。
皆さん、大和さんの佛像の荘厳さに深い感銘を受け、見入っておられた。
ご来場された皆様、ありがとうございました。
この日、間に合わなかったが、佛像の絵葉書を制作する予定なので、また、どうぞ宜しくお願い致します。
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平野・佛像博物館 ~阿修羅の眼差しの果て
8月24日、平野の「町ぐるみ博物館」、年に一度の全館オープンディが目前にせまってきた。
一斉に公開される約40館の私的博物館のうち、一番人気は例年、大念佛寺の「幽霊博物館」だったが、今年は凄い博物館がデビューすることになった。
「平野・佛像博物館」。
流町の大和さんが20年ちかくに渡って、彫ってこられた仏像を御自宅で公開されることになったのだ。
「仏師のふるさと」平野に降臨した仏像の数々の荘厳な佇まいに圧倒される。
今回、ご縁があって、「平野・佛像博物館」をプロデュースさせていただいたことを誇りに思う。
虚空を見つめる阿修羅像。
その眼差しの果てに何があるのか。
皆さんのご来館をお待ちしております。
「平野・町ぐるみ博物館」MAPは全興寺、門前茶屋おもろ庵、等に設置しております。
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「平野・佛像博物館」、8月24日、開館!
平野区加美には鞍作(くらつくり)という地名が残っている。
飛鳥時代、渡来人が住みつき、その名が示すように馬具をつくる技術者集団だったようだ。
その後、配下の金工、木工、染織の技術者とともに、新しい技術を生かして仏像製作に転向したとも考えられている。
古代史上、もっとも有名な仏師、「鞍作止利(鳥)」。
日本最初の寺院、飛鳥寺の飛鳥大仏や法隆寺の釈迦三尊像の作者と云われる彼は、鞍作村主、司馬達等の孫と考えられている。
私は平野の町づくりに歴史的にも関連がある「仏像」というキーワードが繋がらないだろうかと常々、考えていた。
そこに飛び込んできたのが、平野区内に趣味で仏像を彫られている方がいらっしゃるという情報だった。
早速、その御宅、大和氏を訪問して、仏像を拝見する。
そこには、趣味の域を超えた作品群が荘厳な佇まいで鎮座していた。
「平野の町づくりを考える会」では「町ぐるみ博物館運動」という、民家を博物館に見立てて、公開するという活動をしているが、今回、そのひとつ、「平野・佛像博物館」として、8月24日に(1日限りの)デビューをすることとなった。
心血注いだ我が子を愛しむように作品を扱う大和さん。
8月24日(日)当日は、10:00~16:00の間のみの公開。
公共施設ではなく、一般のご家庭なので、特にマナーをもって、ご鑑賞ください。
入館料はいただきません。
大阪市平野区流町3-19-19、大和正信様方
(南港通り、ダイキうどん裏、南)
お問い合わせは全興寺内、「平野の町づくりを考える会・事務局」
tel 06(6791)2680
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