「平野郷を着物で歩こう!」と「町ぐるみ博物館」 No.4 ~番外編
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「坂上廣野麻呂屋敷跡」と記された石碑の前の集合写真。
何の変哲もない写真とお思いかと思うが、石碑の左側のお方こそ、坂上廣野麻呂の末裔である末吉勘四郎さんである。
時は平安時代、摂津国平野庄の開発領主として、征夷大将軍の坂上田村麻呂の次男坂上田村廣野麻呂が任ぜられた。
廣野麻呂の廣野が訛って、「平野」になったと云われている。
末吉氏はその坂上平野七名家の筆頭であり、平野の自治権を掌握し、朱印船貿易などで絶大な権勢を振い、平野郷の発展に寄与した。
かつての領主様が今も庶民の尊敬を集めている。
平野の町の奥深さを改めて、感じさせられた。
末吉さんは最初から最後まで、「平野郷を着物で歩こう!」に同行いただき、撮影された、お写真を額に入れて、頂戴した。
ありがたきことにございまする。(急に昔人になったりして)
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この日、イベント前に挨拶がてら、各博物館を一人で廻ったのだが、現在、閉館中の「町家博物館1」を館主の今野さんに特別に見せていただいた。
奥さまが亡くなられてから、今野さんはマンション暮らしで、「町家博物館1」は閉められたままという。
「ピンホール・カメラ」と「鉱石ラジオ」が寂しげにそのままで展示されていた。
何とか復活できないものかと思った。
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「町家博物館2」の館主の藤岡さんからも、余程、親しい人でないと通さないという、奥の茶室を特別に見せていただいた。(恐縮である)
町家の素晴らしさと維持の大変さが少し、わかった気がした。
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この日、「町ぐるみ博物館」の最大の売りは年に一度の大念佛寺の「幽霊博物館」の一般公開ディ。
いつも、入館には1時間以上も待たねばならないらしいが、この日は豪雨と開館時のためか、すんなりと入館できた。
寺に伝わる、「亡女の片袖と香合」や幽霊図など、納涼にはふさわしい。
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かつて、わたの集積地として、栄えた平野。
「わたの博物館」も境内で開館されていた。
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また、境内において「ひらの再発見」をテーマに、「ひらのひとまち百景」イラスト展が開催されていた。
同展では、ノスタルジーを感じる平野の街角や神社・仏閣など、さりげない「ひらの」の風景24点を集めている。
(有)林印刷所の街おこしによる地域活性化貢献事業「ひらのマーチング委員会」活動の一環である。
作者の権野さんと。
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イベントが終了したあと、全興寺の「門前茶屋・おもろ庵」にて、仲間とたむろした。
実はここも「パズル博物館」を名のるのである。
可憐な少女とパズルを興じる、怪しげな中年男の図。
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私は久し振りのかき氷で疲れを癒す。
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おもろ庵の猫は見ていた!
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さあ、ラストは大念佛寺での「たそがれコンサート」。
本堂は大阪府内隋一の大きさを誇る木造建築である。
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「坂上廣野麻呂屋敷跡」と記された石碑の前の集合写真。
何の変哲もない写真とお思いかと思うが、石碑の左側のお方こそ、坂上廣野麻呂の末裔である末吉勘四郎さんである。
時は平安時代、摂津国平野庄の開発領主として、征夷大将軍の坂上田村麻呂の次男坂上田村廣野麻呂が任ぜられた。
廣野麻呂の廣野が訛って、「平野」になったと云われている。
末吉氏はその坂上平野七名家の筆頭であり、平野の自治権を掌握し、朱印船貿易などで絶大な権勢を振い、平野郷の発展に寄与した。
かつての領主様が今も庶民の尊敬を集めている。
平野の町の奥深さを改めて、感じさせられた。
末吉さんは最初から最後まで、「平野郷を着物で歩こう!」に同行いただき、撮影された、お写真を額に入れて、頂戴した。
ありがたきことにございまする。(急に昔人になったりして)
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この日、イベント前に挨拶がてら、各博物館を一人で廻ったのだが、現在、閉館中の「町家博物館1」を館主の今野さんに特別に見せていただいた。
奥さまが亡くなられてから、今野さんはマンション暮らしで、「町家博物館1」は閉められたままという。
「ピンホール・カメラ」と「鉱石ラジオ」が寂しげにそのままで展示されていた。
何とか復活できないものかと思った。
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「町家博物館2」の館主の藤岡さんからも、余程、親しい人でないと通さないという、奥の茶室を特別に見せていただいた。(恐縮である)
町家の素晴らしさと維持の大変さが少し、わかった気がした。
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この日、「町ぐるみ博物館」の最大の売りは年に一度の大念佛寺の「幽霊博物館」の一般公開ディ。
いつも、入館には1時間以上も待たねばならないらしいが、この日は豪雨と開館時のためか、すんなりと入館できた。
寺に伝わる、「亡女の片袖と香合」や幽霊図など、納涼にはふさわしい。
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かつて、わたの集積地として、栄えた平野。
「わたの博物館」も境内で開館されていた。
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また、境内において「ひらの再発見」をテーマに、「ひらのひとまち百景」イラスト展が開催されていた。
同展では、ノスタルジーを感じる平野の街角や神社・仏閣など、さりげない「ひらの」の風景24点を集めている。
(有)林印刷所の街おこしによる地域活性化貢献事業「ひらのマーチング委員会」活動の一環である。
作者の権野さんと。
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イベントが終了したあと、全興寺の「門前茶屋・おもろ庵」にて、仲間とたむろした。
実はここも「パズル博物館」を名のるのである。
可憐な少女とパズルを興じる、怪しげな中年男の図。
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私は久し振りのかき氷で疲れを癒す。
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おもろ庵の猫は見ていた!
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さあ、ラストは大念佛寺での「たそがれコンサート」。
本堂は大阪府内隋一の大きさを誇る木造建築である。
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