宇治田原・散策 ~“柿屋”のある風景
秋もいよいよ、深まり、小春日和のこの日、宇治田原の農村でも冬仕度が始まった。
稲刈りのすんだ田んぼには、お茶と並ぶ特産品の「古老柿」を作る“柿屋”が立ち並んだ。
鶴の子と呼ばれる柿の皮をむき、この柿屋に並べ、天日干しをして、ひと月、粉雪を被ったように出来上がる頃、里はいつの間にか、冬を迎える。
宇治田原のシンボル、茶畑を背景に咲く皇帝ダリア。
柿屋の近くにある大道神社の紅葉。
続いて、変わった名前に魅かれて、猿丸神社を訪れた。
「奥山に 紅葉ふみわけ 鳴く鹿の 声きく時ぞ 秋はかなしき」
あの名歌を詠んだ猿丸太夫が祀られているという。
狛犬の代わりを猿がしているのには驚いた。
猿丸神社は瘤、でき物取り、癌封じの神様として、信仰が厚いそうだ。
ここの紅葉もあの名歌を思わすように見事だった。
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高台寺・ライトアップ ~「悠久ー光と影ー」
秀吉と北政所・ねね、ゆかりの寺、東山の高台寺。
今年のライトアップのテーマは「悠久-光と陰-」。
メーンとなる方丈(ほうじょう)の枯れ山水庭園「波心庭(はしんてい)」では、白砂の上に大宇宙の真理をさとす禅語「○△□」をかたどった白、赤、紫の番傘81張りを配置して、見るものに驚嘆の声を挙げさせていた。
訪れた人の多くが「吸い込まれそう」と表現する臥龍池(がりゅういけ)。
傘亭には、秀吉とねねに見立てた青と赤2張りの山鹿傘(やまががさ)がたたずむ。
竹林が醸し出す幽玄の世界では傘たちが無邪気に戯れているようだ。
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洛北・鷹峯の紅葉 ~真紅の煌めき
鷹峯には、かつて、私のお気に入りだった北山YHがあり、当時、20~30泊ほどしたろうか、このあたりはホームグラウンドとでもいうべき地であった。
今はYHも廃業され、跡地には住宅が建ち、時の流れを感じずにはいられない。
あの頃の鷹峯は、まだまだ訪れる人もまばらであったが、源光庵などは、今や京都の紅葉名所の上位にランクされ、大変な人出となる。
源光庵の本堂には丸い「悟りの窓」と四角い「迷いの窓」があり、それぞれに仏意がこめられている。
丸い窓は、何事にもとらわれないおおらかな気持ちを「禅と円通」の心で表し、四角い窓は、生きることや病、死ぬことなど日々のさまざまな苦しみの「人間の生涯」を表している。
(HPより拝借)
今回は久し振りに、この窓を撮影するためにやってきた。
それなのに・・・何と「11月中は撮影禁止」とある。
小さなお寺に観光客が溢れるので、客が撮影するたび、立ち止まっては流れが滞ってしまうからだとか。
こんなことを決める人は写真撮影に重きを置かない人なのだろう。残念なことである。
これでは、とても、悟りは得られない。
本堂の天井には伏見城の遺構で、落城の悲劇を伝える血天井が残されている。
源光庵にほど近い光悦寺は、徳川家康が江戸時代の芸術家・本阿弥 光悦(ほんあみ こうえつ)にこの地を与えたことが始まりである。
光悦の一族や様々な工芸の職人らがこの地に移り、芸術家村(光悦村)として栄え、光悦が亡くなった後に屋敷は寺となった。
光悦寺の参道は赤々とした紅葉が重なり合い、真紅のトンネルとなる。
また光悦寺独特の竹垣「光悦垣」がある。
土産物店でかわいい置物を見つけた。
★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★
そして、番外編は洛北・おススメお食事処。
上賀茂神社横を賀茂川沿いに上がる「MKボウル上賀茂」内の「上賀茂バイキング」。
食べ放題で何と、ランチタイム・・・550円。
もともと、MKタクシーの社員食堂を一般に開放していたものを、このたび、リニュアル。
種類も多く、終了時間前でも、どんどん、出来たてを持ってきてくれる。
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洛北・蓮華寺 ~隠れ寺の紅葉
京都市左京区上高野八幡町(叡電、三宅八幡下車)、大原街道(国道367号) 沿いにある蓮華寺を訪ねた。
紅葉穴場、隠れ寺を検索しての初めての訪問だったが、さすがに紅葉シーズンの京都。
名所ほどではないにせよ、平日にも拘わらず、やはり、人は多い。
山門を入るとすぐ、散りイチョウの黄色の絨毯が敷き詰められていた。
左手には約300体と云われる石仏群が居並んでいる。
これらは京都市電河原町線の敷設工事に際して発掘されたものだそうだ。
河原町周辺はかつて鴨川の河原で、戦災や天災による死者や刑死者の屍が打ち捨てられる遺棄葬の場であり、そうした死者を弔うための石仏群が、鴨川の氾濫によって埋没していたものらしい。
これらの石仏群はいずれも大日如来像で、中央には地蔵菩薩像が配されている。
庭園は池泉廻遊式で石川丈山作とも、小堀遠州作とも伝わる。
書院の縁側に座り、ゆったりとした気持ちで庭園鑑賞に浸れる。
本堂前にある六角形急勾配の笠をつけた蓮華寺型石灯籠が茶人の間で有名である。
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相楽(さがなか)神社
新しいまちと古いまちが隣り合う木津川がアートと邂逅した。
日常の風景がアートによって、更に引き立ってみえる。
これによって、まちの良さが再認識され活性化につながれば、このイベントは価値がある。
引き続き、アート散歩をお楽しみください。
パルプで出来た紙を木材に戻したアート。
(以上、相楽神社)
巨大な額縁が意味しているのは?
水路が流れる迷路のような細い道の町かど。
西宮神社の拝殿は奇妙な植物に占拠されていた。
小さな兵隊に占拠された居間が意味するものは!?
意味を考え込んでしまうような映像や展示も多い。
あたらしいまちもアートで表情を変えていた。
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木津川市主催の今年のアート・イベントのテーマは「邂逅(かいこう)」である。
邂逅とは、古色燦然たる言葉がでてきたなと思ったが、念のため、辞書で引いてみると「思いがけなく出あうこと。偶然の出あい。めぐりあい。」とある。
誰と誰が出逢うのか、もしくは、何と何が出逢うのか?
釈然としないまま、アート・イベントに現れたのが、この廃屋のような建物である。
よく見ると「木津川漁業協同組合養魚場」とある。
???ここに海などないし、はは~ん、川がある。
でも、木津川なんて、だいぶ離れているし・・・・???
またしても、釈然としないまま、中に入ってみた。
どうやら、漁業の道具らしい。でも、これは昔の道具の展示物?それとも、アート?
天井から吊るされた懐中電灯に照らしだされているモノ。
これは、「浮き」だということだ。
でも、何故、日常、普通に使われていたモノがアートなのか。
「存在」そのものをいろんな角度から、デッサンして、本質を見極める作業をしていると作者さんは説明する。
「へぇ~!ふ~ん!」と言いながら、私はますます、わからなくなってしまった。
考えたって、結論は出ない。
「アートは感じるもの」と、自らの感性を総動員して、アートと邂逅することにした。
レンゲとは蓮華と書く。なるほど、わかったような、わからないような。
う~ん。これも、アート?
釈然としない私は、きっと、こんな顔をしていたことだろう。
それにしても、この廃屋。
作品以上に、このキャンパス自体がアートではないのか。
作者さんに聞くと「先日、この家のかつての住人だった、おばあさんが遠方から、見にやってきて、凄く懐かしがっていた」とのこと。
このイベントが終わると、この家屋も、ついに取り壊されるらしい。
そうなのだ。この場所には生活の匂いや人生の記憶が刻み込まれているのだ。
「アートは記憶と邂逅したのだ。」
と、また、わかったような、ますます、わからなくなるような想いに支配される私であった。
よく聞くと、ここにはかつて、広大な池があって、鯉やフナを養殖していたとのこと。
戦時中は貴重な栄養源だったと、(美人の)作者さんは丁寧に説明してくれた。
思えば、摩訶不思議な町である。
次回も、この町のアートを探索します。
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さいはての駅に下り立ち 雪あかり さびしき町にあゆみ入りにき
啄木のこの詩を想うたび、ある情景が目に浮かぶ。
「駅 STATION」のシーンである。
大晦日の夜、留萌(るもい)本線、増毛(ましけ)駅前の小さな居酒屋。
故郷である雄冬に帰るべく、増毛までやってきた男。
陸の孤島と云われる雄冬へは、ここから船に乗らなければならないが、生憎の時化のため、欠航。
彼は仕方なく、この小さな居酒屋「桐子」で年越しをする羽目になる。
店のおかみさん、倍賞千恵子相手に猪口を傾ける高倉健。
店には彼等の他、誰もいない。
行き場を失い、心に風穴を開けた二人の男女が互いの孤独を埋め合うように寄り添う。
テレビでは紅白のトリ、八代亜紀が「舟唄」を唄っていた。
窓の外は雪、雪、雪。
「舟唄」がしみいるような北の冬景色である。
暗闇の彼方に光る一点を
今、駅舎の灯と信じつつ行く
ご冥福を心よりお祈り致します。
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今年も平城京跡で恒例の「平城京・天平祭・秋」が開催されたので最終日の9日に出かけてきた。
第一次大極殿南門広場 や第一次朝堂院跡広場では、「天平花絵巻」と銘打たれ華やかに飾られていた。
同所では、「万葉蹴鞠体験」が催されていた。(殆ど、サッカー!)
第一次大極殿前の特設ステージを臨む場所に「風車が奏でる黄龍の風」と題したオブジェが設置されていて、澄んだ秋空に映えていた。
やっぱり、現れた、「せんとくん」や「天平衣装体験」参加のお客さんも交えて、天平ムードが盛り上がる。
第一次大極殿前のステージで奈良朱雀高等学校の和太鼓部「和太鼓 秋篠」の出演。
若さが弾けるようなステージだった。
次に島根県浜田市の石見神楽・長澤社中。
落ち着いた雰囲気の神楽で、着付けの大胆さと楽と舞、口上に特徴があるという。
明治時代に始まり、戦時中は年寄りと子どもたちで神楽を守ってきた。
演目「神武」は神武天皇の大和制圧と即位までを神楽化ている。
神武天皇は、日向を発ち、大和にいた長髄彦(ながすねひこ)を滅ぼし、橿原の地で即位する。
(まさにネイティブを侵略したわけであるが、勝者の論理で、長髄彦は悪役である。)
秋の平城京はススキに覆われていた。
宮内庁跡に天平の面影を垣間見る小春日和だった。
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何も語るまい。BEPPINさんに癒されてください。
2013アーカイブ
2014アーカイブ
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<聖武天皇と光明皇后>
13時にJR奈良駅を出発した一行は三条通り、春日大社一の鳥居を通過。
東大寺参道を少し逸れて、奈良公園内を迂回、南大門を目指す。
色づき始めた紅葉をバックに悄然と歩く一行に悠久の時を想う。
南大門に到着した一行。
14時半ごろに東大寺大仏殿の中門に着いた。
中門前では、麻の布に顔を描いた布作面(ふさくめん)を身につけた人が、伎楽舞踊を奉納した。
悠久の時を超えて、東大寺大仏殿に参詣す。
孝謙天皇・聖武太上天皇・光明皇太后が東大寺へ行幸、大仏の開眼供養を行ったのは、実に752年のことであった。
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「天平行列・東大寺参詣」 1 ~華やかな時代絵巻
文化の日に奈良時代の天皇や貴族に扮した時代絵巻「天平行列 東大寺参詣(さんけい)」があり、きらびやかな衣装を身につけた90人が、JR奈良駅から東大寺までの3・5キロを練り歩いた。
これは、聖武天皇と光明皇后の東大寺参詣の当時の様子を再現したもの。
1250年前は平城京から東大寺、転外門(下・写真)を通るほぼ直線コースであったと思われるが、現在はJR奈良駅前から三条通を通り、春日大社一の鳥居を抜ける。
ミス奈良を先頭に一般公募の女官たちの列に外人観光客も大喜びでシャッターを切り続けていた。
煌びやかな行列でカメラマンにとっては絶好の被写体なのだが、シャッター・チャンスを警備員に何度も阻まれた。
いくら、仕事とはいえ、何のための天平行列なのか、警備過剰は本末転倒だと思うのだが。
せめて、絵的に違和感のない服装で警備してもらいたいものだ。
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生駒の山頂近くに、なかなか、予約の取れない人気レストランがある。
スリランカ料理の「ラッキー・ガーデン」である。
第二阪奈道路の壱分ランプあたりから、ずんずん、山を上っていく。
細い急坂を登りきったあたりにお洒落な山小屋風の建物が連なっていた。
あたりに漂う、カントリームードは、ここが、関西とはとても思えない。
パンフレットには、このように書かれている。
「創業者でこの家の元・住人は1980年より毎年、医療ボランティアとしてスリランカへ渡りました。病院建設や巡回医療活動を通じて、現地に多くの友人ができました。
その後、この家にホームスティしていたスリランカ人シェフが訪れた人たちにカレーをご馳走していました。このカレーのおいしさが評判になり、友だちが友だちを呼び1999年、「森のレストラン・ラッキーガーデン」が誕生しました。」
お店は二つのエリアに分かれていて、奥の「羊エリア」に行ってみた。
羊たちのガーデンの奥には山羊ガーデンがある。
何か、本当にのびのび、のんびり暮らしているようだ。
横の山小屋では、手軽なランチをいただくことができる。
休憩もでき、何時間でも、のんびり、できそうな空間である。
ここで、ときおり、コンサートも催されるそうだ。
本館に戻って、ランチである。
席、それぞれに眺望もよく、内装も落ち着いた佇まい。
Aコース、1700円は「朝採れ野菜のサラダ、?の揚げ物、フィンガーフィッシュ、カレー2種、イエローライス、ナン、セイロン紅茶」。
スリランカ料理を初めて食べたが、とても、おいしく、日本人に馴染めそうな感じがした。
ここにきたら、ミルクティを注文すべし。
シェフの、こんなパフォーマンスが見れる!
まるで、繋がっているようなミルクティである。
コダワリのミルクティ。おいしいにきまっている。
アイス・ミルクティも、コクがあって、飲みやすい。
これから、私にとっても、癒しのスポットになるであろう、お店である。
ホームページはこちら↓
「ラッキーガーデン」HP
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11月1日、開催の「平野区民まつり」。
雨天が心配されたが、午前中にぱらついただけで、どうやらもって、午後からは来場者も増えた。
メインステージには様々な出し物が登場し、大いに盛り上がっていた。
学生フェスタ会場のミニステージでは手話ダンス「チュッパチャップス」が。
各地域団体も趣向を凝らした出店で大賑わいだった。
長吉六反のスマートボールすくい。
平野南のボール入れゲーム。
加美南部のバザーとフランクフルト。
加美南部で新たに始めた、コミュニティ・ビジネス「着物DE加美南の紙漉き再生紙の絵葉書」も登場。
さっそく、藤井区長にご協力いただいていた。
お買い上げ、ありがとうございます!
新平野西の「たこ焼き」。
こちらも、新たに始めた地活協ブログにて詳しく紹介しております。
↓ (クリック)
新平野西地域活動協議会ブログ
自衛隊による災害時の炊き出し訓練。
震度6.5の地震疑似体験もできた。
そして、ふたたび、藤棚前のストリート・パフォーマンスでは・・・
怪しげなサンドイッチマンがビラを撒いていた。
悠以(ゆい)ちゃんのコンサートのビラらしい。
ストリート・パフォーマーが続く。
「バルーンアート・ハッシ―」さん。
「大道芸チャイ」さん。子どもたちが目を輝かせる。
「マジック宮嶋」さん。
「幸せが逃げないようにぎゅうっとね!」
マジックの中にハートウォーマーなエッセンス。
そして、お待ちかね、「ニューハーフ・シンガ―ソングライター・悠以」の登場!
「CDを2枚、お買い上げいただくと、ホルモン注射が打てます。切実なのです。」
と笑わせる。
12月の「人権のお祭り」では「性同一性障がいの講演」とステージも予定されている。
男声と女声を使い分ける歌唱も斬新だ。
オリジナルの「彼女」という曲がよかった。
これから、ブレイクの予感がするニューハーフ・シンガ―である。
(↓クリック)
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11月1日、平野公園で平野区役所主催の区政40周年記念「平野区民まつり」が開催された。
ひらふわ応援団と六反南保育園児による「ひらちゃん」の歌でオープニング。
午前中は小雨のため、出足は鈍かったが、午後からは来場者も増えて、大盛況!
メイン・ステージの観客も増えて、大いに盛り上がった。
グラウンド裏の藤棚前ステージでは、ストリート・パフォーマンスが面白い!
異色のユニット“Temp等(てんぷら)”のステージが始まった。
長吉東部地活協の岡田会長と、まちづくりセンターのお二人による愉快なステージ。
曲目は「ゲラゲラポーのうた」、「踊るポンポコリン」。
不審なサンドイッチマンも現れて、ちょっと、恐いけど、面白い!
(正体は“笑うアンパンマン”だとか)
前半のトリは南米民族音楽隊「ANIMO」(アニモ)。
大人気のアマチュアバンドで、名曲「花祭り」の演奏が始まると道行く人も立ち止まって、聴き入った。
ラストの「コンドルは飛んでいく」まで、観客を魅了し続けた。
「ANIMO」をお聴きください。↓
南米民族音楽隊「ANIMO」ライブ
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「古事記」の世界を紹介する特別展「語り継ぐココロとコトバ 大古事記展」が奈良県立美術館で開催中。
神像や神宝、出土品など、古代の宝物から現代アートまで多彩な展示を通じて、神話から歴史に連なる壮大な物語を五感で味わえる構成。
この日は前庭で国の重要無形民俗文化財「高千穂の夜神楽(よかぐら)」が披露された。
かわいい高千穂観光大使も駆け付け、公演に花を添えた。
「高千穂の夜神楽」は古くからこの地方に伝承され、秋の実りへの感謝と翌年の豊穣を祈願し、11月中旬から2月上旬にかけて神楽があちこちの神楽宿で奉納される。
夜神楽は三十三の番があり氏神様を神楽宿に迎えた夕方から始まり翌日の昼前まで舞い続けられる。
この日は代表的な四番が披露された。
まずは猿田彦神の登場。
天照大神(あまてらすおおみかみ)が天岩戸(あまのいわと)に隠れられてしまった折に、 岩戸の前で天鈿女命(あめのうずめのみこと)が調子面白く舞ったことにより、神々が大笑いし、 不審に思った天照大神が姿を表したという古事記の世界を題材としている。
独特のリズムと世界観が見るものを神話の世界へと誘う。
古都の秋は静かに深まっていく。
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