奈良公園・氷室神社 ~ ”奈良の一番桜” が咲くころ
氷室神社は若草山の近くを流れる「吉城川」上流域にある「月日磐(つきひいわ)」と呼ばれる巨石に「氷神」をお祀りしたことにその由緒を持つ。
月日磐には氷室が設置され、冬の寒さで生み出された氷を夏になるまで保存し、春から夏にかけては平城宮にその貴重な氷を献上するという儀式が奈良時代の間、常に行われ続けたという。
ここの桜は奈良で一番早く咲くというので「奈良の一番桜」ともいわれる。
長年、このあたりを歩きまわっているが、吉城苑と氷室神社の裏口が繋がっており、双方で行き来できるとは知らなかった。
番外編;県庁近くの料亭の庭。