向日葵が咲く丘で ~「永遠の一瞬」
ぎらつくような夏の太陽光を一身に受けて咲く向日葵。
あのころは向日葵のように暑さなんて、お構いなしに夏空の下で躍動していた。
時は知らぬ間に駆け抜けていったが、煌めいた想い出が今でも色褪せないのは、
きっと、あの時が「永遠の一瞬」だったから。
向日葵が咲く丘を歩けば、また、君に会えそうな気がする。
向日葵が咲く丘で ~「永遠の一瞬」
ぎらつくような夏の太陽光を一身に受けて咲く向日葵。
あのころは向日葵のように暑さなんて、お構いなしに夏空の下で躍動していた。
時は知らぬ間に駆け抜けていったが、煌めいた想い出が今でも色褪せないのは、
きっと、あの時が「永遠の一瞬」だったから。
向日葵が咲く丘を歩けば、また、君に会えそうな気がする。
富貴蘭の繊細 ~宇治市植物公園 ③
暖地の樹木に自生する着生ランで、原種、日本の風蘭だという。
富貴蘭展が開催されていた。
こんなに繊細な美を誇る植物は見たことがない。
熱帯温室を散歩した。
ヒヨドリだろうか、どこから入ったのか、温室散歩を決め込んでいた。
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アガパンサスと半夏生のころ ~宇治植物公園 ②
蒸し暑い、この時期の一服の清涼剤といえるのが、アガパンサス。
そして、半夏生。
名残の紫陽花。
鬼百合、睡蓮、ムクゲは盛夏を誘う。
蜻蛉たちにとっても楽園だ。
宇治市立植物公園のプロムナード。
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蓮の咲くころ ~宇治市植物公園 ①
かつて、宇治市、久御山町、伏見区にまたがる広大な池、巨椋池(おぐらいけ)があった。
その巨椋池は蓮の名所と云われていたという。
巨椋池は昭和初期の干拓によって、消滅したが、巨椋池の固有種などは「巨椋池由来のハス」として、宇治市植物公園で栽培されている。
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蓮の咲くころ・双頭蓮(そうとうれん)の蕾 ~試しみの大仏殿・喜光寺
奈良時代の僧、行基ゆかりの喜光寺(奈良市)は薬師寺、唐招提寺、西大寺とともに蓮の寺「ロータスロード」の一角を成す。
東大寺大仏殿の建立以前に大仏殿のモデルとして建てられ、「試しみの大仏殿」とも言われた重要文化財の本堂に蓮の花はよく似合う。
その喜光寺で、1本の茎に2つの花が付く「双頭蓮(そうとうれん)」が2本現れた。
吉兆とされる「双頭蓮」が二つも出現するというのは100年に一度ではないかと副住職はおっしゃる。
ウクライナはじめ、各地の戦争が終結することを願わずにはいられない。
清らかなミズアオイや睡蓮も咲いていた。
本堂に安置されており、国の重要文化財でもある本尊「阿弥陀如来坐像」は、平安時代に制作されたもので、高さは2.3メートルほどの比較的大きな仏像で穏やかな雰囲気をお持ちである。
本尊の左右に安置されている「脇侍」の「観世音菩薩坐像」と「勢至菩薩坐像」。
こちらも本尊同様、穏やかな雰囲気と優しい微笑みを浮かべておられる。
本堂内部が写真撮影可なのはブロガーにとって嬉しいかぎりだ。
天に舞う菩薩さまたち。
弁天池のお堂に鎮座する宇賀神。
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ひまわりの咲くころ ~葛城山麓
例年、盛夏にひまわりの撮影に出かけるのが恒例となっているが、今年は葛城山麓に出かけた。
もちろん、北海道・北竜町や播磨・南光のような広大なひまわり畑は魅力的だが、実は背景も大切。
そういう意味では、雄大な葛城山を借景にした当地のひまわり畑、小規模ではあるが写真映えする。
今年ほど、ひまわりに哀愁を感じる年はない。
黄色とブルーのウクライナ・カラーに往年の名画「ひまわり」を連想してしまうからだ。
どうして、人間は愚を繰り返してしまうのだろう。
それは人間の性なのだろうか。
ヘンリー・マンシーニのテーマ曲が、また切ない。
芙蓉の花も咲いていた。
高山植物とギンリョウソウ(銀竜草)の咲くころ ~西穂高・上高地登山道
西穂山荘で雲海を堪能したあと、上高地に向けて、下山を始める。
このコースは高山植物や珍しい植生の宝庫だった。
なかでも、ギンリョウソウ(銀竜草)に出会うことができたのは印象的だった。
透明感のある白い花の姿全体が銀色の竜の様に見えることから銀竜草といわれるが、ユウレイタケともいわれる。
私にはジブリやムーミンに出てきたようなユーモラスなキャラを思い起こさせる。
腐生植物といい、山地の林内のやや湿り気のある腐葉土壌に生える。
上高地に到着。
かつては秘境といわれた上高地だが、山を下りてくると、観光客の喧騒に溢れ、もはや、俗世間としか思えない。
ここも結界なのだろう。
ひまわりの咲くころ ~盛夏彷徨
向日葵には表情がある。
盛夏の真っただ中で、敢然と太陽に向かって挑むように咲く、この花が笑顔に見えることが多い。
メダリストに贈られた向日葵は、まさに輝くような笑顔!
やがて、枯れゆく向日葵に中にも、何かをやり遂げた満足を見ることだろう。
京田辺市にひまわり畑ができたと聞きつけて、ギラギラ照りつく太陽の下、出かけて行ったが誰もいない。
畑の堆肥用で、全く手入れもされていない、ひまわりの花だけに、ワイルド感が半端なかった。
見頃はまだまだ先のよう。
続いて、木津川市州見台のいつもの夕焼け名所へ。
ここには、手入れされた、鑑賞用のひまわりが穏やかに笑っていた。
蓮の咲くころ 生蓮寺 ① ~五條市の蓮の寺
弘法大師空海が高野山に行く道すがら立ち寄ったことから「寄足山」(よらせざん)と呼ばれる五條市の生蓮寺(しょうれんじ)の蓮は、120品種300鉢になるという。
蓮が咲き乱れるお寺として最近、つとに有名になってきたので、初めてお参りに出かけた。
寺前にビオトープがあり、一杯の蓮が咲き乱れているのには、まず、驚かされた。
小さなお寺ではあるが、境内一杯の蓮も満開となっており、まさに極楽浄土の様相を呈していた。
ビオトープの蓮。
ハスの咲く頃 ~蓮の露
ハスは仏教では極楽浄土の花。
なるほど、蓮の台(うてな)、蓮台には仏が座る。
『新古今集』に「はちすの露を見てよめる」として
「蓮葉のにごりにしまぬ心もてなにかは露をたまとあざむく」(僧正遍昭)とある。
歌人は濁った水の中にあっても、汚れないで清らかさを保つハスの姿に感銘を受けたのだろう。
蓮の露は葉の上にころがる美しい露で、清浄の象徴。
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ダリアの咲くころ ~馬見丘陵公園
ダリアは奈良県では栽培が盛んで球根の出荷数は全国一といわれている。
馬見丘陵公園の一角でも、約1000株が栽培されている。
ダリアの最大の魅力は花弁が幾何学文様のようなアートを形作るところだと私は思っている。
しばし、ダリアの小宇宙への誘い。
緑のコキア・馬見丘陵公園 ~ 風鈴まつり・龍田大社
関西で一面のコキア群落を見れるスポットは少なかったが、本年より、奈良県馬見丘陵公園のカリヨンの丘で植栽されるようになった。
このモフモフ感が女子にはたまらないのだという。
コキアが真っ赤に染まる秋に、また来ようと思う。
公園では向日葵だけでなく、サルスベリも花盛りだった。
近くに来たので、龍田大社に参拝する。
かつての地元の神社で、ここに来ると時間の伸縮がなくなるような気がする。
人生のさまざまな局面でお祈りに来ていたので、その刻々の想いが一枚の楽譜のように思えてくる。
また、いつか、この地に戻れるように祈った。
風の神様だけあって、風鈴まつりが開催されていた。
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ひまわりの咲くころ ~馬見丘陵公園
ひまわりが好きな人だった。
夏の燃え盛るような太陽に向かって、敢然と挑むかのように咲く、ひまわりの花。
屈託ない笑顔で青い空を背景にすくっと立つ、その姿はまるで、強さの象徴。
でも、いつのころからか、誰にも見せることがなかった深い哀しみを知る。
弱さを乗り越えてきたからこそ、強いのだ。
あの人がひまわりを好きだった理由がわかった気がした。
赤い品種だけでなく、白いひまわりを初めてみた。
「ホワイトナイト」というのだそうだ。
(8月10日 撮影)
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立山 室堂の夏 ④ ~高山植物の咲くころ
下界の茹だるような暑さの中で、天空の庭に咲く花々を懐かしく思い出す。
爽快な空と清冽な風に吹かれて、束の間の夏を謳歌する高原の花。
ハクサンイチゲ、チシマギキョウ、チングルマ、イワツメクサ、ミヤマキンバイ、トリカブト、ハクサンフウロ、ウサギギク、コバケイソウ、イワカガミ、ツガザクラなど、不明なもの多し。
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天狗平から室堂平 ② ~ミヤマキンバイの咲くころ
室堂ターミナルに近づいてきた。
と同時に立山連峰とそれを取り巻く秀峰たちが威厳をもって迫ってきた。
高山植物もチングルマやイワカガミだけではなく、多彩を極めてきた。
なかでも、黄色が目立つミヤマキンバイは可憐な花だ。
ヨツバシオガマ、アオノツガザクラ、イワイチョウ、ツガザクラなど
山稜に流れる雲。
足跡を振り返れば、遥かな道。
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