ワンダースター★航星記

写真を撮るとは、決して止まらない時間を止めること。旅や日常生活のインプレッシブな出来事を綴ったフォトエッセイ集です。

「欧風料理 アリスの夢」 ~守口市のかわいい、温かい、美味しいお店

2024-01-30 | 大阪うまいもん

「欧風料理 アリスの夢」 ~守口市のかわいい、温かい、美味しいお店

 

 今回は友人が大阪府守口市でオーナーシェフを務めているイタリアン中心のお店「欧風料理 アリスの夢」のご紹介です。(お店は京阪守口市駅前です。)

 20数年前、建築士の彼が全く畑違いであるレストランをオープンしたときは本当に驚いたものでしたが、今や守口市でも屈指の人気店になっているようです。

 「欧風料理  アリスの夢」では、イタリアンやフレンチのみならず、和風のお料理など各国料理を手間ひまかけた自家製ブイヨンで 、アリス風にアレンジし、パスタなど欧風に仕上げたお料理を提供されています。

 店内のかわいい雰囲気、シェフやスタッフの丁寧な接客と笑顔。

 そして、何よりも家庭的な温もりのある、飛び切り美味しいお料理の数々におなかも心も喜びます。

 

 先日、シェフを交えたユースホステル活動仲間の同窓会がありました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 お祝いの日にはサプライズがあるようです。(ちなみに、これは出所祝いではありませんので。)

 

 

 TAPしてね!「欧風料理 アリスの夢」HP

 

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亀の瀬「時空の銀河」トンネル ② ~光の歴史遺産「もう、すべらせない!」

2024-01-28 | 奈良の旅

 

 

亀の瀬「時空の銀河」トンネル ② ~光の歴史遺産「もう、すべらせない!」

 


 1890年(明治23年)大阪鉄道(現JR関西本線)によって作られ、1931年(昭和6年)からの地すべりで圧壊したと思われていた亀の瀬トンネルが、2008年(平成20年)に開鑿工事で坑道を掘削中、当時そのままの形で発見された。

 当時、地すべりによって、使えなくなった亀の瀬トンネルは放棄され、線路は大和川左岸に移された。

 その後、トンネルの位置もわからなくなっていたという。

 まさに歴史的な発見となった亀の瀬トンネルだが、今、プロジェクションマッピングにより、光の歴史遺産として甦った。

 現在でも地すべりが発生すると、大和川が堰き止められ、奈良盆地や大阪平野が水没し、被害額は4.5兆円と想定される。

 人々の生活を守るために、この地では60年近くに渡って850億円以上の費用を投じて現在も地すべり対策工事が続けられている。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

   

   

 

 

 

 

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亀の瀬「時空の銀河」トンネル ① ~繰り返された地すべり現場

2024-01-27 | 奈良の旅

亀の瀬「時空の銀河」トンネル ① ~繰り返された地すべり現場

 

 奈良盆地の水を集めた大和川は、生駒山地と金剛山地のあいだの細い渓谷を抜け、大阪へと流れ出す。

 その大和川に沿った山越えの道が龍田古道である。

 現在、JR大和路線(関西線)が柏原と王寺を結んでいるが、奈良盆地を背に、右手に龍田山、左手に大和川が迫る亀の瀬周辺に差し掛かると、それまでの長閑な風景が一変する。

 初めて、この線に乗ったときは「木曽路」に来たかと思ってしまったくらいだ。

 

 

 ( 実はこの写真にかつての私の家が写っている。JR大和路線の三郷・河内堅上間が見える。)

 「亀の瀬と龍田古道」は4万年前から近代に至るまで、地すべりが繰り返されてきた交通の難所である。
 
 それはこの地に鉄道が通ったときも同様であった。
 
 トンネルも地すべりのため、幾度となく埋まり、何度も線を移動したときく。
 
 その地すべり対策で坑道を掘っているときに、偶然、かつてのトンネルに遭遇した。
 
    それが「旧大阪鐡道 亀の瀬トンネル」である。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 柏原市役所の方だろうか、丁寧にガイドしてくださった。
 
 
 
 
 
 まさか、その「亀の瀬トンネル」でプロジェクションマッピングを鑑賞できるとは夢にも思わなかった。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

 

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「大阪府立近つ飛鳥博物館」 ② ~古墳が語る古代の情景

2024-01-25 | 博物館・美術館

「大阪府立近つ飛鳥博物館」 ② ~古墳が語る古代の情景

 

 古代、難波港からみて、現奈良の飛鳥を「遠つ飛鳥」といい、羽曳野から太子町の二上山山麓一帯を「近つ飛鳥」といったという。

   南河内郡太子町から河南町にかけての丘陵上には、6世紀から7世紀の初めにかけての時期に営まれた大規模な一須賀(いちすか)古墳群(群集墳)があり、夥しい数の剣や刀、金具、耳飾り、指輪、埴輪などが出土した。

 また、築造当時の姿の「大仙陵古墳」の模型や1978年に古市古墳群の三ツ塚古墳から出土した修羅など、実物大の堅穴式石室や横穴式石室なども展示されている。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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「大阪府立近つ飛鳥博物館」 ①  ~古代国家の源流

2024-01-24 | 博物館・美術館

「大阪府立近つ飛鳥博物館」 ①  ~古代国家の源流

 

 南河内郡河南町「近つ飛鳥風土記の丘」に建つ、「大阪府立近つ飛鳥博物館」。
 日本の古代国家の形成や国際交流をさぐることができる古墳を中心とした博物館だ。

 まず、安藤忠雄氏設計の斬新で豪華な建物に驚かさせる。

 

 

 エントランスには巨大な石塔模型が聳えるように佇んでいる。

 

 

 

 

 

 また展示室は前方後円墳の形で、展示室と展示品が一体感を持ったデザインになっており、これも安藤忠雄氏の設計。

 

 

 

 上は叡福寺北古墳の石室の内部が復元されている。

 この墓には聖徳太子の他に聖徳太子の母君の穴穂部間人皇后(あなほべのはじひとこうごう)と妃の菩岐々美郎女膳臣女(ほききみのいらつめ    かしわでのおみのむすめ)の3人が葬られている。

 

 

 

 

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太子温泉 ~昭和レトロな激レア温泉

2024-01-22 | 日帰り温泉・スーパー銭湯

太子温泉 ~昭和レトロな激レア温泉

 

 二上山を東に仰ぐ南河内の丘陵地に旅館兼日帰り入浴施設の「太子温泉」がある。

   源泉は地下633mより毎分95L湧くph7.9の弱アルカリ性単純温泉で泉温33.6度のため、加水はせず、加温循環式の名湯である。

 今年1月にリニュアルオープンしたばかりだが、オーナーが広告屋さんに変わったとかで、その出で立ちも昭和レトロ色を前面に打ち出し、激レア・ムードに溢れている。

 

 

 

 

 

    懐かしいのに何だか怖い。

     

 

  お休み処(うたた寝の間)に漫画本を揃えているあたり、1日ゆっくり過ごせそうである。

 

 

 

 

 一押しなのが併設の食事処「峠の釜飯食堂」。

 うたい文句の釜飯、鶏、卵が大人気である。 

 

 

 親子丼を注文したが、炭火の薫りする鶏が最高!良質のふわ卵に満足の親子丼だった。

 

 併設の「バイク神社」はかなり、謎!だ。

 

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南河内の「叡福寺」 ~近つ飛鳥に眠る聖徳太子

2024-01-20 | 大阪の旅

南河内の「叡福寺」 ~近つ飛鳥に眠る聖徳太子

 

 大阪府南河内郡太子町の叡福寺(えいふくじ)は、聖徳太子御廟を守護するために、推古天皇によって建立され、奈良時代には聖武天皇が大伽藍を整備したと伝えられ、聖徳太子信仰の霊場として発展した。

 聖徳太子らの墓所 (御廟所) とされる叡福寺北古墳は、宮内庁により天皇家の陵墓(磯長陵=しながのみささぎ)に指定されている。

 御廟所には、母の穴穂部間人皇女(あなほべのはしひとのひめみこ)、妻の一人、膳大郎女(かしわでのおおいらつめ)、そして、太子が眠るとされているが、これには諸説ある。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 聖徳太子が飛鳥ではなく、何故、大阪に葬られているのかと不思議に思っていたが、この地は太子に近い蘇我氏由縁の地であるということがひとつある。

 故に南河内には父の用明天皇をはじめ、推古天皇、敏達天皇、孝徳天皇と聖徳太子に所縁ある飛鳥時代を代表する天皇陵が密集しているのだ。

 また、この地は首都飛鳥から難波の港へ抜ける竹内街道のとおる場所だったので、難波から見て近い飛鳥ということで、「近つ飛鳥」とも呼ばれていた。

 古代においては、この地も飛鳥の一部だったのかもしれない。

 

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「寒咲き花菜」の咲く頃  ~『春を待つ手紙』

2024-01-19 | 心の旅

 「寒咲き花菜」の咲く頃 ~『春を待つ手紙』
 
  湖岸を吹き渡る風は冷たさを増すばかりだが、遠くで春の足音を感じたような気がした。
  寒咲きの菜の花(カンザキハナナ)が咲く頃、また、この歌が聴きたくなる。 
  「人間だから求めてしまうけど・・・ 」

      ~被災地の皆さん、春は必ず、やってくる。私もそれを信じて頑張ります。(春待ち人)


  

  


          


          

          

          

          

          


         春待人

    薄氷のせせらぎがコトコトと
    穏やかなまどろみを起こします

    キッチンには君がいて
    コトコトと朝仕度の音が聞こえます

    僕はまだ半分、夢の中さ 
    一面の菜の花畑が広がる

    もうすぐ、二人が待ち焦がれた季節がくる


    穏やかな陽だまりでコロコロと
    何気ない幸せが揺れています

    お揃いのカップを並べて
    コロコロ笑う君は、とても楽しそうです

    昨日の涙は忘れたんだね
    一面の菜の花畑が広がる

    もうすぐ、二人が待ち焦がれた季節がくる


                  (by あずき煮えた)


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大阪中之島美術館をあとにして ~黄昏時のアートな街

2024-01-17 | 大阪の旅

大阪中之島美術館をあとにして ~黄昏時のアートな街

 

 大阪中之島美術館で開催されていた「テート美術館展 光」の観覧を終え、会場を後にする。

 ヤノベケンジ氏の「ジャイアント・トらやん」が見送ってくれた。

 

 

 

 館の前には、作者同じくヤノベケンジ氏の守り猫「Ship’s Cat」が佇んでいた。

 

 

 

 

 

 

 街なかもアートに溢れていることに気が付いた。

 

 

 

 

 

 

 

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テート美術館展 光 ④ ~現代の多様な光・アート

2024-01-16 | 博物館・美術館

テート美術館展 光 ④ ~現代の多様な光・アート

 

 室内に窓から入ってくる光の効果に着目することから始まった。

 柔らかな光によって、個人の内面をも映し出すようだ。

 やがて、光そのものを表現手段として用いるようになる。

 その試みは光が鑑賞者を包み込むインスタレーションへと進化する。

 

 「室内、床に映る陽光」ヴィルヘルム・ハマスホイ

 

 「室内」ヴィルヘルム・ハマスホイ 

 

 「母と子」ウイリアム・ローゼンスタイン

 

 「ナタラ-ジャ」ブリジット・ライリー

 宇宙の踊り手として描かれてきたヒンドゥー教のシヴァ神をイメージしているという。

 

 

 「スウイング」ワシリー・カンディンスキー

 

    「アブストラクト・ペインティング」ゲルハルト・リヒター

 

 「カラーサイクルⅢ」ピーター・セッジリ―

 

 

 「フリック・レーンのスペクトル2」デイヴィット・バチェラー

 

 「黄色vs紫」オラファー・エリアソン

 

 「星屑の素粒子」オラファー・エリアソン

 

   

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テート美術館展 光 ③ ~LIGHTに魅了された画家たち

2024-01-14 | 博物館・美術館

テート美術館展 光 ③ ~LIGHTに魅了された画家たち

 

 ジョン・ブレットの「ドーセットシャーの崖から見るイギリス海峡」はテート美術館展の中心的なパブリシティを担った。

 たっぷりとした陽光が青い海に降り注ぎ、雲の間から差し込む光、いわゆる「天使の梯子」は劇的な効果を生んでいる。

 何度も航海に出た経験があったブレットは、海と空、そして光というモチーフを体験を基に緻密に描き出している。

 

 

 神話や聖書の従来のテーマから現実の世界にテーマは変わった。

 

 「ペール・オレンジと緑の黄昏」ジェームズ・アボット・マクニール・ホイッスラー

 

 

 「エプト川のポプラ並木」クロード・モネ

 

 「ポール・ヴィレのセーヌ川」クロード・モネ

 

 「ヨットの行列」フィリップ・ウィルソン・スティーア

 

 「ビィの古い船着き場へ至る小道」アルフレッド・シスレー

 

 

 「春の小さな草地」アルフレッド・シスレー

 

 「水先案内人がいる桟橋、ル・アーヴル、朝、霞がかった曇天」カミーユ・ピサロ

 

 「モレ・シュル・ロワン」アルマン・ギヨマン

 印象派が描く光は本当に美しい。

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テート美術館展 光 ② ~Natural Light(自然の光)

2024-01-13 | 博物館・美術館

テート美術館展 光 ② ~Natural Light(自然の光)

 

 移りゆく自然の光のきらめきを瞬間的に捉え、表現する。

 「ハリッジ灯台」ジョン・コンスタブル

 大空を移りゆく雲や大気の様子が作品の面積の大半を占める。

 光の加減とともに雲が変化する様子が細密に描かれている。

 

 

   

 「風景」(風車)ジョン・リネル  

   

 「噴火するヴェスヴィオ山とナポリ湾の島々を臨む眺め」ジョゼフ・ライト・オブ・ダービー

   

 

 「露に濡れたハリエニシダ」ジョン・エヴァレット・ミレイ

   

   

 「トスカーナの海岸の灯台と月光」ジョゼフ・ライト・オブ・ダービー

   

 「光と色彩 大洪水の翌朝 創世記を書くモーゼ」ジョセフ・マロード・ウイリアム・ターナー

   

 パブリシティにも使われた展覧会の代表作品。水平線の輪郭よりも光に焦点を当てている。

 「湖に沈む夕日」ジョセフ・マロード・ウイリアム・ターナー

   

   

   

   

   

 

 「私の妻の庭」ジョン・ヤングハンター

   

  

 

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テート美術館展 光 ① ~Spiritual Light(精神的な光)

2024-01-12 | 博物館・美術館

テート美術館展 光 ① ~Spiritual Light(精神的な光)

 

 「テート美術館展 光」は、英国・テート美術館のコレクションより「光」をテーマに作品を厳選し、18世紀末から現代までの約200年間におよぶアーティストたちの独創的な創作の軌跡に注目する企画展である。

 大阪中之島美術館にて開催されている。(~1月14日まで)

 

 

 

 

 まずはブレイクやジョーンズ、ターナーらが描く Spiritual Light(精神的な光)の世界。

 宗教を描く精神的な崇高な光である。

 

 「愛と巡礼者」エドワード・コーリー・バーン・ジョーンズ

 

 「陽光の中に立つ天使」ジョセフ・マロード・ウイリアム・ターナー

 

 

 「大洪水」モーア

 

 「善の天使と悪の天使」ウイリアム・ブレイク

 

 「アダムを裁く神」ウイリアム・ブレイク

 

 「ポンペイとヘルクラネウムの崩壊」ジョン・マーティン

 

 

 

 

 

 「無垢なる幼児たちの勝利」ウイリアム・ホルマン・ハント

 キリスト降誕を恐れたヘロデ王が無垢なる幼児たちを殺したことを知ったマリア、ヨセフ、幼子イエスがベツレヘムからエジプトへ逃げる場面を描いたもの。

 

 

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「舟唄」に寄せて  ~追悼 八代亜紀さん   

2024-01-09 | 心の旅

「舟唄」に寄せて   ~追悼 八代亜紀さん   

 

 大晦日の夜、留萌(るもい)本線、増毛(ましけ)駅前の小さな居酒屋。
 故郷である雄冬に帰るべく、増毛までやってきた男。
 陸の孤島と云われる雄冬へは、ここから船に乗らなければならないが、生憎の時化のため、欠航。
 彼は仕方なく、この小さな居酒屋「桐子」で年越しをする羽目になる。
 店のおかみさん、倍賞千恵子相手に猪口を傾ける高倉健。
 店には彼等の他、誰もいない。
 行き場を失い、心に風穴を開けた二人の男女が互いの孤独を埋め合うように寄り添う。
 テレビでは紅白のトリ、八代亜紀が「舟唄」を唄っていた。

 窓の外は雪、雪、雪。
 「舟唄」がしみいるような北の冬景色である。  (駅STATIONより)

 

 それまで、POPSやフォークばかり聴いていた少年のころ、この映画を見て、初めて演歌の素晴らしさを知った。

 八代亜紀さんのご冥福を心よりお祈りします。

 (TOP画像をクリックしてください。) 

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舞鶴「赤れんがパーク」 ~ノスタルジックな旧海軍兵器庫

2024-01-08 | 京都の旅

舞鶴「赤れんがパーク」 ~ノスタルジックな旧海軍兵器庫

 

 舞鶴市のランドマークといえる「赤れんがパーク」は明治34年に旧舞鶴鎮守府が置かれ兵器庫として造られた赤れんが倉庫群のことで8棟が国の重要文化財に指定されている。

    1号棟が魚形水雷庫だった「赤れんが博物館」。

 

 

 

   1号棟(赤れんが博物館)から海沿いのボードデッキになっており、海自の船を臨むことができる。

 

   

 2号棟は予備艦兵器庫だったが舞鶴市政記念館となっている。

 2号棟内部。ステンドグラスがつけられて、教会のようなノスタルジックなムードに溢れている。

 

 

 

 

 3号棟は弾丸庫並小銃庫だったが、「まいづる智恵蔵」(博物館・ギャラリー)となっている。

 海軍カレーも食せる。

 

 

 

 4・5号棟が兵器庫や水雷庫だったが、今は工房やイベントホールとなっている。

 

 左が3号棟、右が4号棟、奥が5号棟。

 

   

   

 

 

   

 

 

 

   

 

 

 5号棟の内部。中をレールが通っている。

 

 突然、現れる東郷平八郎元帥。

 日露戦争でバルチック艦隊を破った英雄。

 海軍の魂が今も息づいているようだ。

 

 倉庫の前に鉄道の線路が敷かれており、レールは倉庫の中まで通っている。