生駒ケーブルに乗って、インドネシア料理 ~「摩波楽茶屋-マハラジャヤ」
近鉄生駒駅と接続している鳥居前駅~宝山寺駅、宝山寺駅~生駒山上駅は「生駒ケーブル」が結んでいる。
生駒ケーブルは日本最古のケーブルカーで、大正時代に宝山寺詣の人たちのために開設されたという。
その歴史を紐解くと・・・。
1918年 | 8月29日、日本初のケーブルカーとして、鳥居前駅〜宝山寺駅間に国産技術による「生駒ケーブル」が誕生。 |
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1926年 | 輸送力増強のため北側に宝山寺2号線を増設。複線化が完成。 |
1929年 | 生駒山上遊園地の開業にともない山上駅を建設。現在の姿に。 |
1944年 | 物資供給のため宝山寺2号線撤去。山上線は海軍専用使用。宝山寺1号線のみ営業を継続。 |
1945年 | 山上線が復活。 |
1953年 | 宝山寺2号線が復活。 |
2000年 | ブル・ミケ・ドレミ・スイートが登場。 |
2018年 | 生駒ケーブルは100周年を迎える。 |
昭和レトロな車両も現役で活躍しているが、子どもたちに大人気な車両は「ミケ」と「ブル」である。
山上線の「スイート」はケーキをイメージ。
生駒山へは車で行くことが多いので、ケーブルの利用は滅多にないのだが、それには理由があった。
目指すは宝山寺参道にある「インドネシア料理店・摩波楽茶屋」さんのランチ。
酷暑だから、当然、ビール!でしょ。
《摩波楽茶屋-マハラジャヤ-》さんは、バリ島出身のシェフが奈良地産の食材で創る本格インドネシア料理店。
元旅館をリニュアルした店内には奈良盆地を一望できるテラス席もある。
酷暑じゃなかったら、是非!という特等席である。
店内はバリ気分。